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Mozkey v0.7.3

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@koyasi777 koyasi777 released this 28 May 15:59
80dec9d

Mozkey icon

Mozkey(もずきー)

Mozkey v0.7.3 は、

  1. キー設定 #62
  2. Windows 既定 IME 設定 #60
  3. IME モードインジケータ表示 #61

を改善したリリースです。

キー設定エディタで、1つのキー入力に複数のコマンドを順序付きで割り当てられるようにしました。

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たとえば、ライブ変換中に F7 で全角カタカナへ変換したい場合、変換済みの文節構造が残っていると、入力中の文字列全体ではなく、最初の文節だけがカタカナ化されることがあります。

従来は、いったんキャンセル相当の操作で未確定文字全体を一文節として扱う状態に戻してから、あらためて F7 を押す必要がありました。v0.7.3 では、F7 に Cancel|ConvertToFullKatakana のようなコマンド列を割り当てることで、この操作を1キーにまとめられます。

また、Windows 版の設定画面から Mozkey を Windows の既定 IME に明示的に設定し、変更前の設定へ戻せるようにしました。

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IME モードインジケータは、Windows のライト / ダークテーマに合わせて、ライトの場合はライト用のインジケータが表示されるようになりました。

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Summary

  • キー設定エディタで、1つのキーに複数コマンドを割り当て可能にした
  • Cancel|ConvertToFullKatakana のように、ライブ変換中の文節状態を戻してから全角カタカナ化する操作を1キーにまとめられるようにした
  • Commit|IMEOff のように、確定後に IME をオフにする操作も1キーにまとめられるようにした
  • コマンドシーケンスを | 区切りで保存し、UI では Cancel → ConvertToFullKatakana のように表示
  • Windows 版の設定画面に、Mozkey を Windows の既定 IME に設定するボタンを追加
  • 変更前の Windows 既定 IME 設定へ戻すボタンを追加
  • Windows の IME モードインジケータが、Windows のライト / ダークテーマに追従するように改善
  • 関連する日本語 / 英語 UI 文言と README を更新
  • Mozc BUILD_OSS6148 から 6149 に更新

主な変更

1つのキーに複数コマンドを割り当てられるようになりました

キー設定エディタで、1つのキー入力に対して複数のコマンドを順序付きで割り当てられるようになりました。

例:

  • Cancel|ConvertToFullKatakana
  • Commit|IMEOff
  • Convert|ConvertNext
  • Convert|ConvertNext|Commit

設定画面では、これらのコマンド列を次のように表示・編集できます。

  • Cancel → ConvertToFullKatakana
  • Commit → IMEOff
  • Convert → ConvertNext
  • Convert → ConvertNext → Commit

コマンド列は左から右へ順番に実行されます。

ライブ変換中の F7 全角カタカナ変換を扱いやすくしました

ライブ変換中に F7 で全角カタカナへ変換したい場合、変換済みの文節構造が残っていると、入力中の文字列全体ではなく、現在の文節だけがカタカナ化されることがあります。

たとえば、ライブ変換によって未確定文字列が複数文節として扱われている状態では、F7 の全角カタカナ変換が「入力全体」ではなく「選択中の文節」に対して適用される場合があります。

この場合、従来は次のような操作が必要でした。

  1. キャンセル相当のキーを押す
  2. 未確定文字全体を一文節として扱う状態に戻す
  3. その後に F7 を押す
  4. 入力中の文字列全体を全角カタカナへ変換する

v0.7.3 では、たとえば F7 に次のようなコマンド列を割り当てられます。

Cancel|ConvertToFullKatakana

これにより、ライブ変換中でも「文節状態を戻す → 全角カタカナへ変換する」という操作を1キーで実行できます。

ライブ変換を使いながら、商品名、固有名詞、外来語、技術用語などをまとめてカタカナ化したい場合に扱いやすくなります。

状態をまたぐ操作も1キーにまとめられます

複数コマンドは、左から右へ順番に実行されます。

そのため、1つ目のコマンドで IME の状態を変え、2つ目以降のコマンドを変更後の状態に対して実行できます。

例:

Commit|IMEOff

これは「未確定文字列を確定してから IME をオフにする」操作です。

Convert|ConvertNext

これは「変換状態へ入ってから次候補へ進む」操作です。

Convert|ConvertNext|Commit

これは「変換状態へ入り、次候補へ進み、その候補を確定する」操作です。

従来は複数のキー操作に分ける必要があった処理を、キー設定として1つの操作にまとめられます。

エクスポートされるキー設定では、複数コマンドは | 区切りで保存されます。

Windows の設定画面から Mozkey を既定 IME にできるようになりました

Windows 版の設定画面に、Mozkey を Windows の既定 IME として設定するボタンを追加しました。

あわせて、変更前の Windows 既定 IME 設定へ戻すボタンも追加しています。

この変更は、ログオン時に自動で既定 IME を変更するものではありません。ユーザーが設定画面でボタンを押した場合だけ実行されます。

設定時には、変更前の Windows default input method override と、日本語 InputMethodTips の順序を保存します。復元時には、保存していた設定を戻します。

すでに Mozkey が既定 IME の場合は不要なバックアップを作らず、未復元のバックアップがある場合は復元点を上書きしないようにしています。

IME モードインジケータが Windows テーマに追従するようになりました

Windows 版の IME モードインジケータが、Windows のライト / ダークテーマに合わせて表示されるようになりました。

これまでは、インジケータのスプライトが固定の dark 系カラーで生成されていたため、Windows をライトテーマで使っている場合でもインジケータだけ dark 寄りの見た目になる場合がありました。

v0.7.3 では、Windows のアプリテーマを見て light / dark の配色を切り替えます。

Windows のテーマ設定が変更された場合も、インジケータのキャッシュを作り直し、新しいテーマに合わせた表示になります。

Zenz / オフライン動作

この MSI は、これまでと同様にローカル Zenz 補正用の runtime と GGUF model を同梱したパッケージです。

同梱内容の例:

  • mozc_zenz_scorer.exe
  • llama-server.exe
  • models\zenz-v3.2-small-Q5_K_M.gguf
  • third-party license notices

Zenz runtime は localhost の llama-server.exe を使うローカル推論用の構成であり、外部サーバーへ入力内容を送信する目的のものではありません。

インストール

通常の 64-bit Windows では以下を使用してください。

  • Mozkey_v0.7.3_x64.msi

内部的には、v0.7.0 / v0.7.1 / v0.7.2 と同じ UpgradeCode を維持しています。

  • ProductVersion: 3.33.6149.100
  • ProductCode: {9B9C396C-0832-413B-9125-AF11157B4A4C}
  • UpgradeCode: {DD94B570-B5E2-4100-9D42-61930C611D8A}
  • TSF / COM registration identifiers: 維持
  • install path: 一部 Mozc のまま維持

v0.7.2 から v0.7.3 への通常 MSI upgrade を検証しています。

SHA256

Mozkey_v0.7.3_x64.msi

56CB870FFE57856C8113F12CEE2F2D2D5E23D1E5C30F883DEA59C78AEE318F51

Build information

  • release: v0.7.3
  • tag: v0.7.3
  • commit: 80dec9d8a338ef63a665fb724ae9e6ba4ce343eb
  • installer: Mozkey_v0.7.3_x64.msi
  • Mozc BUILD_OSS: 6149
  • ProductName: Mozkey
  • ProductVersion: 3.33.6149.100
  • ProductCode: {9B9C396C-0832-413B-9125-AF11157B4A4C}
  • UpgradeCode: {DD94B570-B5E2-4100-9D42-61930C611D8A}
  • Manufacturer: koyasi777

Validation

Build / package

  • Windows package build passed from latest main
  • MSI metadata checked
  • MSI administrative extract passed
  • extracted mozc_server.exe version was 3.33.6149.100
  • extracted mozc_tool.exe version was 3.33.6149.100
  • extracted mozc_renderer.exe version was 3.33.6149.100

Upgrade install

  • v0.7.2 to v0.7.3 upgrade install passed
  • installer returned 3010
  • reboot completed
  • installed registry version became 3.33.6149.100
  • installed ProductCode became {9B9C396C-0832-413B-9125-AF11157B4A4C}
  • Google Japanese Input side-by-side registration remained present
  • HKLM TIP registration remained present
  • Get-WinUserLanguageList retained Mozkey / Mozc TIP
  • RegisterTIP64 returned 1
  • EnableTipProfile returned 1
  • extracted payload and installed binaries matched by SHA256

Installed binary hashes

mozc_server.exe

814BABFA813A93EB82677C93D020F1DDAA412A73FC8C9A60E48D3369B6F87EEF

mozc_tool.exe

A2949A1E49280A7D37643672925C8575B1F9BF1119101104B28BC258EA1DFF51

mozc_renderer.exe

48F98CCF6ED7F73E1C83048813E052C5922C2831BD49BC4838F56FD74CEC3DC8

IME behavior

  • Mozkey can be selected as an input method
  • Japanese input works
  • Settings dialog opens
  • Keymap editor opens
  • Command-sequence editor opens from the keymap editor
  • Cancel|ConvertToFullKatakana can be configured
  • Commit|IMEOff and similar command sequences can be configured
  • Exported keymap uses the expected | format
  • Mozkey can be explicitly set as the Windows default IME from the settings dialog
  • Previous Windows default IME setting can be restored
  • IME mode indicator follows Windows light / dark theme changes

Notes

このビルドは google/mozc の公式配布物ではありません。

個人用 fork の experimental / pre-release build です。

MSI は署名されていないため、Windows の警告が表示される場合があります。

Zenz 同梱版は、ローカル推論 runtime と GGUF model を含むため、MSI のファイルサイズが大きくなります。

Zenz runtime は localhost の llama-server.exe を使うローカル推論用の構成であり、外部サーバーへ入力内容を送信する目的のものではありません。