Releases: koyasi777/mozkey
Release list
Mozkey v0.7.7
Mozkey(もずきー)
Mozkey v0.7.7 の主な改善点は次のとおりです。
- Zenz ライブ補正の安全性向上: ユーザー辞書由来の表記、ASCII / mixed-script 表記、記号幅・記号スタイルを Zenz 補正が壊しにくくしました。
- Zenz feedback learning の整理: Space で通常候補へ戻しただけでは即 rejected とせず、最終確定値を見て feedback を保存するようにしました。Zenz feedback は full-sequence の観測記録として扱い、安全に逆投影できる場合のみ Mozc の履歴学習へ反映します。
- Zenz 補正の却下履歴に基づく再利用抑制と自動ブロック: 採用回数よりも却下回数が多い Zenz 補正を、保存済み feedback による優先候補・live correction fast path として再利用しにくくしました。また、Zenz 補正の却下回数がしきい値に達した補正を、設定に応じて自動ブロック扱いにする仕組みを追加しました。
- 分割入力時の日本語文脈変換改善:
彼 | になった、修正 | したん、練習 | ならなど、確定済み左文脈と現在入力の境界で起きる誤変換を抑制しました。 - ライブ変換 UI の安定化: ルビ表示とサジェストウィンドウの重なり、候補ウィンドウの空枠表示、表示直後の枠だけ表示、フォーカス復帰後のちらつきなどを軽減しました。
- 入力操作の改善: Shift 英字復帰由来の raw ASCII サジェスト抑制、中黒
・の単打確定対応、促音便途中形でのライブ変換維持を追加しました。 - 一般語彙カバレッジの拡充: 日常語彙、実務語彙、IME / Web / UI / 技術系語彙を追加し、英語綴り候補は第一候補を汚しにくい補助候補として扱う方針にしました。
- Windows IME profile icon の切り替え: Windows 版 Mozkey の IME profile icon を、設定画面から「既定」「モノクロ(黒)」「モノクロ(白)」へ切り替えられるようにしました。
概要
v0.7.7 では、主に次の領域を更新しました。
1. Zenz ライブ補正の採用安全化
2. Zenz feedback learning / rejection policy / auto-block の整理
3. 確定済み左文脈を使った日本語文脈変換の改善
4. ライブ変換中の候補表示・ルビ表示の安定化
5. 入力操作、句読点・記号、促音便途中形の改善
6. 一般語彙カバレッジの拡充
7. Windows IME profile icon 設定
8. upstream Mozc の低リスク基盤更新取り込み
Zenz 補正まわりでは、補正結果を強くするよりも、ユーザーがすでに示している意図を壊さない方向に整理しました。
具体的には、ユーザー辞書由来の表記、ASCII / mixed-script 表記、全角 / 半角の記号スタイル、過去の rejected feedback を尊重するようにしています。
通常変換まわりでは、左側を先に確定してから続きを入力した場合に起きる誤変換を抑制しました。日本語入力では、一括入力なら自然に変換できる文字列でも、途中確定を挟むと文脈が切れて誤変換しやすくなります。v0.7.7 では、この「確定済み左文脈」と「現在入力」の境界を見て、機能語列や述語表現が内容語候補に食われるケースを抑えています。
Windows renderer まわりでは、ライブ変換中のサジェストウィンドウとルビ表示の重なり、空の候補ウィンドウ、表示直後の枠だけ表示、フォーカス復帰後のちらつきなどを軽減しました。
1. Zenz ライブ補正の安全性向上
Zenz live correction の採用時に、Mozc 通常ライブ変換側で出ているユーザー意図を壊しにくくしました。
対象の例:
ユーザー辞書由来の表記
ASCII 表記
mixed-script 表記
全角 / 半角の記号スタイル
たとえば、通常 Mozc ライブ変換でユーザー辞書により もずきー -> Mozkey が出ている場合、Zenz がそれを モズキー のような一般的な表記へ戻してしまうことを抑制します。
保護対象は、ユーザー辞書全体ではありません。現在の通常 Mozc ライブ変換結果に実際に現れている表記を保護対象にしています。
対象:
現在の通常 Mozc ライブ変換結果に現れている表記
対象外:
今回の入力に関係していないユーザー辞書語全体
ASCII / mixed-script 表記については、Zenz prompt 内で一時的に placeholder 化し、Zenz 応答後に元の表記へ戻します。
日本語のみのユーザー辞書表記については、prompt で無理に固定せず、Zenz 応答後に output-side guard で安全に修復できる場合のみ採用します。安全に修復できない場合は、通常 Mozc ライブ変換結果へ戻します。
また、保存済み accepted Zenz feedback を live correction fast path として再利用する場合にも、同じ採用ポリシーを通すようにしました。
これにより、一度保存された Zenz 補正であっても、現在のユーザー辞書表記を壊しにくくなります。
2. Zenz 補正時の記号幅・記号スタイル保持
Zenz が記号を勝手に正規化した場合でも、ユーザーが入力していた可視スタイルへ戻すようにしました。
対象の例:
( ) / ( )
? / ?
! / !
: / :
これは単純な全角化ではありません。
全角で入力されていた記号:
全角を維持
半角で入力されていた記号:
半角を維持
URL、path、コード片、英数字混じりの入力では、記号幅が変わると意味や見た目が壊れる場合があります。v0.7.7 では、Zenz の自然文補正を利用しつつ、記号スタイルは入力元に従うようにしました。
3. Zenz feedback learning の整理
Zenz 補正表示中に Space で通常 Mozc 候補へ戻した場合の feedback 保存を整理しました。
従来は、Space で通常候補へ戻した操作が、そのまま rejected feedback として強く保存されやすい場合がありました。
しかし Space は必ずしも「この Zenz 候補を今後使わない」という意味ではありません。
Space の意味の例:
通常 Mozc 候補を確認したい
今回だけ別候補を選びたい
候補一覧へ進みたい
Zenz 補正を明示的に拒否したい
v0.7.7 では、Space 操作だけではなく、最終確定値を見て rejected feedback を保存するようにしました。
最終確定値が観測できない:
neutral として破棄
最終確定値が Zenz 候補と同じ:
rejected として保存しない
最終確定値が Zenz 候補と異なる:
full-sequence soft negative として保存
explicit hard reject 系 reason:
明示的な hard reject として扱う
これにより、単なる候補確認や一時的な通常候補への復帰が、過剰な rejected feedback になりにくくなります。
4. Zenz feedback learning pipeline の整理
Zenz feedback store の責務を整理しました。
v0.7.7 では、Zenz feedback TSV は full-sequence の観測記録に限定します。
Zenz feedback TSV:
key = Zenz に送った完全な読み
value = Zenz が返した完全な補正候補
保存しないもの:
segment-local feedback
lexical-unit feedback
文字列 diff から推測した単語単位 feedback
Zenz の全文補正結果を、文字列 diff だけで文節単位・単語単位に分解すると、誤った学習証拠を作る危険があります。
そのため、Zenz feedback TSV には full-sequence の事実だけを保存します。
一方で、accepted Zenz 補正を安全に Mozc の通常文節へ逆投影できる場合は、Mozc user history 側へ反映します。
安全に逆投影できる場合:
Mozc user history に multi-segment commit として反映
安全に逆投影できない場合:
Zenz feedback TSV の full-sequence 記録に留める
これにより、Zenz の全文補正能力と Mozc の文節・履歴学習を混ぜすぎず、橋渡しできる場合だけ橋渡しするようにしました。
5. Zenz 補正の却下履歴に基づく再利用抑制と自動ブロック
保存済み Zenz feedback の再利用ポリシーを追加し、同じ Zenz 補正が繰り返し却下されている場合に、その補正を出し続けにくくしました。
従来は、一度 accepted feedback が保存されると、その後に同じ Zenz 補正が何度か採用されなかった場合でも、その補正が優先候補や live correction fast path として再利用され続ける場合がありました。
v0.7.7 では、Zenz 補正ごとの採用回数と却下回数を見て、却下が優勢になった補正を優先再利用しにくくしました。
さらに、Zenz 補正の却下回数がしきい値に達した補正を、自動的にブロック扱いにする設定を追加しました。Zenz 補正を即時等で使用されていて拒否したものが何度も出てしまうケースなどにご活用いただけるかと思います。
Zenz 補正の却下回数が採用回数を上回る
↓
保存済み feedback による優先再利用を抑制
Zenz 補正の却下回数がしきい値に達する
↓
auto-block 設定が有効なら自動ブロック扱い
主な状態:
feedback_preferred:
採用・却下を重み付きで見て、優先再利用できる状態
feedback_downgraded / feedback_rejected:
Zenz 補正の却下履歴により順位を下げる signal がある状態
feedback_reject_count_dominant:
Zenz 補正の却下回数が採用回数を上回る状態
保存済み feedback による優先候補・即時補正としては使わない
feedback_auto_blocked:
auto-block 設定が有効で、Zenz 補正の却下回数がしきい値に達した状態
feedback_hard_rejected:
管理 UI などで明示的にブロックされた状態
feedback_reject_count_dominant は hard block ではありません。
Zenz が新しく同じ補正を返すことや、通常 Mozc 候補を削除することまではしません。ただし、保存済み feedback による優先候補・即時補正としては再利用しません。
feedback_auto_blocked は、Zenz 補正の却下回数が設定上のしきい値に達した場合に、その補正を自動的にブロック扱いにする仕組みです。
これは、TSV に不可逆な hard reject を固定保存するものではありません。現在の設定、採用回数、却下回数、しきい値から動的に判定します。
そのため、auto-block 設定を無効にした場合や、feedback 状態が変わった場合は、判定結果もそれに応じて変わります。
この変更により、過去に一度採用した Zenz 補正であっても、その後に繰り返し却下されている場合は出にくくなります。また、明示的に hard reject しなくても、一定回数以上却下された Zenz 補正を自動的に抑止できます。
6. 分割入力時の日本語文脈変換改善
確定済み左文脈と現在入力の境界で起きる誤変換を抑制しました。
日本語入力では、一括入力なら自然に変換できる文でも、途中で左側を確定すると、現在入力だけで変換されるため誤変換が起きやすくなります。
例:
一括入力:
彼になった
-> 彼になった
分割入力:
彼 | になった
-> 彼担った になりやすい
v0.7.7 では、確定済み history と現在入力の境界を見て、名詞相当の左文脈の直後にある機能語列が、内容語候補に食われるケースを抑制します。
対象例:
彼 | になった
彼 | なのか
彼 | なんです
練習 | なら
実行 | なら
内部的には、ラティス構築後、Viterbi 前に contextual recomposition scorer を適用し、条件を満たした competing node に bounded penalty を加えます。
対象条件は限定しています。
必要条件:
確定済み history がある
左文脈が名詞相当の閉じた文脈
境界直後に機能語 prefix または whole functional chain がある
その機能語列を食っている内容語 candidate がある
副作用を避けるため、次のようなケースは対象外または慎重に扱います。
左文脈が open particle で終わる場合
例: 責任を | になった
-> 責任を担った が自然なので demote しない
と / の 単独 prefix
例: 写真 | とった
例: 田 | の字
bare な
例: ななめ
例: なか
例: なつ
単独の奈良 / 奈良県
ユーザー辞書由来候補
7. サ変名詞 + した 系の誤変換抑制
サ変接続名詞の直後に した / したの / したん を入力した場合、下、舌、シタン などの内容語候補に寄りすぎる問題を抑制しました。
対象例:
実行 | したの
修正 | したん
確認 | したのか
追加 | したんです
従来は、次のような誤変換が起きる場合がありました。
実行 | したの -> 実行舌の
修正 | したん -> 修正シタン
確認 | したのか -> 確認下のか / 確認舌のか
v0.7.7 では、確定済み左文脈がサ変接続名詞で、現在入力が した... で始まる場合に限定して、content-word hijack 候補へ soft penalty を加えます。
対象条件:
確定済み左文脈側にサ変接続名詞 predecessor がある
現在入力部分が した で始まる
lattice 上に した または し + た の述語 evidence がある
competing node が した... を内容語候補として消費している
副作用を避けるため、次のような通常の内容語文脈は壊さないようにしています。
机の下
一番下
舌の痛み
紫檀
単独の した
ユーザー辞書由来候補
固有名詞候補
8. なら / ならば / ならでは の条件表現保護
名詞相当の確定済み左文脈の直後に なら / ならば / ならでは を入力した場合、地名 奈良 に寄りすぎる問題を抑制しました。
対象例:
練習 | なら
実行 | なら
彼 | なら
従来は、次のような誤変換が起きる場合がありました。
練習 | なら -> 練習奈良
実行 | なら -> 実行奈良
彼 | なら -> 彼奈良
v0.7.7 では、条件表現としての なら 系 functional chain と競合している場合だけ、奈良 候補を狭く penalty 対象にします。
対象:
なら
ならば
ならでは
対象外:
bare な
ならない
ならん
単独の奈良
単独の奈良県
ユーザー辞書由来候補
これにより、彼なら、練習なら のような条件表現が自然に出やすくなります。
9. ライブ変換 UI / renderer の安定化
ライブ変換中の候補表示、サジェスト表示、ルビ表示の安定性を改善しました。
主な改善:
Ruby window と passive suggestion window の重なり回避
passive suggestion 上下反転時のちらつき軽減
focus 復帰後の Ruby overlay ちらつき軽減
不正 geometry による左上表示の抑制
旧 shadow / 背景の残像軽減
空の passive suggestion window の抑制
候補ウィンドウ表示直後の枠だけ表示の抑制
9.1 Ruby window と passive suggestion window の重なり回避
Ruby window が candidate / suggestion UI と重ならないようにしました。
基本方針:
Ruby window は上側表示を優先
上側が候補 / サジェスト UI と重なる場合は下側へ fallback
上下どちらも使えない場合は Ruby window を一時的に非表示
live conversion passive suggestion の表示矩形を WindowManager 側で保持し、candidate window が一時的に存在しない場合でも、直前の passive suggestion rect を回避対象に使います。
9.2 Ruby / suggestion 表示遷移の安定化
passive suggestion と Ruby overlay の表示更新順序を調整しました。
suggestion の次回表示位置を確定
↓
Ruby overlay を更新
↓
必要に応じて古い suggestion window / shadow を退避
また、同一 target の一時的な不正 geometry では、前回の安定位置を短時間維持するようにしました。target が変わった場合は、古い位置を再利用しません。
9.3 空の live passive suggestion window を非表示
candidate entry が存在していても、実際に描画される本文が空の場合、白い空の候補ウィンドウだけが出ることがありました。
v0.7.7 では、次のいずれかに描画可能文字列がある場合だけ live passive suggestion として扱います。
candidate.value()
annotation.prefix()
annotation.suffix()
9.4 候補ウィンドウを表示前に pre-render
live passive suggestion window 表示直後に、枠だけが先に見える first-frame 問題を抑制しました。
v0.7.7 では、layout 確定後に candidate window を事前に bitmap cache 化し、表示直後に完成済み内容を即時 present できるようにしました。
UpdateLayout()
↓
RenderToBitmapCache()
↓
UpdateRoundedWindowRegion()
↓
SWP_SHOWWINDOW
↓
PresentCachedBitmapImmediately()
UpdateRoundedWindowRegion() は redraw を要求する可能性があるため、その前に bitmap cache を作成します。
10. 入力操作の改善
10.1 Shift 英字復帰由来の raw ASCII サジェスト抑制
システム辞書サジェスト自動表示 OFF 時に、Shift 英字復帰由来の raw ASCII 候補が自動表示される問題を抑制しました。
例:
Shift+A Shift+I d e
preedit は AIで になる一方で、raw string 側の AIde が suggestion candidate window に表示される場合がありました。
v0.7.7 では、システム辞書サジェスト自動表示 OFF の場合、この...
Mozkey v0.7.6
Mozkey(もずきー)
Mozkey v0.7.6 の主な改善点は次のとおりです。
- ライブ変換中のサジェスト操作改善: ライブ変換中でもサジェスト候補を補助的に表示し、Tab などの候補選択キーで予測候補を選択できるようにしました。
- Windows 候補表示の外観カスタマイズ拡張: 候補ウィンドウ、サジェストウィンドウ、ライブ変換中のルビ表示について、配色・サイズ・角丸・透明度・影などを細かく調整できるようにしました。既存のフォント設定も含め、表示種別ごとの外観設定として整理しています。
- 初回変換操作の候補ウィンドウ表示設定: ライブ変換 OFF 時に、Composition モードの初回変換操作で、第 1 候補を維持したまま候補ウィンドウを表示できる設定を追加しました。Space 以外のキーに通常変換を割り当てている場合にも有効です。
- Zenz 補正を Space で通常変換候補へ戻した後の状態遷移改善: Zenz 補正表示中に Space で Mozc 通常変換候補へ戻した後、次の Space は通常変換の候補操作として扱い、次の文字入力では戻した通常変換候補を確定して新しい入力を開始するようにしました。
- Zenz feedback learning の見直し: 通常操作由来の rejected feedback を「強い抑止」ではなく「順位を下げる ranking signal」として扱うようにしました。
- 確定学習ポリシーの整理: 変換キャンセル後にひらがなで確定した場合や、句読点・記号で単打確定した場合の学習を整理し、ユーザーの表記選好をより正確に反映するようにしました。
- TSF fallback の改善: 一部アプリケーションで再変換用テキストを取得できない場合の fallback を改善し、Henkan / Space が無反応になるケースを減らしました。
- About 表示の整理: Mozkey のリリース番号と Mozc の内部ビルド番号を分けて表示するようにしました。
概要
v0.7.6 では、主に次の領域を更新しました。
1. ライブ変換中のサジェスト表示と予測候補選択
2. Windows 候補表示 UI の外観カスタマイズ
3. ライブ変換 OFF 時の初回変換操作
4. Zenz 補正候補を採用しなかった場合の状態遷移と feedback learning
5. 変換キャンセル後・句読点確定後の学習ポリシー
6. TSF / TIP まわりの IME ON/OFF と再変換 fallback
7. About 画面のバージョン表示
ライブ変換を使う場合は、入力中にサジェスト候補を確認しやすくなりました。
ライブ変換を使わない場合は、初回変換時に第 1 候補のまま候補ウィンドウを開けるようになり、通常変換の候補確認がしやすくなりました。
Zenz 補正まわりでは、Space で通常変換候補へ戻した後の状態遷移と、feedback learning の扱いを整理しました。
また、Windows 版では候補ウィンドウ、サジェストウィンドウ、ルビ表示の外観設定を拡張しました。
1. ライブ変換中のサジェスト操作改善
ライブ変換中でも、サジェスト候補を補助的に表示し、選択できるようにしました。
ライブ変換中
↓
サジェスト候補を補助的に表示
↓ Tab などの候補選択キー(キー設定に準拠)
サジェスト候補を選択
従来は、ライブ変換中はライブ変換結果とルビ表示が中心で、サジェスト候補の利用は限定的でした。
v0.7.6 では、ライブ変換を維持したまま、補助的なサジェスト候補を表示できるようにしました。
このサジェスト表示は、通常の変換候補選択状態とは分けて扱われます。
ライブ変換:
現在の入力全体を変換・補正する
サジェスト:
入力途中の候補を先回りして提示する
v0.7.6:
ライブ変換中でも、補助的にサジェスト候補を表示する
表示されているだけでは通常の候補選択状態には入りません。Space や Down は従来どおり、通常変換候補へ進む操作として扱われます。(キー設定の変更により、Down をサジェストの候補選択にすることも可能です)
一方で、Tab などの予測変換用キーを押すと、キー設定に応じてサジェスト候補を選択できます。
主な影響:
- ライブ変換 ON の状態でもサジェスト候補を確認しやすくなります
- ライブ変換中に Tab などで予測候補を選びやすくなります
- Space / Down は通常変換候補へ進む操作として維持されます
- Zenz ライブ補正中でも、サジェスト候補表示を維持しやすくなります
2. Windows 候補表示の外観カスタマイズ拡張
Windows 版の候補表示 UI について、外観カスタマイズ項目を拡張しました。
従来は候補ウィンドウのライト / ダーク切り替えやフォント設定が中心でした。
v0.7.6 では、次の表示を分けて設定できるようにしました。
候補ウィンドウ
サジェストウィンドウ
ライブ変換中のルビ表示
設定可能な項目の例:
ライト / ダーク / カスタム配色
背景色
文字色
選択行の色
枠線
表示サイズ
角丸
透明度
影の広がり
影の濃さ
影の方向
影の角度
影の距離
フォント
フォントサイズ
既存のフォント設定も含め、候補ウィンドウ・サジェストウィンドウ・ルビ表示それぞれの外観設定として整理しました。
候補ウィンドウ:
通常変換の候補一覧
用例表示
サジェストウィンドウ:
予測候補
サジェスト候補
ルビ表示:
ライブ変換中に表示される補助的な読み・変換表示
暗めの背景で使う場合、候補の選択行を強調したい場合、ルビ表示を控えめにしたい場合などに調整できます。
表示種別ごとの設定
内部的には、候補表示の種類に応じて appearance bucket を分けています。
変換候補・用例表示:
候補ウィンドウ設定
予測・サジェスト表示:
サジェストウィンドウ設定
ライブ変換中のルビ表示:
ルビウィンドウ設定
PREDICTION と SUGGESTION は、ユーザー視点ではどちらもサジェスト系表示として認識されやすいため、サジェストウィンドウ設定を使います。
候補ウィンドウ、用例ウィンドウ、ルビウィンドウには透明度と shadow window が適用されます。角丸、影の広がり、影の距離は論理ピクセルとして扱われ、描画時に DPI に応じてスケーリングされます。
後方互換
既存の use_dark_mode_candidate_window は削除せず、後方互換用に残しています。
新しい候補ウィンドウ配色テーマが保存されていない場合は、従来の dark mode 設定からライト / ダークを決定します。保存時には、新しい候補ウィンドウ配色テーマに合わせて従来設定も同期します。
これにより、既存設定を持つ環境でも、アップデート後に従来の dark mode 設定を引き継ぎます。
3. 初回変換操作の候補ウィンドウ表示設定(ライブ変換 OFF 時の設定追加)
ライブ変換 OFF 時に、Composition モードの初回変換操作で、第 1 候補を維持したまま候補ウィンドウを表示できる設定を追加しました。
従来の通常変換では、未確定文字列で Space を押すと第 1 候補を選択した変換状態には入るものの、候補ウィンドウは表示されませんでした。
候補一覧を表示するには、もう一度 Space を押す必要がありました。
一方で、最初から ConvertNext 相当の操作にすると、候補ウィンドウは表示されますが、第 2 候補へ進んでしまいます。
v0.7.6 では、初回の Convert 成功後に候補リストの表示状態だけを有効にすることで、第 1 候補のまま候補ウィンドウを表示できるようにしました。
この挙動は物理 Space キーだけに限定しません。
Space 以外のキーに通常変換、つまり Convert コマンドを割り当てている場合でも、Composition モードから初回 Convert で通常変換に入る場面で同じように候補ウィンドウを表示します。
対象:
Composition モードからの初回 Convert 操作
対象例:
Space に Convert を割り当てている場合
Space 以外のキーに Convert を割り当てている場合
対象外:
ConvertNext
すでに変換中の次候補移動
ライブ変換 ON 時の既存 Space 操作
新しい設定:
show_candidate_window_on_initial_conversion
設定 ON の挙動:
入力
↓ 初回 Convert
第1候補のまま候補ウィンドウを表示
↓ 次の候補操作
次候補へ移動
設定 OFF の挙動:
入力
↓ 初回 Convert
従来どおり通常変換に入る
候補ウィンドウはまだ表示しない
この設定はライブ変換 OFF 時の通常変換向けです。
ライブ変換 ON の場合は、UI 上も無効化され、session 側でも無視されます。ライブ変換中は、既存の Space 操作が優先されます。
初回変換操作で第 1 候補に入った時点で候補一覧も表示することで、候補を見比べたい場合や、すぐに別候補を選びたい場合の操作を減らせます。
4. Zenz 補正を Space で通常変換候補へ戻した後の状態遷移改善
Zenz 補正表示中に Space を押した場合の状態遷移を整理しました。
この操作は、Zenz 補正を単にキャンセルして入力途中へ戻る操作ではなく、Zenz 補正候補を採らずに、Mozc の通常変換候補へ切り替える操作として扱います。
Zenz 補正結果を表示
↓ Space
Zenz 補正候補を採用せず、Mozc 通常変換候補へ戻す
これまでも、Zenz 補正表示中に Space を押すと、表示上は Zenz 補正前の Mozc 通常変換結果へ戻っていました。
ただし内部的には live conversion の状態が残っていたため、その後に文字入力を続けた場合、戻した変換結果を確定して次の入力へ進むのではなく、同じ未確定文字列を伸ばすような挙動になる場合がありました。
v0.7.6 では、Zenz 補正表示中の装飾キーなしの Space を候補変更操作として扱い、Zenz 補正を剥がした後の状態を live conversion ではなく通常変換状態にします。
Zenz 補正結果
↓ Space
Mozc 通常変換候補へ戻る
- Zenz 補正は採用しない
- Mozc 通常変換セグメントは維持する
- 候補ウィンドウはまだ開かない
- 通常変換結果を preedit として表示する
この状態から、さらに文字入力を続けた場合は、戻した Mozc 通常変換結果を確定してから、新しい入力を開始します。
Zenz 補正結果
↓ Space
Mozc 通常変換候補へ戻る
↓ 次の文字入力
戻した Mozc 通常変換候補を確定
↓
新しい文字だけで次の preedit を開始
一方、Zenz 補正を剥がして Mozc 通常変換候補へ戻った後に、もう一度 Space を押した場合は、通常変換中の操作として従来どおり候補ウィンドウを開き、次候補へ進みます。
Zenz 補正結果
↓ Space
Mozc 通常変換候補へ戻る
↓ Space
候補ウィンドウを開き、次候補へ進む
この変更により、Zenz 補正候補を採用しなかった場合でも、Mozc の通常変換候補へ戻した状態から候補操作を続けられます。
また、Space で Zenz 補正を剥がした後に文字入力を続けた場合は、戻した通常変換結果を確定してから次の入力へ進みます。
内部的には、次のような処理に整理しています。
Zenz 補正を rejected feedback として pending にする
live conversion 状態を終了する
converter の通常変換セグメントは維持する
候補ウィンドウは非表示のままにする
Mozc 通常変換結果を preedit として表示する
次の文字入力で既存変換を確定し、その直後に pending Zenz feedback も確定する
Zenz 補正表示中の Space は、「補正を取り消して入力途中へ戻る」操作ではなく、「今回は Zenz 候補を採らず、Mozc の通常変換候補へ戻す」操作として扱うようにしました。
5. Zenz feedback learning の見直し
Zenz feedback learning の rejected feedback の扱いを見直しました。
これまでは、表示中の Zenz 補正から Space や候補移動などで通常変換へ移った場合、その Zenz 候補が強く rejected 扱いされやすく、1 回戻しただけでも候補が出にくくなりすぎる可能性がありました。
v0.7.6 では、Zenz feedback を accepted / rejected の単純な二値判定ではなく、score として扱います。
追加された score 情報:
positive_score
negative_score
total_score
hard_rejected
基本方針:
accepted feedback
候補順位を上げる
通常操作由来の rejected feedback
候補を削除せず、順位を下げる
explicit hard reject reason
強い抑止として扱う
通常変換候補への再利用
先頭固定 promotion ではなく、cost-aware な ranking として扱う
rejected reason ごとの扱い:
space_revert_zenz_to_mozc:
弱い negative signal
predict_after_zenz:
やや弱い negative signal
explicit_conversion_after_zenz:
中程度の negative signal
legacy / unknown reject reason:
中程度の negative signal
hard_reject 系 reason:
明示的な hard reject
hard reject reason:
hard_reject
user_hard_reject
manual_hard_reject
explicit_hard_reject
通常の Space revert は hard reject ではありません。
Zenz 補正表示中に Space を押す操作は、「この候補を今後使わない」という意味に限定されません。通常の Mozc 候補を見たい場合や、今回は別候補を選びたい場合もあります。
そのため、1 回の Space revert や候補移動を hard rejection として扱わず、候補集合の中で順位を調整する signal として扱うようにしました。
通常変換候補への再利用も見直しました。
従来:
accepted feedback を先頭候補として強く promotion しやすい
v0.7.6:
feedback score に基づいて ranking する
既存候補がある場合は feedback-adjusted cost で位置を再計算する
既存候補がない場合は synthetic candidate を作り、自然な位置へ挿入する
Zenz feedback candidate が実際に 0 番になった場合だけ BEST_CANDIDATE を移す
0 番にならない場合は既存の Mozc top candidate を維持する
効果例:
- Zenz 補正を採用すると、その候補は次回以降出やすくなります
- Zenz 補正表示中に Space で通常変換へ戻しても、その候補は即座には強く抑止されません
- Space revert は「今回は通常候補を見た」という弱い negative feedback として扱われます
- accepted feedback が増えると、候補順位は上がりやすくなります
- accepted された候補でも、常に第 1 候補を奪うわけではありません
- 明示的な hard reject reason がある候補だけは強く抑止されます
6. 確定学習ポリシーの整理
v0.7.6 では、変換キャンセル後や句読点・記号による単打確定後の学習ポリシーを整理しました。
対象は主に、変換後にキャンセルしてひらがなへ戻し、そのまま確定する操作です。
きょう
↓ Space
今日
↓ Cancel
きょう
↓ Enter
きょう
このような操作は、「漢字候補ではなく、ひらがな表記を選んだ」操作として扱ったほうが実際の入力意図に近いとみなし、学習対象にしました。
6.1 変換キャンセル後にひらがなで確定した場合の学習
変換中に Esc / Ctrl+Z などでキャンセルしてひらがなへ戻し、そのまま確定した場合、そのひらがな表記を明示的に選ばれた候補として学習するようにしました。
例:
きょう
↓ Space
今日
↓ Cancel
きょう
↓ Enter
きょう
この場合、次の表記選好をユーザーセグメント履歴へ反映します。
きょう -> きょう
これは、ユーザーが F6 でひらがな候補を明示選択して Enter 確定した場合に近い扱いです。
6.2 複数文節キャンセル後の学習を文節単位に近づける
複数文節に分かれていた変換をキャンセルした場合は、キャンセルによって文節情報が消える前に、変換中に見えていた文節 key を snapshot します。
例:
おつかれぺん
↓ Space
お疲れ | ペン
↓ Cancel
おつかれぺん
↓ Enter
おつかれぺん
この場合、ひらがな全体を 1 件として学習するのではなく、可能な限り文節単位の表記選好として学習します。
おつかれ -> おつかれ
ぺん -> ぺん
これにより、サジェスト履歴だけでなく、通常変換の文節単位の順位にも、ひらがな表記の選択が反映されやすくなります。
6.3 学習対象は意図的に絞る
副作用を避けるため、対象条件を限定しています。
対象条件:
Cancel 後の preedit が編集されていない
key と value が同一
2 文字以上のひらがな
password field ではない
Enter で直後に確定された
Commit → IMEOff で直後に確定された
IMEOff / MakeSureIMEOff で直後に確定された
句読点・記号の単打確定で直後に確定された
対象外:
通常の未変換 Enter
Cancel 後に編集した文字列
1 文字だけのひらがな
ひらがな以外の文字列
password field
すべてのひらがな確定を学習対象にすると、副作用や意図しない候補順位変化につながる可能性があります。v0.7.6 では、条件を満たすケースに限定して学習します。
6.4 句読点・記号の単打確定後の保留学習
句読点・記号の単打確定による学習は、次の実テキスト入力まで保留されるようにしました。
Backspace / Escape / Ctrl+Z などの Cancel 相当キー、Revert、Reset、Undo は、直後の修正操作として扱い、保留学習を破棄し...
Mozkey v0.7.5
Mozkey(もずきー)
Mozkey v0.7.5 の主な改善点は次のとおりです。
- 選択文字列の再変換: MS-IME 風の「選択文字列を Space で再変換する」操作を、Mozkey のキー設定コマンドとして使えるようにしました。
- Zenz ライブ補正の安定化: 補正開始遅延
0ms時の起動不具合と、Commit|IMEOff時に補正結果が失われる問題を修正しました。 - 設定画面の Apply 動作修正: Zenz condition fields などのテキスト入力欄を編集したときも、Apply ボタンが正しく有効化されるようにしました。
- ローマ字テーブル初期化の修正: 「初期値に戻す」後も古いカスタムローマ字テーブルが使われることがある問題を修正しました。
- 促音入力中のライブ変換表示の安定化:
ごしっくなどの入力途中で、ライブ変換やルビ表示が一時的に外れる問題を修正しました。
概要
1. 選択文字列の再変換
MS-IME 風キー設定で、確定済み文字列を選択した状態で Space を押すと、その文字列を再変換できるようになりました。
確定済み文字列を選択
↓ Space
選択文字列を再変換
未選択時に Space を押した場合は、従来どおり空白が入力されます。
未選択状態
↓ Space
空白を入力
今回の変更では、この挙動を ReconvertSelectionOrInsertSpace というキー設定コマンドとして追加しています。
MS-IME 風キー設定では、Precomposition + Space がこのコマンドに割り当てられます。
カスタムキー設定を使っている場合は、自動では既存の割り当てを上書きしません。必要に応じて、キー設定エディタから ReconvertSelectionOrInsertSpace を割り当ててください。
表示名は次のようになります。
選択文字列を再変換(未選択時は空白)
一部のアプリケーションでは、IME 側から選択文字列を安定して取得できない場合があります。その場合は、選択範囲を空白で置換してしまわないよう、再変換よりもテキストを壊さないことを優先して保守的に処理します。
2. Zenz ライブ補正の安定化
Zenz ライブ補正の開始遅延を 0ms に設定した場合に、補正が開始されないことがある問題を修正しました。
Zenz live correction delay = 0ms
↓
即時に Zenz 補正を開始
0ms の場合は不要な遅延 callback を経由せず、session 側で即時に Zenz ライブ補正を開始します。
また、この経路では同じ key event 内で出力を不必要に再生成しないようにし、表示更新が過剰に走らないようにしています。
あわせて、Zenz 補正結果が表示されている状態で Commit|IMEOff のような複数コマンドを実行した場合に、確定結果が失われることがある問題も修正しました。
たとえば、次のようなキー設定を使っている場合です。
Conversion Ctrl Enter Commit|IMEOff
これまでは、先頭の Commit で Zenz 補正結果を確定したあと、後続の IMEOff の処理に進む過程で、確定結果の出力が失われる場合がありました。
v0.7.5 では、Zenz 補正結果の確定出力を保持したまま、後続のコマンドを実行するように修正しています。
Zenz 補正結果
↓ Commit
補正結果を確定
↓ IMEOff
IME を OFF
Zenz 補正後に確定と IME OFF をまとめて行うカスタムキー設定でも、補正結果が正しく入力されます。
3. 設定画面の Apply 動作修正
設定画面でテキスト入力欄を編集しても、Apply ボタンが有効にならないことがある問題を修正しました。
特に、Zenz 関連の condition fields など、テキスト入力欄を直接編集する設定で問題が出る場合がありました。
対象例:
profile
topic
style
settings
右文脈関連の設定
その他のテキスト入力欄
v0.7.5 では、テキスト入力欄の編集も変更として正しく検出されるようになっています。
Apply 後の変更状態管理も改善しました。
設定を変更
↓
Apply が有効化
↓ Apply
設定を保存
↓
Apply が無効化
保存済み設定と画面状態が一致している場合は、Apply ボタンが無効に戻ります。
4. ローマ字テーブル初期化の修正
ローマ字テーブルをカスタムしたあとに「初期値に戻す」を実行しても、内部的に古いカスタムテーブルが残ることがある問題を修正しました。
これまでは、設定画面上では初期化したように見えても、実際の入力処理では古いカスタムローマ字テーブルが参照され続ける場合がありました。
v0.7.5 では、カスタムテーブルを解除した場合に、実入力も組み込みのデフォルトローマ字テーブルへ正しく戻るようになっています。
カスタムローマ字テーブルを設定
↓
初期値に戻す
↓
組み込みデフォルトのローマ字テーブルで入力
5. 促音入力中のライブ変換表示の安定化
ごしっく などを入力している途中で、促音の後ろに未確定のローマ字が残る場合、ライブ変換やルビ表示が一時的に外れることがある問題を修正しました。
例:
ごしっく
はっぴー
ほっと
ちっぷ
あっぷ
入力途中では、内部的に次のような状態が発生します。
ごしっk
はっp
ほっt
ちっp
あっp
これまでは、こうした「促音 + 未確定ローマ字」の途中状態が、未完成の強調表現や口語表現のように誤って扱われ、ライブ変換が抑制されすぎる場合がありました。
v0.7.5 では、この判定を整理し、通常の語の入力途中ではライブ変換が過剰に止まらないように修正しています。
変更内容一覧
ReconvertSelectionOrInsertSpaceコマンドを追加- MS-IME 風キー設定の
Precomposition + SpaceをReconvertSelectionOrInsertSpaceに変更 - 選択済み文字列がある場合、Space で再変換できるように修正
- 選択文字列がない場合、Space は従来どおり空白入力として処理
- 選択文字列を取得できない場合に、選択範囲を空白で置換しないよう保守的に処理
- 設定画面でテキスト入力欄の変更時にも Apply ボタンが有効になるように修正
- Apply 後の変更状態管理を改善
- Zenz condition fields などの入力欄の変更検出を修正
- ローマ字テーブルを built-in defaults へ戻す処理を修正
- Zenz live correction delay
0ms時に補正が開始されないことがある問題を修正 - Zenz 補正結果を
Commit|IMEOffなどで確定したときに、確定結果が失われることがある問題を修正 - 促音の後ろに未確定ローマ字が残る入力途中状態で、ライブ変換やルビ表示が一時的に外れることがある問題を修正
- Mozc
BUILD_OSSを6150から6151に更新
Zenz / オフライン動作
この MSI は、これまでと同様にローカル Zenz 補正用の runtime と GGUF model を同梱したパッケージです。
同梱内容の例:
mozc_zenz_scorer.exellama-server.exemodels\zenz-v3.2-small-Q5_K_M.gguf- third-party license notices
Zenz runtime は localhost の llama-server.exe を使うローカル推論用の構成であり、外部サーバーへ入力内容を送信する目的のものではありません。
インストール
通常の 64-bit Windows では以下を使用してください。
Mozkey_v0.7.5_x64.msi
既存の Mozkey がインストールされている環境では、通常の MSI インストールによる更新を想定しています。
内部的には、v0.7.0 以降と同じ UpgradeCode を維持しています。
ProductVersion : 3.33.6151.100
ProductCode : {E65D87FA-0C18-4C82-9D9D-30F7ACA0F410}
UpgradeCode : {DD94B570-B5E2-4100-9D42-61930C611D8A}
TSF / COM registration identifiers は維持しています。
アップデート後に Windows Installer が 3010 を返す場合があります。これは再起動要求を表します。
その場合は、再起動後に Mozkey を使用してください。
File information
Mozkey_v0.7.5_x64.msi
Size : 112,672,768 bytes
SHA256 : 2A1B7B491B3FF63E4143ED7DF33B87134E35142C2D2983F0EDDC497BA80E0FAC
Build information
release : v0.7.5
tag : v0.7.5
commit : c1112b8baedf2230bbfd6762d9345810e1880b21
installer : Mozkey_v0.7.5_x64.msi
Mozc BUILD_OSS : 6151
ProductName : Mozkey
ProductVersion : 3.33.6151.100
ProductCode : {E65D87FA-0C18-4C82-9D9D-30F7ACA0F410}
UpgradeCode : {DD94B570-B5E2-4100-9D42-61930C611D8A}
Manufacturer : koyasi777
Validation
Build / package
- Windows
packagebuild passed from latestmain - MSI package was created
- MSI file size checked
- MSI SHA256 checked
- MSI metadata checked
- MSI administrative extract passed
- extracted
mozc_server.exewas present - extracted
mozc_tool.exewas present - extracted
mozc_tip32.dllwas present - extracted
mozc_tip64.dllwas present - extracted
mozc_zenz_scorer.exewas present - extracted
llama-server.exewas present - extracted
models\zenz-v3.2-small-Q5_K_M.ggufwas present - MSI
ProductVersionwas3.33.6151.100 - MSI
ProductCodewas{E65D87FA-0C18-4C82-9D9D-30F7ACA0F410} - MSI
UpgradeCoderemained{DD94B570-B5E2-4100-9D42-61930C611D8A}
Upgrade install
- v0.7.4 から v0.7.5 への通常 MSI upgrade install passed
- installer returned
3010 - reboot completed
- installed registry version became
3.33.6151.100 - installed ProductCode became
{E65D87FA-0C18-4C82-9D9D-30F7ACA0F410} - Google Japanese Input side-by-side registration remained present
- HKLM TIP registration remained present
FindRelatedProductsdetected v0.7.4 ProductCode{B7060988-4685-4ED5-A21C-428530A4693E}RegisterTIP64returned1EnableTipProfilereturned1Return value 3was not observed- reboot 後、
mozc_server.exeが正常に起動 - reboot 後、
mozc_zenz_scorer.exeが自動起動 - reboot 後、
llama-server.exeが自動起動 - reboot 後、
llama-server.exeが localhost で listen - reboot 後、
mozc_zenz_scorer.exeを手動起動せずに Zenz correction が動作
Installed binary
mozc_server.exe
ProductVersion : 3.33.6151.100
FileVersion : 3.33.6151.100
ProductName : Mozkey
CompanyName : koyasi777
Notes
このビルドは google/mozc の公式配布物ではありません。
個人用 fork の experimental / pre-release build です。
MSI は署名されていないため、Windows の警告が表示される場合があります。
Zenz 同梱版は、ローカル推論 runtime と GGUF model を含むため、MSI のファイルサイズが大きくなります。
Zenz runtime は localhost の llama-server.exe を使うローカル推論用の構成であり、外部サーバーへ入力内容を送信する目的のものではありません。
Mozkey v0.7.4
Mozkey(もずきー)
Mozkey v0.7.4 は、
- Zenz / Zenzai 補正の操作性
- ライブ変換まわりの表示・調整項目
- Zenz / Zenzai v3.2 condition fields 対応
- 口語・感嘆詞・強調かな・オノマトペの変換品質
- 辞書・文節 guard
を改善したリリースです。
Summary
- Zenz / Zenzai v3.2 の condition fields に対応
- Zenz / Zenzai の
profile、topic、style、settings、右文脈を設定可能にした - 候補ウィンドウとライブ変換ルビ表示のフォント設定を追加
- ライブ変換ルビウィンドウの表示 / 非表示設定を追加
- ライブ変換の開始最小文字数を設定画面から変更可能にした
- Zenz 補正表示中に Space を押した場合、まず Zenz 補正を取り消して通常の Mozc ライブ変換結果へ戻すようにした
~、~、〜などの波ダッシュ系表記について、Zenz live conversion 後も入力時の表記スタイルを preedit 表示に復元- ローマ字入力中の三点リーダー系入力や Shift + ASCII 入力時のライブ変換挙動を修正
- 感嘆詞、口語評価語、くだけた挨拶、強調かな、オノマトペなどがライブ変換中に不自然に変換されにくくなるよう改善
- expressive kana の救出をセッション側の直接処理から辞書側へ整理
- daily 辞書生成 pipeline を拡張
- syntax guard / expressive kana guard 辞書を追加
した方が、したにもかかわらずなどの機能表現系の文節崩れを guard- ライブ変換を初期状態で有効化
- 句読点・記号の単打確定を初期状態で有効化
- 単打確定の初期対象を
、。?!「」に設定 - upstream Mozc の 2026-06-04 時点の変更を取り込み
- Windows 既定 IME 設定ボタンのラベルを短縮
- Mozc
BUILD_OSSを6149から6150に更新
主な変更
Zenz / Zenzai v3.2 の condition fields に対応しました
Zenz / Zenzai v3.2 の condition fields に対応しました。
設定から次のような情報を扱えるようになっています。
profiletopicstylesettings- 右文脈
空欄の項目は prompt に含めません。
これにより、用途や文体に応じたローカル補正をより細かく制御できます。
たとえば、文章の種類、文体、話題、入力中の右側文脈を Zenz 側へ渡すことで、単なる直前文字列だけでは判断しづらい補正を扱いやすくなります。
ライブ変換まわりのフォントと表示を調整できるようになりました
候補ウィンドウとライブ変換ルビ表示のフォントを設定できるようにしました。
これにより、候補表示やルビ表示の見た目を、利用環境や好みに合わせて調整できます。
また、ライブ変換ルビウィンドウの表示 / 非表示も切り替えられるようになりました。
ライブ変換ルビは、変換の状態を把握するには便利ですが、画面上の情報量を減らしたい場合や、現状非対応の縦書き時など、入力時の視覚的なノイズを抑えたい場合には非表示にできます。
ライブ変換の開始最小文字数を設定できるようになりました
ライブ変換の開始最小文字数を設定画面から変更できるようにしました。
短い入力からすぐにライブ変換したい場合は小さめに、ある程度まとまった入力をしてから変換したい場合は大きめに設定できます。
これにより、入力速度や好みに合わせてライブ変換の介入タイミングを調整できます。
短い語での過剰な変換が気になる場合は開始文字数を大きめにし、軽快に候補を見たい場合は小さめにする、といった使い分けができます。
また予測変換とライブ変換を併用されたい方はこちらの設定の調整をお試しください。
Zenz 補正を Space で一段階戻せるようにしました
Zenz 補正結果が表示されている状態で Space を押した場合、いきなり通常の候補移動へ入らず、まず Zenz の推測補正だけを取り消して、通常の Mozc ライブ変換結果へ戻すようにしました。
これまで、ライブ変換中に Zenz が強く補正した場合、その補正結果を見てから「やはり補正前の候補に戻したい」と思っても、操作としては少し扱いづらい状態でした。
v0.7.4 では、Space 1回で次のように戻せます。
Zenz 補正結果
↓ Space
通常の Mozc ライブ変換結果
↓ Space
通常の候補操作
これにより、Zenz の補正を確認しながら、必要に応じて自然に Mozc 側の候補へ戻れるようになります。
波ダッシュ系の表記スタイルを保つようにしました
~、~、〜 などの波ダッシュ系表記について、Zenz live conversion 後も入力時の表記スタイルを preedit 表示に復元するようにしました。
converter 内部のキーや candidate value / feedback key は変えず、表示上の入力スタイルを戻す設計です。
たとえば、ユーザーが 〜 と入力したのに、補正後の表示で別の波ダッシュ系記号へ寄ってしまうような違和感を減らします。
ライブ変換中の三点リーダー系入力と Shift + ASCII 入力を修正しました
ローマ字入力中の三点リーダー系入力まわりのライブ変換挙動を修正しました。
また、Shift + ASCII 入力時には、表示中のライブ変換を先に確定してから ASCII を入力するようにしました。
これまでは、Shift英数字入力や三点リーダー系入力時には、未確定文字の変換がかなに戻るバグがありましたが、v0.7.4では改善しました。
口語・感嘆詞・強調かな・オノマトペの変換品質を改善しました
ライブ変換中に、短い口語表現や感嘆詞、強調かな、オノマトペが不自然な漢字・カタカナへ変換されにくくなるよう改善しました。
対象例:
ふん
ふむ
はて
うひょー
すっごい
なっがい
もっと
もっっと
めっちゃ
ちっす
ちょりっす
ほい
ほいほい
へい
てへ
くちゃ
どろどろ
つるつる
ライブ変換では、入力途中の短い表現が過剰に解釈されると、ユーザーが意図している自然な口語表現から離れてしまうことがあります。
v0.7.4 では、こうした表現を単純に個別救済するだけでなく、未完成の口語・感嘆詞はライブ変換中に過剰変換しにくくし、完成済みの expressive kana は辞書候補として自然なかな表記を出せるよう整理しています。
expressive kana の救出を辞書側へ整理しました
うっそ、くっそ、やっば、すっげぇ、めっちゃ、ちっす、ちょりっす、ほえ~、ほぇ~、ほっほーん などの expressive kana について、セッション側の直接処理ではなく、生成辞書側で自然な候補として扱う方向へ整理しました。
これにより、ライブ変換の個別分岐を増やしすぎず、辞書生成 pipeline の中で再現性を保ったまま救済できます。
文節区切り崩れを guard 辞書で抑制しました
文節区切りが崩れると入力体験に強く影響する表現について、syntax guard 辞書を追加しました。
対象例:
した方が
したにもかかわらず
と打ちたいのに
に分ける
にまで
までに
までも
肌身離さず
特に した方が や したにもかかわらず のような「した + 機能表現」は、誤って短く切られると文全体の読みやすさや候補品質に影響します。
v0.7.4 では、こうした表現を syntax guard として明示的に保護し、ライブ変換中の不自然な文節境界を減らしています。
daily 辞書生成 pipeline を拡張しました
daily 辞書生成 pipeline を拡張しました。
主な変更:
- merge-ut-dictionaries 由来の地名・SudachiDict 系語彙を system dictionary に取り込めるようにした
- dic-nico-intersection-pixiv 由来のネット・サブカル系固有名詞を、既存辞書との差分として daily 辞書に追加可能にした
- mozcdic-ut-personal-names 由来の人名辞書を、既存辞書や nico / pixiv delta との重複を除いた弱い daily 辞書として追加可能にした
- syntax guard 辞書を生成できるようにした
- expressive kana guard 辞書を生成できるようにした
- third-party notices の扱いを整理した
ライブ変換と句読点・記号の初期設定を変更しました
新規インストール時の初期設定として、ライブ変換を有効化しました。
また、句読点・記号の単打確定も初期状態で有効化し、既定の単打確定対象を次の文字にしました。
、。?!「」
この変更は主に新規ユーザー向けの初期体験を改善するものです。
既存ユーザーの設定は、基本的にはユーザー設定が優先されます。
upstream Mozc の変更を取り込みました
upstream Mozc の 2026-06-04 時点の変更を取り込みました。
代表的な取り込み内容:
- renderer style 関連の更新
- prediction 関連の更新
ConversionRequest周辺の整理FlatConcurrentCache関連の更新- installer build script 周辺の更新
build_installerからbuild_msi系への整理renderer_style.textproto関連の更新- exact match mode 既定化まわりの更新
Zenz / オフライン動作
この MSI は、これまでと同様にローカル Zenz 補正用の runtime と GGUF model を同梱したパッケージです。
同梱内容の例:
mozc_zenz_scorer.exellama-server.exemodels\zenz-v3.2-small-Q5_K_M.gguf- third-party license notices
Zenz runtime は localhost の llama-server.exe を使うローカル推論用の構成であり、外部サーバーへ入力内容を送信する目的のものではありません。
インストール
通常の 64-bit Windows では以下を使用してください。
Mozkey_v0.7.4_x64.msi
内部的には、v0.7.0 / v0.7.1 / v0.7.2 / v0.7.3 と同じ UpgradeCode を維持しています。
ProductVersion:3.33.6150.100ProductCode:{B7060988-4685-4ED5-A21C-428530A4693E}UpgradeCode:{DD94B570-B5E2-4100-9D42-61930C611D8A}- TSF / COM registration identifiers: 維持
- install path: 一部 Mozc のまま維持
v0.7.3 から v0.7.4 への通常 MSI upgrade を検証しています。
SHA256
Mozkey_v0.7.4_x64.msi
53B946B216D6D5B98E5611731E4FB1B9A204C2BA0B6C124863CF21D251BBBFCE
Build information
- release:
v0.7.4 - tag:
v0.7.4 - commit:
f24612410670b93159af0ada809edef3a7baf366 - installer:
Mozkey_v0.7.4_x64.msi - Mozc
BUILD_OSS:6150 - ProductName:
Mozkey - ProductVersion:
3.33.6150.100 - ProductCode:
{B7060988-4685-4ED5-A21C-428530A4693E} - UpgradeCode:
{DD94B570-B5E2-4100-9D42-61930C611D8A} - Manufacturer:
koyasi777
Validation
Build / package
- Windows
packagebuild passed from latestmain - MSI metadata checked
- MSI administrative extract passed
- extracted
mozc_server.exewas present - extracted
mozc_tool.exewas present - extracted
mozc_tip32.dllwas present - extracted
mozc_tip64.dllwas present - MSI
ProductVersionwas3.33.6150.100 - MSI
ProductCodewas{B7060988-4685-4ED5-A21C-428530A4693E} - MSI
UpgradeCoderemained{DD94B570-B5E2-4100-9D42-61930C611D8A}
Upgrade install
- v0.7.3 to v0.7.4 upgrade install passed
- installer returned
3010 - reboot completed
- installed registry version became
3.33.6150.100 - installed ProductCode became
{B7060988-4685-4ED5-A21C-428530A4693E} - Google Japanese Input side-by-side registration remained present
- HKLM TIP registration remained present
Get-WinUserLanguageListretained Mozkey / Mozc TIPFindRelatedProductsdetected v0.7.3 ProductCode{9B9C396C-0832-413B-9125-AF11157B4A4C}RegisterTIP64returned1EnableTipProfilereturned1Return value 3was not observed- extracted payload and installed
mozc_server.exematched by SHA256
Installed binary hashes
mozc_server.exe
C6082266C9DCBF0E721956E9A12CAD611270C31E22CEC162D08980491F386F16
IME behavior
- Mozkey can be selected as an input method
- Japanese input works
- Settings dialog opens
- Zenz correction can be reverted to normal Mozc live conversion by pressing Space
- Zenz / Zenzai v3.2 condition fields settings are available
- Candidate window / live conversion ruby font settings are available
- Live conversion ruby display can be enabled / disabled
- Live conversion minimum key length setting is available
- Live conversion is enabled by default for new installations
- Direct commit for punctuation / symbols is enabled by default for new installations
- Mozkey can coexist with Google Japanese Input
Notes
このビルドは google/mozc の公式配布物ではありません。
個人用 fork の experimental / pre-release build です。
MSI は署名されていないため、Windows の警告が表示される場合があります。
Zenz 同梱版は、ローカル推論 runtime と GGUF model を含むため、MSI のファイルサイズが大きくなります。
Zenz runtime は localhost の llama-server.exe を使うローカル推論用の構成であり、外部サーバーへ入力内容を送信する目的のものではありません。
Mozkey v0.7.3
Mozkey(もずきー)
Mozkey v0.7.3 は、
を改善したリリースです。
キー設定エディタで、1つのキー入力に複数のコマンドを順序付きで割り当てられるようにしました。
たとえば、ライブ変換中に F7 で全角カタカナへ変換したい場合、変換済みの文節構造が残っていると、入力中の文字列全体ではなく、最初の文節だけがカタカナ化されることがあります。
従来は、いったんキャンセル相当の操作で未確定文字全体を一文節として扱う状態に戻してから、あらためて F7 を押す必要がありました。v0.7.3 では、F7 に Cancel|ConvertToFullKatakana のようなコマンド列を割り当てることで、この操作を1キーにまとめられます。
また、Windows 版の設定画面から Mozkey を Windows の既定 IME に明示的に設定し、変更前の設定へ戻せるようにしました。
IME モードインジケータは、Windows のライト / ダークテーマに合わせて、ライトの場合はライト用のインジケータが表示されるようになりました。
Summary
- キー設定エディタで、1つのキーに複数コマンドを割り当て可能にした
Cancel|ConvertToFullKatakanaのように、ライブ変換中の文節状態を戻してから全角カタカナ化する操作を1キーにまとめられるようにしたCommit|IMEOffのように、確定後に IME をオフにする操作も1キーにまとめられるようにした- コマンドシーケンスを
|区切りで保存し、UI ではCancel → ConvertToFullKatakanaのように表示 - Windows 版の設定画面に、Mozkey を Windows の既定 IME に設定するボタンを追加
- 変更前の Windows 既定 IME 設定へ戻すボタンを追加
- Windows の IME モードインジケータが、Windows のライト / ダークテーマに追従するように改善
- 関連する日本語 / 英語 UI 文言と README を更新
- Mozc
BUILD_OSSを6148から6149に更新
主な変更
1つのキーに複数コマンドを割り当てられるようになりました
キー設定エディタで、1つのキー入力に対して複数のコマンドを順序付きで割り当てられるようになりました。
例:
Cancel|ConvertToFullKatakanaCommit|IMEOffConvert|ConvertNextConvert|ConvertNext|Commit
設定画面では、これらのコマンド列を次のように表示・編集できます。
Cancel → ConvertToFullKatakanaCommit → IMEOffConvert → ConvertNextConvert → ConvertNext → Commit
コマンド列は左から右へ順番に実行されます。
ライブ変換中の F7 全角カタカナ変換を扱いやすくしました
ライブ変換中に F7 で全角カタカナへ変換したい場合、変換済みの文節構造が残っていると、入力中の文字列全体ではなく、現在の文節だけがカタカナ化されることがあります。
たとえば、ライブ変換によって未確定文字列が複数文節として扱われている状態では、F7 の全角カタカナ変換が「入力全体」ではなく「選択中の文節」に対して適用される場合があります。
この場合、従来は次のような操作が必要でした。
- キャンセル相当のキーを押す
- 未確定文字全体を一文節として扱う状態に戻す
- その後に F7 を押す
- 入力中の文字列全体を全角カタカナへ変換する
v0.7.3 では、たとえば F7 に次のようなコマンド列を割り当てられます。
Cancel|ConvertToFullKatakana
これにより、ライブ変換中でも「文節状態を戻す → 全角カタカナへ変換する」という操作を1キーで実行できます。
ライブ変換を使いながら、商品名、固有名詞、外来語、技術用語などをまとめてカタカナ化したい場合に扱いやすくなります。
状態をまたぐ操作も1キーにまとめられます
複数コマンドは、左から右へ順番に実行されます。
そのため、1つ目のコマンドで IME の状態を変え、2つ目以降のコマンドを変更後の状態に対して実行できます。
例:
Commit|IMEOff
これは「未確定文字列を確定してから IME をオフにする」操作です。
Convert|ConvertNext
これは「変換状態へ入ってから次候補へ進む」操作です。
Convert|ConvertNext|Commit
これは「変換状態へ入り、次候補へ進み、その候補を確定する」操作です。
従来は複数のキー操作に分ける必要があった処理を、キー設定として1つの操作にまとめられます。
エクスポートされるキー設定では、複数コマンドは | 区切りで保存されます。
Windows の設定画面から Mozkey を既定 IME にできるようになりました
Windows 版の設定画面に、Mozkey を Windows の既定 IME として設定するボタンを追加しました。
あわせて、変更前の Windows 既定 IME 設定へ戻すボタンも追加しています。
この変更は、ログオン時に自動で既定 IME を変更するものではありません。ユーザーが設定画面でボタンを押した場合だけ実行されます。
設定時には、変更前の Windows default input method override と、日本語 InputMethodTips の順序を保存します。復元時には、保存していた設定を戻します。
すでに Mozkey が既定 IME の場合は不要なバックアップを作らず、未復元のバックアップがある場合は復元点を上書きしないようにしています。
IME モードインジケータが Windows テーマに追従するようになりました
Windows 版の IME モードインジケータが、Windows のライト / ダークテーマに合わせて表示されるようになりました。
これまでは、インジケータのスプライトが固定の dark 系カラーで生成されていたため、Windows をライトテーマで使っている場合でもインジケータだけ dark 寄りの見た目になる場合がありました。
v0.7.3 では、Windows のアプリテーマを見て light / dark の配色を切り替えます。
Windows のテーマ設定が変更された場合も、インジケータのキャッシュを作り直し、新しいテーマに合わせた表示になります。
Zenz / オフライン動作
この MSI は、これまでと同様にローカル Zenz 補正用の runtime と GGUF model を同梱したパッケージです。
同梱内容の例:
mozc_zenz_scorer.exellama-server.exemodels\zenz-v3.2-small-Q5_K_M.gguf- third-party license notices
Zenz runtime は localhost の llama-server.exe を使うローカル推論用の構成であり、外部サーバーへ入力内容を送信する目的のものではありません。
インストール
通常の 64-bit Windows では以下を使用してください。
Mozkey_v0.7.3_x64.msi
内部的には、v0.7.0 / v0.7.1 / v0.7.2 と同じ UpgradeCode を維持しています。
ProductVersion:3.33.6149.100ProductCode:{9B9C396C-0832-413B-9125-AF11157B4A4C}UpgradeCode:{DD94B570-B5E2-4100-9D42-61930C611D8A}- TSF / COM registration identifiers: 維持
- install path: 一部 Mozc のまま維持
v0.7.2 から v0.7.3 への通常 MSI upgrade を検証しています。
SHA256
Mozkey_v0.7.3_x64.msi
56CB870FFE57856C8113F12CEE2F2D2D5E23D1E5C30F883DEA59C78AEE318F51
Build information
- release:
v0.7.3 - tag:
v0.7.3 - commit:
80dec9d8a338ef63a665fb724ae9e6ba4ce343eb - installer:
Mozkey_v0.7.3_x64.msi - Mozc
BUILD_OSS:6149 - ProductName:
Mozkey - ProductVersion:
3.33.6149.100 - ProductCode:
{9B9C396C-0832-413B-9125-AF11157B4A4C} - UpgradeCode:
{DD94B570-B5E2-4100-9D42-61930C611D8A} - Manufacturer:
koyasi777
Validation
Build / package
- Windows
packagebuild passed from latestmain - MSI metadata checked
- MSI administrative extract passed
- extracted
mozc_server.exeversion was3.33.6149.100 - extracted
mozc_tool.exeversion was3.33.6149.100 - extracted
mozc_renderer.exeversion was3.33.6149.100
Upgrade install
- v0.7.2 to v0.7.3 upgrade install passed
- installer returned
3010 - reboot completed
- installed registry version became
3.33.6149.100 - installed ProductCode became
{9B9C396C-0832-413B-9125-AF11157B4A4C} - Google Japanese Input side-by-side registration remained present
- HKLM TIP registration remained present
Get-WinUserLanguageListretained Mozkey / Mozc TIPRegisterTIP64returned1EnableTipProfilereturned1- extracted payload and installed binaries matched by SHA256
Installed binary hashes
mozc_server.exe
814BABFA813A93EB82677C93D020F1DDAA412A73FC8C9A60E48D3369B6F87EEF
mozc_tool.exe
A2949A1E49280A7D37643672925C8575B1F9BF1119101104B28BC258EA1DFF51
mozc_renderer.exe
48F98CCF6ED7F73E1C83048813E052C5922C2831BD49BC4838F56FD74CEC3DC8
IME behavior
- Mozkey can be selected as an input method
- Japanese input works
- Settings dialog opens
- Keymap editor opens
- Command-sequence editor opens from the keymap editor
Cancel|ConvertToFullKatakanacan be configuredCommit|IMEOffand similar command sequences can be configured- Exported keymap uses the expected
|format - Mozkey can be explicitly set as the Windows default IME from the settings dialog
- Previous Windows default IME setting can be restored
- IME mode indicator follows Windows light / dark theme changes
Notes
このビルドは google/mozc の公式配布物ではありません。
個人用 fork の experimental / pre-release build です。
MSI は署名されていないため、Windows の警告が表示される場合があります。
Zenz 同梱版は、ローカル推論 runtime と GGUF model を含むため、MSI のファイルサイズが大きくなります。
Zenz runtime は localhost の llama-server.exe を使うローカル推論用の構成であり、外部サーバーへ入力内容を送信する目的のものではありません。
Mozkey v0.7.2
Mozkey(もずきー)
Mozkey v0.7.2 は、句読点・記号の単打確定まわりを修正した小さな修正リリースです。
ローマ字テーブルで zz -> 。 や qq -> ? のように句読点・記号を出す設定にしている場合でも、句読点・記号の単打確定が動作するようにしました。
Summary
- ローマ字テーブル由来の句読点・記号でも、単打確定が動作するように修正
- 句読点・記号の単打確定判定を、物理キーではなく挿入後の未確定文字列末尾を見る形に調整
- ライブ変換時の既存の確定動作は変更なし
- README に、ローマ字テーブル由来の句読点・記号も単打確定対象になることを追記
- Mozc
BUILD_OSSを6147から6148に更新
主な変更
ローマ字テーブル由来の句読点・記号でも単打確定されるようになりました
句読点・記号の単打確定を有効にしている場合、これまでは . や ? などの物理キーを直接入力した場合には確定されました。
一方で、ローマ字テーブルを編集して句読点・記号を出すようにしている場合、その出力結果が単打確定対象の文字であっても、確定されない場合がありました。
例:
zz -> 。cc -> 、qq -> ?ee -> !
このような設定では、最終的な未確定文字列の末尾は 。 や ? になりますが、最後に押された物理キーは z や q です。
そのため、従来の判定では「出力された文字」は句読点・記号でも、「最後に押されたキー」は句読点・記号ではないため、単打確定の対象から外れていました。
v0.7.2 では、挿入後の未確定文字列末尾を見て単打確定を判定するようにしました。
これにより、たとえば次のように動作します。
tesutozz→てすと。tesutocc→てすと、tesutoqq→てすと?tesutoee→てすと!
単打確定の対象は、従来どおり設定画面のチェックボックスに従います。
ライブ変換との組み合わせ
今回の修正は、ローマ字テーブル由来の句読点・記号を単打確定の対象にするためのものです。ライブ変換時の既存の確定動作は変更していません。
Zenz / オフライン動作
この MSI は、これまでと同様にローカル Zenz 補正用の runtime と GGUF model を同梱したパッケージです。
同梱内容の例:
mozc_zenz_scorer.exellama-server.exemodels\zenz-v3.2-small-Q5_K_M.gguf- third-party license notices
Zenz runtime は localhost の llama-server.exe を使うローカル推論用の構成であり、外部サーバーへ入力内容を送信する目的のものではありません。
インストール
通常の 64-bit Windows では以下を使用してください。
Mozkey_v0.7.2_x64.msi
内部的には、v0.7.0 / v0.7.1 と同じ UpgradeCode を維持しています。
ProductVersion:3.33.6148.100ProductCode: v0.7.2 用に変更UpgradeCode: v0.7.0 / v0.7.1 と同じ値を維持- TSF / COM registration identifiers: 維持
- install path: 一部 Mozc のまま維持
v0.7.1 から v0.7.2 への通常 MSI upgrade を検証しています。
SHA256
Mozkey_v0.7.2_x64.msi
BA126FC49FCD1B0E46E42CCAD226A3EFE6982B49A90D59C8E6D2C9EDC3B8827D
Build information
- release:
v0.7.2 - tag:
v0.7.2 - commit:
96400226737d91bbe593ce5cb6925f74907557eb - installer:
Mozkey_v0.7.2_x64.msi - Mozc
BUILD_OSS:6148 - ProductName:
Mozkey - ProductVersion:
3.33.6148.100 - ProductCode:
{3360A9D6-B8CF-4316-B1DF-6870CD842160} - UpgradeCode:
{DD94B570-B5E2-4100-9D42-61930C611D8A} - Manufacturer:
koyasi777
Validation
Build / package
//session:session_testpassed- Windows
packagebuild passed from latestmain - MSI metadata checked
- MSI administrative extract passed
- extracted
mozc_server.exeversion was3.33.6148.100 - extracted
mozc_server.exeProductName wasMozkey
Upgrade install
- v0.7.1 to v0.7.2 upgrade install passed
- installer returned
3010 - reboot completed
- installed registry version became
3.33.6148.100 - installed ProductCode became
{3360A9D6-B8CF-4316-B1DF-6870CD842160} - installed
mozc_server.exeversion was3.33.6148.100 - installed
mozc_server.exehash matched extracted MSI payload - Google Japanese Input side-by-side registration remained present
IME behavior
- Custom romaji punctuation direct commit checked
zz -> 。style custom romaji punctuation can trigger direct commit- Normal direct-commit punctuation behavior remains available
- Direct commit still respects the configured punctuation/symbol target set
Known validation note
Full //... test was not completed on the local Windows machine because ARM64 Visual C++ build tools were not installed.
Release-critical Windows x64 package build and focused session checks passed.
Notes
このビルドは google/mozc の公式配布物ではありません。
個人用 fork の experimental / pre-release build です。
MSI は署名されていないため、Windows の警告が表示される場合があります。
Zenz 同梱版は、ローカル推論 runtime と GGUF model を含むため、MSI のファイルサイズが大きくなります。
Zenz runtime は localhost の llama-server.exe を使うローカル推論用の構成であり、外部サーバーへ入力内容を送信する目的のものではありません。
Mozkey v0.7.1
Mozkey(もずきー)
Mozkey v0.7.1 は、Zenz 補正の対象判定、採用済み feedback の扱い、ローカル推論まわり、Windows 版ルビ表示を調整した修正リリースです。
英字混じりの日本語入力で Zenz 補正が効きにくい問題、古い Zenz feedback が user history を上書きしうる問題、ルビ表示が常に dark 配色になる問題などを修正しています。
Summary
- 英字混じりの日本語入力でも、必要な場合は Zenz live correction の対象になるように調整
- URL・メールアドレス・パス・token 風文字列などは Zenz に渡しにくいよう privacy gate を強化
- Zenz feedback と user history の扱いを整理し、採用済み補正の再利用と明示的なユーザー選択の優先を両立
- Zenz の localhost transport を、固定 port からランダム port + ローカル API key ベースに変更
- Windows のルビ表示が、候補ウィンドウの light/dark 設定に追従するように修正
- 設定画面の「候補・ルビ表示をダークモードにする」表示と通知文を日本語環境で正しく表示
- Mozc
BUILD_OSSを6146から6147に更新
主な変更
英字混じりの日本語入力でも Zenz 補正が効きやすくなりました
これまでは、未確定文字列に ASCII 英字が含まれると、日本語入力文脈があっても Zenz live correction の対象から外れる場合がありました。
v0.7.1 では、単に「英字を含むか」ではなく、日本語入力として扱うべき信号があるかを見て判定します。
これにより、たとえば次のような入力でも、必要な場合は Zenz 補正の対象になります。
GitHubにpushするREADMEを更新Windowsで確認- version 文字列を含む日本語文
一方で、次のような入力は引き続き Zenz に渡しにくいようにしています。
- 日本語シグナルのない ASCII だけの入力
- URL / domain / email
- path 風の文字列
- token / secret / credential 風の文字列
- opaque な識別子に見える ASCII 片
実用的な英字混じり日本語は補正対象にしつつ、不要または慎重に扱うべき文字列は除外する方向の調整です。
Zenz feedback と user history の扱いを整理しました
採用済みの Zenz feedback は、次回以降の変換に反映されるべきです。
一方で、ユーザーが後から明示的に別の候補を選んだ場合、古い Zenz feedback がその選択を上書きするのは不自然です。
v0.7.1 では、この両方を満たすように Zenz feedback と user history の扱いを調整しました。
例:
- 古い Zenz feedback:
たなべ→田辺 - その後の user history:
たなべ→田邊
このような場合、後から選ばれた 田邊 が優先されやすくなります。
一方で、文単位・複数文節の live conversion では、採用済みの Zenz 補正結果を再利用できる経路を維持しています。
例:
かれはてんてきです→彼は天敵です
単語単位では新しい user history を尊重し、文単位では採用済み Zenz 補正を活かす、という整理です。
Zenz localhost transport を強化しました
Zenz runtime は、同梱の llama-server.exe を localhost で呼び出すローカル推論用の構成です。
v0.7.1 では、この localhost 通信まわりを安全側に寄せました。
主な変更:
- 固定 port をやめ、
mozc_zenz_scorer.exeがランダムな high port を選ぶように変更 - scorer から
llama-server.exeへの request に、生成されたローカル API key を付与 - port / key などの transport detail を DebugView に出さないように変更
- release build では Zenz runtime / model path / port の環境変数 override を無効化
llama-server.exeを明示的な application path で起動
mozc_zenz_scorer.exe は、同梱 llama-server.exe を localhost 経由で呼び出すための限定的な WinHTTP 例外として扱っています。外部サーバーへ入力内容を送信する目的のものではありません。
ルビ表示が light/dark 設定に追従するようになりました
Windows のライブ変換時に表示されるルビ表示は、これまで実質的に dark 配色固定でした。
そのため、候補ウィンドウの dark mode を OFF にして light 表示にしても、ルビ表示だけが dark 寄りの見た目になっていました。
v0.7.1 では、ルビ表示が候補ウィンドウ側の light/dark 設定に追従するようになりました。
- 「候補・ルビ表示をダークモードにする」ON
→ 候補ウィンドウとルビ表示が dark 配色 - 「候補・ルビ表示をダークモードにする」OFF
→ 候補ウィンドウとルビ表示が light 配色
ルビ表示だけが常に dark になる問題を直した修正です。
設定画面の日本語表示を修正しました
ルビ表示も dark mode 設定の対象になったため、設定画面の文言を更新しました。
表示:
候補・ルビ表示をダークモードにする
設定変更後の通知:
候補・ルビ表示のダークモード設定は新しいアプリケーションから有効になります。
翻訳 source だけでなく、実際にアプリへ組み込まれる .qm translation binary も更新しています。
Zenz / オフライン動作
この MSI は、ローカル Zenz 補正用の runtime と GGUF model を同梱したパッケージです。
同梱内容の例:
mozc_zenz_scorer.exellama-server.exemodels\zenz-v3.2-small-Q5_K_M.gguf- third-party license notices
Zenz runtime は localhost の llama-server.exe を使うローカル推論用の構成であり、外部サーバーへ入力内容を送信する目的のものではありません。
インストール
通常の 64-bit Windows では以下を使用してください。
Mozkey_v0.7.1_x64.msi
内部的には、v0.7.0 と同じ UpgradeCode を維持しています。
ProductVersion:3.33.6147.100ProductCode: v0.7.1 用に変更UpgradeCode: v0.7.0 と同じ値を維持- TSF / COM registration identifiers: 維持
- install path: 一部 Mozc のまま維持
今回の最終 MSI では clean install を中心に検証しています。
SHA256
Mozkey_v0.7.1_x64.msi
7097D0E40ACCAD8BF9C2F97986CA01E394A48C99497BFC8557ADEF4881E56934
Build information
- release:
v0.7.1 - tag:
v0.7.1 - commit:
96f3229fc823da6208a7160a5089fb001edc8051 - installer:
Mozkey_v0.7.1_x64.msi - Mozc
BUILD_OSS:6147 - ProductName:
Mozkey - ProductVersion:
3.33.6147.100 - ProductCode:
{AAE150E2-8F54-4759-AB4E-80F6D3A4C34A} - UpgradeCode:
{DD94B570-B5E2-4100-9D42-61930C611D8A} - Manufacturer:
koyasi777
Validation
Build / package
//session:session_testpassed//renderer/win32:win32_renderer_mainbuild passed//gui/config_dialog:config_dialog_mainbuild passed- Windows
packagebuild passed from latestmain - MSI metadata checked
- MSI administrative extract passed
- Required payload files were included in MSI:
mozc_server.exemozc_tip32.dllmozc_tip64.dllmozc_zenz_scorer.exellama-server.exemodels\zenz-v3.2-small-Q5_K_M.gguf
Clean install
- v0.7.1 clean install passed
- installer returned
0 RegisterTIP64returned1EnableTipProfilereturned1MainEngineThread is returning 0confirmedReturn value 3was not found in clean install log- installed
mozc_server.exeversion was3.33.6147.100 - installed
mozc_server.exehash matched extracted MSI payload
IME behavior
- Normal input / conversion / commit checked
- Live conversion checked
- Zenz live correction checked
- Zenz feedback behavior checked
- Ruby overlay light/dark switching checked
- Config dialog Japanese label checked
- Config dialog Japanese notification checked
- Google Japanese Input side-by-side behavior checked
Known validation note
Full //... test was not completed on the local Windows machine because ARM64 Visual C++ build tools were not installed.
Release-critical Windows x64 package build and focused session / renderer / config-dialog checks passed.
Notes
このビルドは google/mozc の公式配布物ではありません。
個人用 fork の experimental / pre-release build です。
MSI は署名されていないため、Windows の警告が表示される場合があります。
Zenz 同梱版は、ローカル推論 runtime と GGUF model を含むため、MSI のファイルサイズが大きくなります。
Zenz runtime は localhost の llama-server.exe を使うローカル推論用の構成であり、外部サーバーへ入力内容を送信する目的のものではありません。
Mozkey v0.7.0
Mozkey(もずきー)
Mozkey v0.7.0 は、これまでの Mozc / my-product fork の公開向け名称を Mozkey(もずきー) に改名するリリースです。
Windows 向けの表示名、インストーラー表示、IME 表示、About dialog、Help URL、credits、アイコン、README などを Mozkey 向けに整理しました。
このリリースでは、見た目や公開名は Mozkey に変更しつつ、Windows Installer / TSF / COM 登録まわりの安定性を優先し、一部の内部名は Mozc のまま維持しています。
Summary
- 公開向け名称を Mozkey に変更
- Windows インストーラー、IME 表示名、About dialog、Help URL、credits、アイコンを Mozkey 向けに更新
- Windows / macOS / Unix 向け product icon を新しい青緑系アイコンに更新
- v0.6.x fork 系列からのアップグレード互換性を維持
- v0.7.0 の改名方針ドキュメントを追加
- プロパティ > プライバシー タブのシークレットモード説明文の位置ずれを修正
- ローカル Zenz scorer の localhost 用 WinHTTP import を no-network import check で明示的に許可
- Mozc
BUILD_OSSを6145から6146に更新
主な変更
Mozkey への改名
公開向けの製品名を Mozkey に変更しました。
主な変更対象:
- README
- Windows インストーラーの表示名・メッセージ
- Windows IME / Text Service の表示名
- About dialog の製品名・著作権表示
- Help / product information URL
- credits 表示
- Windows version resource の ProductName / CompanyName / Copyright
- Windows / macOS / Unix 向け product icon
内部名の維持
v0.7.0 では、アップグレード安定性と今後の upstream Mozc 取り込みやすさを優先し、以下の内部名は意図的に Mozc のまま維持しています。
C:\Program Files (x86)\Mozcmozc_server.exemozc_tool.exemozc_tip32.dllmozc_tip64.dllmozc_zenz_scorer.exe- MSI UpgradeCode
- TSF / COM registration identifiers
これは改名漏れではありません。
詳細は docs/rename-to-mozkey-v0.7.0.md を参照してください。
アイコン更新
Mozkey 用の新しい青緑系 product icon に更新しました。
対象:
- Windows product icon
- Windows language bar / IME icon
- About dialog logo
- macOS product icon
- Unix product icon
- README header icon
About dialog / credits / Help URL 更新
About dialog の表示を Mozkey 向けに更新しました。
著作権表示は、fork 側の表記を追加しつつ、Mozc 由来部分の Google LLC attribution を残しています。
Copyright 2026 koyasi777. Portions Copyright 2010-2026 Google LLC.
credits page も Mozkey 向けに更新し、project URL を koyasi777/mozkey に変更しました。
プライバシータブのレイアウト修正
プロパティ画面の プライバシー タブで、シークレットモード説明文の表示位置がチェックボックスと微妙にずれて見える問題を修正しました。
no-network import check の調整
mozc_zenz_scorer.exe は、同梱 llama-server.exe の localhost endpoint に接続するために winhttp.dll を import します。
これは外部サーバーへの送信、telemetry、updater、crash upload 目的ではなく、ローカル Zenz 推論のための localhost 通信です。
そのため、mozc_zenz_scorer.exe の winhttp.dll import だけを no-network import check で明示的に許可しました。
Zenz / オフライン動作
この MSI は、ローカル Zenz 補正用の runtime と GGUF model を同梱したパッケージです。
同梱内容の例:
mozc_zenz_scorer.exellama-server.exemodels\zenz-v3.2-small-Q5_K_M.gguf- third-party license notices
Zenz runtime は localhost の llama-server.exe を使うローカル推論用の構成であり、外部サーバーへ入力内容を送信する目的のものではありません。
ダウンロード
通常の 64-bit Windows では以下を使用してください。
Mozkey_v0.7.0_x64.msi
SHA256
Mozkey_v0.7.0_x64.msi
437C3848F32F8A6FF5BB5426048392E6C000B3EDD8BF8FCD2ECE4CBBAC349B5D
Build information
- fork release:
v0.7.0 - tag:
v0.7.0 - Windows installer:
Mozkey_v0.7.0_x64.msi - Mozc
BUILD_OSS:6146 - ProductVersion:
3.33.6146.100 - base previous release:
v0.6.1-myproduct
Validation
Build / package
- Windows
packagebuild passed - MSI administrative extract passed
- TIP DLL / Zenz payload included in MSI
mozc_zenz_scorer.exeincluded in MSIllama-server.exeincluded in MSIzenz-v3.2-small-Q5_K_M.ggufincluded in MSI- no-network import check passed
Install / registration
- final MSI install passed
- installer returned
0 RegisterTIP64returned1EnableTipProfilereturned1MainEngineThread is returning 0confirmedReturn value 3was not found in install log
Branding / UI
- IME list shows Mozkey
- Windows installer display shows Mozkey
- About dialog shows Mozkey
- About dialog copyright checked
- Help / product information points to
koyasi777/mozkey - credits page contains Mozkey /
koyasi777/mozkey github.com/google/mozkeyis not included- Windows product icon / language bar icon / About dialog logo checked
- Privacy tab incognito-mode label alignment checked
IME behavior
- Normal input / conversion / commit checked
- Live conversion checked
- Zenz live correction checked
- Google Japanese Input side-by-side behavior checked
Notes
このビルドは google/mozc の公式配布物ではありません。
個人用 fork の experimental / pre-release build です。
MSI は署名されていないため、Windows の警告が表示される場合があります。
Zenz 同梱版は、ローカル推論 runtime と GGUF model を含むため、MSI のファイルサイズが大きくなります。
Zenz runtime は localhost の llama-server.exe を使うローカル推論用の構成であり、外部サーバーへ入力内容を送信する目的のものではありません。
Mozc fork my-product v0.6.1
この release は、前回 v0.6.0-myproduct 以降の変更として、2026-05-20 時点の upstream Mozc 取り込み、Windows TIP / renderer 周辺の安定化、および Zenz live correction の private-use marker leakage 修正を含む experimental / pre-release build です。
Summary
- Sync
my-productwith upstream Mozc changes up toupstream/masteras of 2026-05-20 - Fix Windows TIP / renderer flickering after focusing complex web text fields
- Fix Windows TIP indicator UI element ID assignment
- Fix Zenz live correction output leaking private-use marker continuations such as
U+EE08 - Bump Mozc
BUILD_OSSfrom6144to6145
主な変更
upstream Mozc 取り込み
2026-05-20 時点の upstream Mozc の変更を my-product に取り込みました。
主な取り込み内容:
- Visual Studio 2026 ビルド対応
- DataManager 依存関係の整理
- 電卓 rewriter の更新
- renderer / IPC 周辺の cleanup
- user history partial match の有効化
- config dialog の Qt enum 更新
- Windows installer の COM 登録処理を CustomAction 化
- Mac / Emacs 関連の cleanup / 修正
Windows TIP / renderer のちらつき修正
Floorp などで GitHub PR comment form のような複雑な Web テキスト入力欄にフォーカスした後、Notepad などで Mozc を使うと、IME インジケータ・候補/ルビ表示周辺がちらつく場合がある問題を修正しました。
原因は、TSF の OnLayoutChange が大量に発火した際、表示対象がない状態でも renderer に no-op の非表示更新を送り続けていたことでした。
今回の修正では、候補・ルビ・モードインジケータなど、実際に renderer 更新が必要な場合にだけ layout change を処理するようにしました。
Windows TIP UI element ID 修正
Windows TIP の indicator UI element 作成時に、indicator 用 ID を candidate 用 ID へ誤って代入していた問題を修正しました。
この修正により、candidate window と mode indicator が同時に関わる場面で、UI element の更新対象が不正になる可能性を解消しました。
Zenz live correction の private marker leakage 修正
Zenz 推論結果に private-use marker continuation が混入する場合がある問題を修正しました。
環境によって ・ や tofu として表示される可能性があった U+EE08 系の出力漏れを、mozc_zenz_scorer.exe 側の stop sequence 拡張で抑制しました。
今回確認した例:
AI<U+EE08>カエル<U+EE08>カエルマジカ<U+EE08>!?!?!?!?!?!?
原因としては、Zenz prompt / completion 境界で使っている private-use marker 系列の近傍が、推論結果側に continuation として漏れていた可能性があります。
今回の修正では、llama-server への completion request の stop sequence と、mozc_zenz_scorer.exe 側の post-processing cleanup を U+EE00..U+EE06 から U+EE00..U+EE0F へ拡張しました。
これにより、たとえば:
AI<U+EE08>はAIカエル<U+EE08>カエルはカエルマジカ<U+EE08>!?!?!?!?!?!?はマジカ
のように、private marker continuation の手前で出力を止めるようにしています。
ダウンロード
通常の 64-bit Windows では以下を使用してください。
Mozc64_myproduct_v0.6.1_zenz_offline_x64.msi
Zenz 同梱版のため、従来の offline MSI よりファイルサイズが大きくなっています。
SHA256
6C95A0D0F6350638B2D96194992591486D052CB5A6794F57F3C1264754E82512
Build information
- fork release:
v0.6.1 - tag:
v0.6.1-myproduct - Windows installer:
Mozc64_myproduct_v0.6.1_zenz_offline_x64.msi - MSI size:
111,996,928 bytes - Mozc
BUILD_OSS:6145 - ProductVersion:
3.33.6145.100 - ProductCode:
{6A1E2F1C-5529-4857-9213-80C9B89ABC42} - UpgradeCode:
{DD94B570-B5E2-4100-9D42-61930C611D8A} - base previous release:
v0.6.0-myproduct
Validation
Build / package
-
packagebuild 成功 -
src/version.bzlのBUILD_OSSを6144から6145に更新 -
MSI identity check 済み
- ProductName:
Mozc - ProductVersion:
3.33.6145.100 - ProductCode:
{6A1E2F1C-5529-4857-9213-80C9B89ABC42} - UpgradeCode:
{DD94B570-B5E2-4100-9D42-61930C611D8A}
- ProductName:
-
MSI extract passed
-
TIP DLL / Zenz payload が MSI に含まれることを確認
-
mozc_zenz_scorer.exepayload を MSI 内で確認 -
stop sequences
\uee06,\uee08, and\uee0fが extracted scorer binary に含まれることを確認
Install / upgrade
- Previous release から normal
/iupgrade を実行 - installer returned
3010 - reboot 後に確認
FindRelatedProductsが previous product を検出RemoveExistingProductsが実行されたことを確認RegisterTIP64returned1EnableTipProfilereturned1- HKLM TIP registration が存在することを確認
Get-WinUserLanguageListに Mozc TIP が残っていることを確認- 32-bit / 64-bit COM registration 確認済み
Windows TIP / renderer flicker regression
- Floorp → GitHub PR comment form → Notepad のちらつき再現手順で修正を確認
- debug logging で
OnLayoutChange → visible=0 renderer updateの過剰発火を確認 - production patch で debug logging を除去後、再ビルド確認済み
- 候補・ルビ・モードインジケータなど、実際に renderer 更新が必要な場合だけ layout change を処理することを確認
Zenz private marker leakage regression
-
修正前に以下のような出力を確認
AI<U+EE08>カエル<U+EE08>カエルマジカ<U+EE08>!?!?!?!?!?!?
-
mozc_zenz_scorer.exeの stop sequence を拡張後、同じ入力でU+EE08系の出力漏れが再現しないことを確認 -
修正済み
mozc_zenz_scorer.exeを実機に差し替え、SHA256 一致を確認 -
release MSI 内の
mozc_zenz_scorer.exeにも stop sequence 拡張が含まれることを確認
Notes
このビルドは google/mozc の公式配布物ではありません。
個人用 fork の experimental / pre-release build です。
MSI は署名されていないため、Windows の警告が表示される場合があります。
Zenz 同梱版は、ローカル推論 runtime と GGUF model を含むため、従来の offline MSI よりファイルサイズが大きくなります。
Zenz runtime は localhost の llama-server.exe を使うローカル推論用の構成であり、外部サーバーへ入力内容を送信する目的のものではありません。
Mozc fork my-product v0.6.0
この release は、前回 v0.5.5 以降の変更として、syntax guard の小改善に加え、ローカル Zenz live correction と feedback learning を追加した experimental / pre-release build です。
主な変更点
Zenz live correction / feedback learning
- llama.cpp ベースのローカル Zenz live correction pipeline を追加しました。
mozc_serverから Windows named pipe 経由でmozc_zenz_scorer.exeに補正を依頼します。mozc_zenz_scorer.exeは同梱されたllama-server.exeの localhost endpoint を使ってローカル推論を行います。- 外部サーバーへ入力内容を送信する目的のものではありません。
- Zenz live correction の設定 UI を追加しました。
- Zenz ライブ補正の ON/OFF
- Zenz 推論開始までの遅延時間
- Zenz 推論を許可する最小読み長
- Zenz feedback learning の ON/OFF
- Zenz 補正結果のローカル feedback learning を追加しました。
- Zenz 補正結果が表示されただけでは保存しません。
- Enter や句読点・記号の単打確定などで表示中の Zenz 結果が明示的に確定された場合だけ、accepted feedback の候補として保留します。
- 保留された accepted feedback は、次の実テキスト入力まで Backspace / Escape / Revert / Undo / IME off などで取り消されなかった場合にローカル TSV へ保存します。
- Zenz 補正表示後に Space や候補移動など通常変換操作へ移った場合、その Zenz 候補は rejected feedback として扱います。
- Zenz 学習データ管理 UI を追加しました。
- 設定画面から Zenz 学習データを読み取り専用 table で確認できます。
- 検索、インポート、エクスポート、選択項目削除、全削除に対応しました。
- TSV ファイルを直接編集せずに管理できます。
- accepted Zenz feedback の再利用を追加しました。
- ライブ変換中は保存済み accepted feedback を fast path として使い、Zenz runtime を呼ばずに補正できます。
- 通常変換では、1 文節の変換に対して accepted feedback 候補を promotion できます。
- 複数文節の変換では、文節境界を壊さないため promotion しません。
sensitive_likecontext で得られた feedback は、通常文脈の候補 promotion には使いません。
- accepted Zenz 候補を、条件を満たす場合に Mozc user history へ外部変換結果として学習する経路を追加しました。
- Zenz prompt に使う左文脈 sanitizer を追加しました。
- URL、email、file path、token、長い数字列など sensitive-like な文脈は prompt に含めません。
- feedback には raw left context を保存せず、非可逆な context class のみを保存します。
Installer / runtime
- Zenz runtime を MSI に同梱しました。
mozc_zenz_scorer.exellama-server.exellama.dllggml*.dllmodels\zenz-v3.2-small-Q5_K_M.gguf- third-party license notices
- uninstall / upgrade 時に
mozc_zenz_scorer.exeとllama-server.exeが残りにくいよう、installer custom action を調整しました。 - Windows TIP callback chaining を調整し、通常 live conversion callback の後に Zenz live correction callback を続けて処理できるようにしました。
- Windows GUI resources から legacy usage-statistics / crash-report dialog translation を削除しました。
通常変換 / 辞書
- syntax guard 辞書に common phrase guard を追加しました。
きりがない無下にはできない元に戻す元に戻して
ダウンロード
通常の 64-bit Windows では以下を使用してください。
Mozc64_myproduct_v0.6.0_zenz_offline_x64.msi
Zenz 同梱版のため、従来の offline MSI よりファイルサイズが大きくなっています。
SHA256
1BD934C30D4EC5B52F6907F05EA87B53F630E5A088D3B61D00A519618548CA33
ビルド情報
- fork release:
v0.6.0 - tag:
v0.6.0-myproduct - release commit:
4208133152bd0f9f219baf272a2eff9b48708983 - Windows installer:
Mozc64_myproduct_v0.6.0_zenz_offline_x64.msi - Mozc
BUILD_OSS:6144 - ProductVersion:
3.33.6144.100 - ProductCode:
{97643510-F3CB-46EA-AC81-6A26D3FC2259} - UpgradeCode:
{DD94B570-B5E2-4100-9D42-61930C611D8A} - base previous release:
v0.5.5-myproduct
検証結果
Windows release build: PASSED
Zenz feedback tests: PASSED
MSI identity check: PASSED
MSI extract/payload check: PASSED
mozc_tool.exe legacy usage-statistics/crash-report string check: PASSED
Upgrade from v0.5.5: PASSED
Post-reboot installed payload check: PASSED
RegisterTIP64: PASSED
EnableTipProfile: PASSED
WinUserLanguageList check: PASSED
Zenz runtime live correction smoke test: PASSED
Installed Mozc core runtime no-network import check: PASSED
SHA256: 1BD934C30D4EC5B52F6907F05EA87B53F630E5A088D3B61D00A519618548CA33
注意
このビルドは google/mozc の公式配布物ではありません。
個人用 fork の experimental / pre-release build です。
MSI は署名されていないため、Windows の警告が表示される場合があります。
Zenz 同梱版はローカル推論 runtime と GGUF model を含むため、従来の offline MSI よりファイルサイズが大きくなります。