RadioSim Pro 2.5RC1
Pre-release
Pre-release
2.5 のリリース候補 1 本目。テーマは 「同一経路の条件探索」 です。1 本の確定した経路について、地形の取得は 1 回だけで条件を N 通り計算する 4 つ目の実行フローを追加しました。あわせて 2.4RC2 の実地試用で出た要望(一括 PDF・距離の m 統一など)と、表示まわりの負債(フォント統一・見切れ・DPI 追従)を片付けています。
主な追加
- 条件探索ウィンドウ(比較 / スイープ) — ランチャーから開きます。経路(座標)とサンプル数はランチャーの値に固定し、DEM 取得 1 回で N 条件を計算します。
- 比較: ベース(ランチャーの現在値)に対して比較条件を最大 5 列。周波数・電力・利得・感度・アンテナ高・植生高・降雨・環境・回折モデルを条件ごとに変えられます。
- スイープ: 1 軸を 2〜41 点で振り、判定が反転する位置を折れ線+数値表で見ます。
- 出力は
results/scenario_YYYYMMDD_HHMMSS/にscenario.html(A4 縦 1 枚)とscenario.csv。
- 一括レポート
report_all.html— バッチのサマリと全経路のレポートを 1 文書へ連結。Ctrl+P 一発で全ページぶんの PDF になります。 - バッチ表に水平距離列 — 座標の打ち間違いは距離が極端な値として現れるので、実行前に気づけます。
主な変更・修正
- 距離表示を m へ統一(グラフ軸・パネル・レポート・地図バッジ)。
- UI フォントをアプリ全体で統一し、DPI 追従を実装(拡大率の違うモニタへ移すと窓だけ大きくなって文字が小さいままだった問題)。
- ウィンドウの見切れを寸法決定の一本化で構造的に解消(全窓横断の自動ゲート付き)。
- 入力検証の穴を修正(条件探索・バッチ共通設定とも、値域未検証のまま実行に使われていました)。
- バッチ CSV / 出力の 4 件(ビルド直前に対応): ヘッダの大小混在で読めなかった問題/同一秒に始めた実行が前の結果を上書きし得た問題/大小だけ違う経路 ID で結果が混ざり得た問題/CSV を表計算で開いたとき値が数式として解釈され得た問題。
⚠️ 互換性(出力の列名が変わります)
summary.csvのslant_km→slant_m、terrain_profile.csvのDistance_km→Distance_m(値も m)。旧列名を前提にした集計シートをお使いの場合は読み替えが必要です。- バッチ CSV の入力スキーマは変更ありません。既存の設定ファイル・DEM キャッシュ・結果フォルダはそのまま使えます。
検証のお願い
- 条件探索(比較 / スイープ)が実用に足るか — 特に ↻ ランチャーから更新 の挙動(押すまでは画面に出ている値で計算します)
-
report_all.htmlを Ctrl+P → PDF に保存したときのページ割り(A4 縦・末尾に空ページが出ないか) - 拡大率の違うモニタ間でウィンドウを移動したときの文字サイズと窓の大きさ
- 各ウィンドウで文字やボタンの右端・下端が切れていないか(日本語表示)
-
summary.csv/scenario.csvを Excel で開いたときに数値列が数値として読めるか
展開について
zip は OneDrive の外へ展開してください(同期フォルダ上では DEM キャッシュの読み書きが競合することがあります)。