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mf-cloud-import

領収書をフォルダに入れて「記帳して」と言うだけ。 AIが読み取り、明細と突き合わせ、マネーフォワード クラウド会計へ記帳して、領収書を仕訳に添付します。

仕訳帳に、本プラグインが登録した仕訳が並んでいる画面

↑ 実際の帳簿。「外部連携(API)」の行が、このプラグインが登録した仕訳です。勘定科目・税区分・インボイス区分(軽減8%・80%控除)まで判定されています。

⚠️ 本プラグインは、株式会社マネーフォワードの公式製品ではありません。 株式会社 multi-solution が独自に開発した非公式のツールです。 「マネーフォワード クラウド会計」は株式会社マネーフォワードの登録商標です。 【お問い合わせ先】 本プラグインのご質問・不具合の報告は、このリポジトリの Issues へお願いします。 同社の製品ではないため、マネーフォワード社ではお答えできません。

使い方は4ステップ

やること
1 領収書(PDF・写真)をフォルダに入れる。ファイル名は揃えなくて大丈夫です
2 Claude に「記帳して」と伝える
3 確認表が出るので、内容を見る。直したい行はその場で伝えれば修正されます
4 実行」と答える。記帳と証憑の添付まで一度に終わります

ふだんは月に一度、まとめて実行するだけです。

証憑(領収書)も自動で添付されます

仕訳に領収書PDFが添付されている画面

ファイル名は「日付_相手先_内容_金額」に整えて保存します。あとから日付・取引先・金額のどれからでも探せます。

自動でリネームされたファイル名

📘 はじめての方へ:専門用語を使わない手順書があります → 導入マニュアル (基本編20分で記帳の自動化まで。難しい工程は応用編に分けてあります)

コマンドは3つだけ

コマンド 内容
/mf-cloud-import:mf-setup 初期設定。接続を診断し、過去の仕訳から自分用の勘定科目ルールを作ります
/mf-cloud-import:mf-status いま何が終わって何が残っているかを1画面で表示(帳簿は変更しません)
/mf-cloud-import:mf-import 領収書を読み取って記帳し、証憑を添付(承認制)

設計の考え方

このプラグインは**機能の多さより「事故を起こさないこと」**を優先しています。

1. 証憑がない経費は記帳しない

領収書が手元にないものは、記帳せず「証憑待ち」として残します。 仕訳が存在するなら必ず証憑が付いている状態を保つためです (後から「添付したのかしていないのか」が分からなくなるのを防ぎます)。

振込手数料・預金利息などそもそも証憑が存在しないものは対象外です。

2. 同じ領収書を二度記帳できない

「記帳したらフォルダを移す」という運用は、移動を忘れた瞬間に破綻します。 そこでファイルの内容ハッシュ(SHA-256)で処理済みを管理します。

ファイル名を変えても、フォルダを移動しても、同じ領収書は記帳済みと判定されます。

3. 危険な操作を構造的に避ける

  • 売掛金の回収はAPIで仕訳しません。 MFの「実現」機能と紐付ける手段がAPIに無く、 自動化すると二重計上になるためです。該当分は対応表を出してお渡しします
  • 登録前に必ず承認を求めます。完全自動化はしません
  • 毎回、事業者名を確認します(取り違えが最大の事故のため)

4. 利用者に合わせて表示が変わる

初期設定で「記帳の経験」を尋ね、表示を切り替えます。

  • 会計に不慣れな方:専門用語を避け、業務の実態を尋ねます (「会議費ですか交際費ですか」ではなく「どなたとの食事でしたか」)
  • 経理経験者・税理士:専門用語のまま、情報密度を優先して簡潔に表示します

ただし安全装置(1〜3)は、どちらのモードでも一切緩みません。

必要なもの

  • Claude Code(ターミナル / デスクトップアプリ / IDE拡張のいずれか)
    • Claude のご契約が別途必要です(本プラグイン自体は無償ですが、Claude は無償ではありません)
    • 自分の帳簿だけに使うなら Pro / Max で十分です。ただし学習利用の設定はご確認ください
    • 顧問先など他人のデータを扱う場合は、Team プラン以上をおすすめします
    • → 詳しくは データの扱い
  • Python 3.9 以上を推奨(3.8でも動作確認済み。追加ライブラリ不要・標準ライブラリのみ)
  • マネーフォワード クラウド会計のアカウント
  • 証憑の自動添付を使う場合:マネーフォワードの開発者アプリ登録(後述)

Windowsをお使いの場合:本書のコマンド例は python3 ですが、Windowsでは python または py に読み替えてください。

セットアップ

1. プラグインを入れる

画面から入れる(おすすめ・ターミナル不要)

設定 → カスタマイズ → プラグイン → 右上の 追加マーケットプレイスを追加リポジトリから追加 URL欄に multi-solution/mf-cloud-import を入れて 同期 → 一覧の「Mf cloud import」をインストール → Claude Code を再起動

URLを入れて同期を押す

画面写真つきの詳しい手順は 導入マニュアル にあります。 「プラグインを信頼できることを確認してください」という赤い注意書きが出ますが、 これはAnthropicが外部プラグインすべてに表示しているもので、エラーではありません。

ターミナルから入れる

claude plugin marketplace add multi-solution/mf-cloud-import
claude plugin install mf-cloud-import@mf-cloud-import

チャット欄から入れる/plugin に対応している環境のみ)

/plugin marketplace add multi-solution/mf-cloud-import
/plugin install mf-cloud-import

どの方法でも、入れたあとに Claude Code の再起動が必要です。 /plugin は環境によって「isn't available in this environment」と出ます。その場合は上の2つをお使いください。

2. MFクラウドのコネクタに接続する

本プラグインは接続設定を同梱していません。マネーフォワード公式のClaudeコネクタを、 ご自身のアカウントで有効化してください(同じMFへの接続が2つできる事故と、 接続情報の第三者提供にあたる懸念を避けるためです)。

方法A(推奨・画面で完結) claude.ai の「設定 → コネクタ」で 「マネーフォワード クラウド会計」 を追加し、 MFクラウドのアカウントで認可する。Claude Codeにも自動で反映されます。

方法B(ターミナル)

claude mcp add --transport http mfc_ca https://beta.mcp.developers.biz.moneyforward.com/mcp/ca/v3

どちらの場合も、接続の認可はマネーフォワードの画面上でご自身が行います。 認可情報がプラグインや作者に渡ることはありません。

3. 証憑の自動添付を有効にする(任意)

証憑添付だけは会計REST APIを直接使うため、ご自身での開発者アプリ登録が必要です。

python3 <プラグインのパス>/scripts/oauth_init.py

認証情報は ~/.mfc/credentials.json に保存されます。 このファイルは作者に送られず、プラグインのログにも記録しません。 読み書きするのは同梱のスクリプトだけで、クライアントシークレットやトークンを Claudeとの会話に載せない設計です。 (※ 不具合の調査などで、このファイルを開くよう自分で指示した場合は、その内容も会話に含まれます)

顧問先を複数扱う場合は、事業者ごとに認証情報と処理済み台帳を必ず分けてください。

4. 初期設定

/mf-cloud-import:mf-setup

対話で設定を作り、.mf-cloud/config.json に保存します。 過去の仕訳から勘定科目ルールを生成できます(許可を取ってから実行します)。

5. まず少量で試す

初回は領収書1〜2件で実行し、結果をMFクラウドの画面で確認してください。 科目・税区分が意図どおりであることを確かめてから、まとめて処理することを 強くおすすめします(設定に誤りがあった場合の影響を最小にするためです)。

データの扱い

ここは必ずお読みください。 顧問先や取引先の情報を扱う方には、特に重要です。

作者には送られません

このプラグインは外部サーバーを持ちません。作者にデータが送信されることはありません。 MFクラウドへの認可もあなた自身がマネーフォワードの画面で行うため、認可情報が作者に渡ることもありません。 MFクラウドへ送るのは、あなたが承認した仕訳と証憑ファイルだけです。

ただし、Claude(Anthropic社)は経由します

Claude Code はあなたのパソコンで動きますが、読み取りと判定はAnthropic社のクラウドで行われます。 したがって、次のものがAnthropic社のサービスへ送信されます。

  • 領収書の中身
  • 事業者名(取り違えを防ぐため毎回確認します)
  • 銀行・クレジットカードの連携明細
  • 過去の仕訳・取引先マスタ・勘定科目
  • 作業しているフォルダのパス

領収書だけが送られるのではありません。 突合と科目判定のために、帳簿の広い範囲が文脈に含まれます。 これはAIで記帳する以上、避けられない性質のものです。

だから、契約と設定で担保してください

ご契約 学習に使われるか 保存期間 組織としての統制
Free / Pro / Max(個人契約) 設定次第 30日(学習を許可すると5年 できない
Team / Enterprise / API(商用) 使われない 30日 できる
Enterprise + ゼロデータ保持 使われない 保存しない できる

自分の帳簿だけに使う場合(個人事業主・自社の経理) → Pro / Max で十分です。ただし プライバシー設定 で モデル改善へのデータ利用をオフにしてください(オフなら保持30日、オンだと5年です)。 自分のデータをどう扱うかは、ご自身で決められる範囲の話です。

他人のデータを扱う場合(税理士・記帳代行・複数の会社の経理) → **Team プラン以上をおすすめします。**個人向けプランは、組織として設定を統制できないためです。 守秘義務を負うお立場の方は、所属会のガイドラインと、依頼元への説明の要否も併せてご確認ください。

手元にも記録が残ります

Claude Code は会話の記録を ~/.claude/projects/平文で30日間保存します。 パソコンのディスク暗号化(FileVault / BitLocker)を有効にし、必要なら保持日数を短くしてください。

意図せず送信してしまう経路

次の3つは、操作すると会話の内容がAnthropic社へ送られます。他者のデータを扱う環境では、止めることを検討してください。

経路 保持期間 止め方
/feedback コマンド 5年 DISABLE_FEEDBACK_COMMAND=1
セッション品質調査で「Yes」を選ぶ 6か月 CLAUDE_CODE_DISABLE_FEEDBACK_SURVEY=1
エラーレポート(Pro / Max は既定でオン) DISABLE_ERROR_REPORTING=1

まとめて止める場合は CLAUDE_CODE_DISABLE_NONESSENTIAL_TRAFFIC=1 を設定します。

詳細は Anthropic の公式ドキュメント データ使用 をご確認ください。 税理士・社会保険労務士など守秘義務を負う立場で顧問先のデータを扱う場合は、所属会のガイドラインと、 顧問先への説明の要否を必ずご確認ください。 本プラグインはその判断を代替するものではありません。

制限事項

  • 売掛金の消し込み(実現)は自動化できません(APIに該当機能がないため)
  • 3行以上の複合仕訳は明細から直接作れません(源泉徴収を伴う入金など)。 画面での手動操作か、API2本立てかを選んでいただきます
  • 証憑の中身はAPIで読めません(アップロードと削除のみ対応)
  • 1回の実行で扱えるのは30ファイルまで(超えると読み取り精度が落ちるため)
  • コネクタはベータ版のエンドポイントを利用しています。仕様変更の可能性があります

トラブルシューティング

Q. スクリプト実行時に「Operation not permitted」や許可の確認が出る Claude Codeのサンドボックスが ~/.mfc/(認証情報)へのアクセスを制限しているためです。 表示される許可プロンプトを承認してください。毎回の承認を避けたい場合は /sandbox コマンドで設定を調整できます。

Q. なぜOAuth(ブラウザでの認可)が必要なのか。APIキーで済ませられないのか マネーフォワードにはAPIキー認証もありますが、2026年8月時点でクラウド会計はAPIキーの対象外です (発行画面で選べるのは「事業者情報」「クラウド連結会計」のみ・実測確認済み)。 そのため証憑添付が使う会計APIはOAuthが唯一の手段です。将来対応された場合は移行を検討します。

Q. 認可の途中で「404 File not found」のページが出る コールバック用のポート(既定8765)を別のプログラムが先に使っていると起こります (例:python -m http.server 8765 で立てたプレビューサーバーの消し忘れ。実際に発生した事例です)。 この状態で「許可」を押すと認可コードが失われます。 reauth.py / oauth_init.py は起動時にポートの占有を検知して占有プロセスを表示するので、 表示されたプロセスを終了してから再実行してください。

Q. preflight が繰り返し expired になる マネーフォワードのリフレッシュトークンは更新のたびに新しいものへ入れ替わります(ローテーション)。 次の場合に古いトークンが無効化され、expired になります。

  • 同じClient IDで認可(oauth_init.py)をやり直した:以前のトークンは無効になります
  • 複数のパソコン・複数の認証ファイルで同じClient IDを使っている: 片方の更新でもう片方が無効になります

対処:reauth.py を実行してください(保存済みのClient ID/Secretを再利用するため、 ブラウザで「許可」を押すだけで復旧します。Client ID/Secretの再入力は不要です)。 複数環境で使う場合は、環境ごとに別のアプリ(Client ID)を登録することを推奨します。

Q. 複数の会社・事業者の帳簿を扱いたい 事業者ごとに次の3つを必ず分けてください

  1. 認証ファイル:oauth_init.py --creds ~/.mfc/credentials_◯◯.json
  2. 設定と台帳:事業者ごとのフォルダに .mf-cloud/(config.json・ledger.json)
  3. セッション:作業も事業者ごとに分ける

プラグインは実行のたびに「MCP接続先」「REST認証」「設定ファイル」の事業者名が 一致するかを突合し、不一致なら停止します。

Q. Googleドライブ等の同期フォルダで使ってよいか 証憑の置き場所としては問題ありません。ただし台帳(.mf-cloud/ledger.json)を 複数端末から同時に更新すると競合するため、記帳作業は1台ずつ行ってください。

⚠️ 免責事項

  • 本プラグインの役割は「記録の作成を補助すること」に限られます。 税務相談・税務代理はいたしません。勘定科目・税区分・インボイス区分の判定は参考情報です。 最終的な確認と判断は、利用者ご自身または顧問税理士が行ってください。
  • 本プラグインの利用によって生じたいかなる損害についても、作者は責任を負いません。
  • 記帳した内容は、必ずマネーフォワード クラウド会計の画面でご確認ください。
  • 税制・会計基準・API仕様は変更されます。本プラグインの内容が 最新の制度に対応していることを保証するものではありません。
  • 電子帳簿保存法への適合は、利用者ご自身の責任でご判断ください。 適合は、証憑の保存場所やご運用の全体で決まるものです。本プラグインが行うのは 「ファイル名を探しやすい形に整えること」までで、適合の保証は含みません。
  • 本プラグインは株式会社マネーフォワードの公式製品ではなく、同社とは無関係に開発されたものです。 同社は本プラグインについて一切の責任を負わず、お問い合わせにもお答えできません。
  • 「マネーフォワード クラウド会計」は株式会社マネーフォワードの登録商標です。
  • 連携に用いるコネクタはベータ版として提供されているため、仕様が変更される可能性があります。

ライセンス

MIT License


このプラグインは、実際の個人事業の帳簿で運用しながら作られました。 記載されている「やってはいけないこと」は、実際に起きた事故に基づいています。

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マネーフォワード クラウド会計へ、領収書を読み取って記帳し、証憑を仕訳に添付する Claude Code プラグイン

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