v0.6.0 で完了した MCP 2026-07-28 移行の記録を文書化し、あわせてリポジトリ内部の不具合と設定ドリフトを整理したパッチリリースです。
公開 CLI の挙動・出力スキーマ・exit code はいずれも変わっていません。 v0.6.0 からのアップグレードに必要な作業はありません。
Added
docs/protocol-migration.md: MCP2026-07-28の採用 protocol、mcp-gateway / thread-owl / review-raven / 本 CLI / squirrel-notifier / Mcp-Docker の対応 matrix、移行順(gateway → server → client)とその根拠、endpoint(client / server)で legacy 経路を残さない判断と撤去済み範囲、および protocol-independent な gateway がその対象外である理由(legacyinitialize/Mcp-Session-Idの透過は恒久的な回帰要件)を記録。#162 の完了条件のうち PR #168 で後続 PR に分割した文書化項目に対応する(横断 tracker: scottlz0310/thread-owl#165)。README 冒頭の protocol 注記とAGENTS.mdからリンクした
Fixed
vitestがdist/test/*.test.jsも収集し、pnpm run build後の test 実行でコンパイル済みのテストが二重実行されていたのを修正。vitest 4 のdefaultExcludeからdistが外れたのが原因で、vitest.config.tsのtest.excludeにdist/**を明示した。ci.yml(build→test:coverage)とpublish.yml(build→typecheck→test)も build 後に test を実行するため CI でも二重実行が起きていたが、clean checkout ではdist/が常に同一コミットの build 成果物であり検証結果自体は正しかったため、公開物への影響はない。ローカルでは古いdist/が残っていると、ソースを直した後もコンパイル前のテストが緑で通り得た
Internal
biome.jsonの$schemaを 2.5.3 から CLI と同じ 2.5.10 へ追従(biome migrate)。あわせてrenovate.jsonにpresets/tools/biomeを追加し、以降の@biomejs/biome更新で$schemaも自動追従するようにした。この preset を extend していなかったため、#167 で CLI が 2.5.10 へ上がった際に$schemaが取り残されていた.gitignoreと.dockerignoreに.pnpm-storeを追加。pnpm はグローバルストアへのリンク可否テストに失敗するとプロジェクト直下の.pnpm-store/にフォールバックするため、条件次第でワークツリーが汚れ、Docker のビルドコンテキストにも入っていた
docs/protocol-migration.md について
MCP 2026-07-28 移行は 6 リポジトリにまたがる横断作業でした。本リリースで追加したドキュメントは、その結果として どのバージョン同士が相互運用できるのか を一箇所にまとめたものです。要点:
| コンポーネント | 役割 | 2026-07-28 since |
|---|---|---|
| mcp-gateway | 透過プロキシ | v0.10.0(透過契約がテストで保証された版。旧版は未保証であって非互換とは限らない) |
| thread-owl | server | v0.4.0 |
| review-raven | server | v0.2.0(stateless)/ v0.3.0(legacy 拒否) |
| mcp-resource-subscriber | client | v0.6.0 |
- endpoint(client / server)は legacy 経路を一切保持しません。不一致は黙って別方式へ切り替わるのではなく、client 側は
PROTOCOL_UNSUPPORTED(exit3)、server 側は JSON-RPC-32022で明示的に失敗します - gateway は protocol-independent なため「legacy 撤去」の対象外です。legacy
initialize/Mcp-Session-Idの透過は、旧プロトコルの upstream をルーティングし続けるための恒久的な回帰要件として維持されます
自動生成された変更履歴
What's Changed
- fix(test): vitest の収集対象から dist/ を除外する by @scottlz0310-user in #170
- docs: MCP 2026-07-28 の対応 matrix・移行順・legacy 撤去条件を文書化する by @scottlz0310-user in #171
- chore: release v0.6.1 by @scottlz0310-user in #172
Full Changelog: v0.6.0...v0.6.1