どの端末からでも、その日にあったことを話すだけ。記録は自分の非公開GitHub リポジトリにだけ蓄積され、AIがそれを読み解く日記ツールです。
日々の出来事や考えを、AIがつなぎ合わせて解釈できる形で、自分の手元に 蓄積することです。
- 入力はスマホでもPCでも、ChatGPTのチャットに話す(書く)だけ
- 記録は自分の非公開リポジトリのテキストファイルにだけ残る。外部の サービスやこのテンプレートの作者には一切渡らない
- 蓄積された記録をAIが読み、過去とつないだ解釈を返す。AIの役割は 聞き取りと解釈で、記録の持ち主は常に自分
- 話すだけで日記が残る(フォームなし、音声入力可、朝昼晩の細切れ可)
- 過去の記録を踏まえた応答が返る。例:「先週も似た構図で悩んでいましたね。 共通して引っかかっているのは◯◯では?」(日付つきの根拠あり)
- 「先月を振り返って」と言えば、期間分の記録を読み込んだ振り返り レポートを作って保存する
- AIが自分をどう捉えているかのメモ(analysis/current_state.md)を含め、 すべてテキストファイルとして読める・持ち出せる
- 日記本文に残るのは自分が話した内容だけ(AIの解釈は会話とメモに分離)。 保存済みの記録は黙って書き換わらない
- カレンダー連携があれば、人と会った予定を手がかりに話し忘れを拾える
- 3日書かないと、GitHubからリマインドが届く
毎日、ChatGPTの日記Projectでその日にあったことを話す(または書く)。 保存したいときに「保存して」と言う。それだけです。
セットアップは1回だけ。アカウントが揃っていれば約10分です。手順は 「やること」だけを書いてあります(仕組みの説明は最後の 「仕組みが気になる人へ」に分けました)。 読みながら進めるのが苦手な人は、ChatGPTに1ステップずつ案内してもらう方法も あります(付録B)。
GitHubアカウント(無料)
- github.com → Sign up
- メールアドレス・パスワード・ユーザー名(半角英数字)を入力
- 届いた確認コードを入力
ChatGPT有料プラン(Plus以上)とスマホアプリ
- ChatGPTアプリ(または chatgpt.com)の設定からPlus以上にアップグレード
1. 日記リポジトリを作る
- このページ上部の緑色の 「Use this template」 → 「Create a new repository」
- Repository name に
my-journalと入力(好きな名前でも可) - 「Private」を選択
- 「Create repository」 を押す
✅ 確認: できたリポジトリ名の横に「Private」と表示されている
2. GitHubと接続する
- ChatGPTの 設定 → コネクター(Connectors)→ GitHub → 接続
- GitHubの認証画面でログインして許可
- リポジトリ選択画面で 「Only select repositories(選択したリポジトリ
のみ)」 を選び、1で作った
my-journalだけ を選択
✅ 確認: コネクター一覧でGitHubが接続済みになっている
3. 日記用Projectを作る
- ChatGPTで新しい Project を作る(名前は「日記」など自由)
- 自分の
my-journalリポジトリのsetup/chatgpt-project-instructions.mdを開き、「Copy raw file」 ボタン(Rawボタン横のコピーアイコン)で 全文コピー (上部がYOUR_GITHUB_USERNAMEのままなら数十秒待ってページを開き直す) - Projectの Instructions 欄に貼り付けて保存
✅ 確認: 貼り付けた本文の上部に自分の「ユーザー名/リポジトリ名」が入っている
- Projectの中で新しいチャットを開く
- 「今日の日記」と送って、自由に話す(音声入力もおすすめ)
- 「保存して」と送る
✅ 確認: GitHubの my-journal の entries/ に今日の日付のファイルが
できていれば完了です🎉
- Projectの中で新しいチャットを開いて話す(Projectの外だと日記になりません)
- 朝・昼・夜と分けて話してOK。「保存して」と言うまでは書き込まれません
- 「短めで」と言えばサッと終わり、「深掘りしたい」と言えばじっくり聞いてくれます
- 過去の日記の訂正は「◯日の日記のここを訂正したい」と言えば、元の記録を 消さずに訂正が追記されます
- 保存された日記は、GitHubのリポジトリでいつでも読み返せます
- パスワードや暗証番号などの秘密情報を日記に話さないでください
- 他人の氏名や連絡先など、書き残す必要のない個人情報は控えめに
- リポジトリがPrivateになっているか、最初に一度確認してください (リポジトリ名の横に「Private」と表示されていればOK)
リポジトリには小さな自動処理が同梱されていて、作った時点から勝手に働きます。
- 書き忘れリマインダー: 日記が3日空くと、GitHubのIssue(→メール通知)で そっと知らせます。再開したらIssueを閉じてOK
- 保存チェック: 保存のたびに日記の形式と、秘密情報らしき記載がないかを 自動確認し、問題があればIssueで知らせます
- 振り返りの高速化: 「先月を振り返って」のような依頼のとき、裏で期間分の 日記を読みやすく束ねて、ChatGPTの読み込みを速く確実にします
| 症状 | 確認すること |
|---|---|
| 「保存できない」と言われる | セットアップ2(GitHub接続)と、日記リポジトリが選択されているか |
| 保存したはずなのにファイルがない | ChatGPTの返答に「保存しました」とあるか。エラー表示の場合は内容を確認 |
| 日記と関係ない動きをする | Instructionsの上部が自分のリポジトリ名になっているか(YOUR_GITHUB_USERNAMEのままなら自分のリポジトリのファイルからコピーし直す) |
| Privateにし忘れた | リポジトリのSettings → 一番下のDanger Zone → Change visibility → Private |
GitHub CLI(gh)を使っている人は、セットアップ1のブラウザ操作の代わりに
次の1コマンドで作れます(gh auth login 済みであること):
gh repo create my-journal --private --template ssossan/journal-template作成後はセットアップ2(GitHub接続)から続けてください。
setup/setup-assistant-prompt.md を開き、
線から下の本文をすべてコピーして、ChatGPTの新しいチャットに貼り付けて
ください。ChatGPTが現在の状況を確認しながら、1ステップずつ対話形式で
案内してくれます。詰まったら画面に見えているものをそのまま伝えれば
解決を手伝ってくれます。
セットアップ手順の背景です(読まなくても使えます)。
- なぜGitHub? ファイルを安全に保管し、すべての変更履歴が残るサービス だからです。「リポジトリ」はあなた専用の保管フォルダで、Privateにすると あなた(とあなたが許可したChatGPT)以外は誰も読めません
- コネクター接続は何をしている? ChatGPTにあなたの日記リポジトリ だけへの読み書きを許可しています。他のリポジトリには触れません
- Instructionsの貼り付けは何をしている? 日記の聞き方・保存の仕方の ルール一式をProjectに覚えさせています。リポジトリ作成時に自動で あなた専用(あなたのリポジトリ名入り)に書き換わっています
- 日記はすべて
entries/年/月/日付.mdのテキストファイルで、持ち出し・ バックアップ・引っ越しが自由にできます - 各記録には保存日時などのメタデータが付き、後から黙って書き換えられない 設計です(訂正は履歴が残る追記方式)
- Instructionsの更新版はこのテンプレートで配布します。たまに見に来て、 新しくなっていたらセットアップ3の要領で貼り直してください