基板への書き込みが、Scratch のブロック 1 つで済むようになりました。
Arduino IDE も、ボードマネージャも、パソコンへの準備も要りません。
基板を書き込みモードにして、ブロックをクリックするだけです。
| 使い方 | 中身 | |
|---|---|---|
| Xcratch 版 | 下の URL を「拡張機能を追加 → Extension Loader」に入れる | インストール不要。Chrome か Edge が要る |
| デスクトップ版 | 同梱のインストーラを入れる | Scratch Desktop に組み込んだもの |
https://tarosay.github.io/scratch3-uiapduino/uiapduino.mjs
このリンクを開けば、UIAPduino が入った状態で Xcratch が立ち上がります。
URL を貼る手間も要りません(Chrome か Edge で開いてください)。
✅ 今回は書き込み直しが要りません
プロトコルは 8 のままです。v0.2.3 の基板は、そのまま繋がります。
「基板の書き込み直しが必要です」を書かずに済む、初めてのリリースです。
そして中身は、その書き込み直しを楽にするものです。
🔥 スケッチを書き込むブロック(新規・2 個)
スケッチ (プロトコル 8) を書き込む … 押すと焼く。成功したら true
書き込みの ようす … 「書き込み中 45%」など
パレットの末尾にあります。手順は 3 つです。
- 基板を書き込みモードにする。 基板のボタンを押しながら USB ケーブルを接続し、
すぐにボタンを離します スケッチ (プロトコル 8) を書き込むをクリックする。
デバイス選択のダイアログに32V003が出るので、それを選びます- 進み具合は
書き込みの ようすに出ます。焼き終わると基板は自動で繋ぎ直ります
焼かれるのは、拡張機能に同梱してあるスケッチです。 だから拡張機能とスケッチの版が
ずれません。ブロックの名前に出ている番号が、そのまま焼かれるものの番号です。
詰まった画面から、そのまま直せます
プロトコルが合わない基板を繋ぐと、パレットが説明に差し替わります。
その説明の下に、同じ 2 つのブロックが並びます。
⚠ 基板のスケッチが合わないので つながりません
新しいスケッチの(ScratchUiapduino.ino)を書き込んでください。
新しいプロトコルバージョン: 8
https://github.com/tarosay/scratch3-uiapduino/releases/latest
───────────────
スケッチ (プロトコル 8) を書き込む ← 押せる
書き込みの ようす
押して焼き終わると自動で繋ぎ直り、パレットがブロックに戻ります。
「合いません」と言われた人が、その場で自分で直せます。
古い基板(プロトコル 5)で、この経路を実機で確認しています。
⚠ ブロックを直接クリックしてください
緑の旗では焼けません。「ブロックをクリックしてください」で止まります。
ブラウザがクリック直後であることを要求するためで、事故防止も兼ねています。
⚠ 「接続が失われました」が残ることがあります
繋がっている基板を抜いて書き込みモードに入れると出ます。
焼き終わって繋がり直しても、このアラートだけは消えません。 × で閉じてください。
Scratch 本体の作りによるもので、こちらでは閉じられません。
「合いません」と言われた基板を焼き直す場合は、繋がっていないので出ません。
⚠ デスクトップ版は入れ直してください
Xcratch 版は URL が同じなので、開き直すだけで新しくなります。
デスクトップ版は、アプリ側に書き込みモードの基板を許可する設定が要るので、
同梱のインストーラで入れ直さないと書き込みブロックが動きません。
(ブロックは並びますが「基板が書き込みモードになっていません」で止まります)
デスクトップ版はデバイス選択のダイアログが出ず、そのまま焼けます。
同梱物
| ファイル | 内容 |
|---|---|
Scratch-UIAPduino-3.29.1-Setup.exe |
インストーラ |
Scratch-UIAPduino-3.29.1-portable.zip |
インストール不要版 |
スケッチは同梱していません。 拡張機能がスケッチを持っていて、ブロックがそれを焼きます。
v0.2.3 からの変更
- スケッチを書き込むブロックを 2 つ追加(上記)
- 書き込みブロック用のアイコンを追加。ほかのブロックと見分けられます
- デスクトップ版が、書き込みモードの基板(
1209:B803)を扱えるようになりました - README の書き込み手順を冒頭に移し、Arduino IDE の手順は記録として残しました
ブロックの動きは、ほかに何も変わっていません。 作品はそのまま動きます。
制限
- Windows のみです。macOS / Linux 版はありません
- Chrome か Edge が要ります。 Firefox と Safari には WebHID がありません
- 書き込みモードに入るには、ボタンを押しながら USB を挿す操作が要ります。
ここはブロックからはできません - 書き込みブロックは同梱のスケッチを焼きます。 自分で書き換えたスケッチを
焼いてある基板で押すと、上書きされます - 緑の旗からは焼けません(上記)
- USB を抜いても自動では再接続しません。挿し直したら「!」をクリックするか、
「つなぐ」ブロックをもう一度実行してください
動作確認環境
Windows 11 / Node.js v16.20.0 / Electron 15.3.1 / Chrome・Edge(Xcratch 版)
ボードパッケージ UIAP_HID:ch32v 1.2.12。
スケッチの Flash 使用量は 12040 / 16384 バイト (73%)、RAM は 744 / 2048 (36%) です。
Xcratch 版とデスクトップ版の両方で、実際に基板を焼いて確認しています。
プロトコル 5 の基板を繋いで「合いません」の画面を出し、その中のブロックで
焼き直して繋がり直すところまで通しました。