v1.0.0 からの小さな更新です。BLE 経由で DYA Studio を使うときの改善とドキュメント整備が中心で、キーマップや機能は変わっていません。
変更点
BLE 経由の DYA Studio 操作を軽くした
CONFIG_ZMK_STUDIO_TRANSPORT_BLE_PREF_LATENCY=0 を追加しました。
ZMK は省電力のため BT_PERIPHERAL_PREF_LATENCY=30 で動き、Studio の通知が有効な間だけこの値まで下げる要求を出します。既定の 10 と接続間隔 15ms の組み合わせでは 1 往復あたり 15ms ×(10+1)= 165ms かかっていました。0 にすると毎接続間隔(15ms)で応答できます。
効くのは Studio が接続されている間だけなので、普段の電池持ちには影響しません。
README を整備した
- BLE で接続する手順と、つまずきやすい点
- 元リポジトリとの違いの一覧(takamaru-fpv/zmk_config_CLine46 から意図的に変えている点を、理由付きで)
- 強調が効いていなかった箇所の修正
BLE で接続するときの注意
USB ケーブルを抜いてから接続してください。
ZMK の Studio RPC はキー入力の出力先と同じ経路にしか応答しません。USB が繋がっていると出力先が USB になり、BLE の GATT に書き込んでも応答が返らず、ブラウザ側はConnection timed out: the device did not respond.で失敗します。
USB を挿したまま使いたい場合は、Connection タブの出力優先度をBLEに切り替えてください。
接続手順:
- USB を抜く(または出力優先度を BLE にする)
- キーボードで
&studio_unlockを押す(SCROLL レイヤー + 位置42) - DYA Studio のスプラッシュ画面で Bluetooth を選び、CLine46 を選ぶ
書き込み
右手(CLine46_R.uf2)だけ焼き直せば十分です。 左手の uf2 は v1.0.0 とバイト単位で同一です(変更が右手側の設定のみのため)。
キーマップは v1.0.0 から変わっていないので、Studio で編集していない限り「Restore Stock Settings」は不要です。
ビルド情報
| 項目 | 値 |
|---|---|
| ZMK | cormoran/zmk main+dya @ e5c9b69 |
| Zephyr | 4.1.0 |
| ボード | xiao_ble//zmk |
| サイズ(右) | FLASH 47.0% / RAM 58.9% |
| サイズ(左) | FLASH 28.0% / RAM 31.9% |
添付の uf2 は run 31883715606(5652e8b)の成果物です。