Releases: aida0710/sshc
Release list
v0.36.3
sshc v0.36.3
v0.36.3は、大きなファイルの転送を既定で1つのSFTP接続にし、ワンタイムコード(TOTP)で認証するホストから100 MiB以上のファイルを取得できなかった問題を直す修正リリースです。
SFTP
-
大きなファイルの分割転送は既定で行わなくなりました。 これまでは100 MiB以上のファイルを4つのSFTP接続で並列に転送していましたが、パイプライン化した1接続で多くの回線は埋まり、2本目以降の接続はワンタイムコードのホスト、ユーザーごとの接続数制限、認証の遅いホストで失敗の原因になっていました。並列にする場合は、Webの転送マネージャーの設定、
sshc sftp settings --split-jobs、またはget/putの--split-jobsで接続数を指定してください。既に接続数を保存している場合はその値のままです。 -
ワンタイムコードのホストで100 MiB以上のダウンロードが
sftp_failedで即座に失敗する問題を直しました。 大きなファイルは範囲ごとにSFTP接続を増やして並列に読みますが、TOTPのホストでは同じ時間窓に開く2本目以降の接続が「使用済みのコード」として拒まれていました。ワンタイムコードが割り当てられたホスト(ProxyJumpの経由地を含む)は1接続で逐次に読みます。 -
範囲用の接続は読み始める前にまとめて開き、開けなかった場合は開いている1本で逐次に読みます。これまでは途中で失敗して転送全体が落ちていました。
更新後に必要な操作
v0.36.0以降から更新する場合、追加の操作はありません。v0.35.0以前から更新する場合は、v0.36.0のリリースノートにあるブラウザーの再登録とengineの再起動が必要です。
v0.36.2
sshc v0.36.2
v0.36.2は、SFTPの転送が止まる不具合、CLIのsshc sftpがシンボリックリンクを含むディレクトリで失敗する退行、転送・操作の遅さを直し、更新日時と権限の扱いをWinSCPに揃える修正リリースです。
SFTP
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転送キューが満杯になると新しい転送が拒まれ続ける問題を直しました。 キューは200件を保持し、満杯になると古い完了分を退避して新しい転送を入れます。アップロードの退避は途中の一時ファイルを片付けるためにそのホストへ接続していましたが、完了済みには一時ファイルが無いのに同じ経路を通り、そのホストへ届かない(到達不能、対話認証が必要など)と
sftp_transfer_limitで新しい転送が即座に失敗し、以後も止まったままでした。sshc sftp putを繰り返し使うと必ずこの状態になります。完了済みのアップロードは接続せずに退避するようにしました。 -
アップロードの書き込みを並列化しました。 これまでSFTPの書き込みは32 KiBを1往復ずつ送っていたため、往復50 msのホストでは1 MiBに約1.6秒かかっていました。ブラウザーからのアップロード、
sshc sftp put、ホスト間コピーの書き込み側が対象です。書き込みが途中で失敗した場合は、確認済みの位置まで一時ファイルを切り戻してから再開します。 -
同じ接続先への操作のあいだSFTP接続を再利用します。 これまで一覧、詳細、プレビュー、編集、CLIの
put/getのジョブごとにSSHを接続し直していました(鍵交換と認証、ワンタイムコードやProxyJumpも毎回)。直前に使った接続をホストごとに最長60秒保持し、次の操作へ渡します。フォルダーを移動するたび、ファイルを1つ転送するたびに待つことはなくなります。使わなくなった接続は60秒で閉じ、開いているTerminalと同じく、Vaultをロックしても直前の接続はこの時間だけ残ります。 -
sshc sftp put/getがシンボリックリンクを含むディレクトリでinvalid_responseになる退行を直しました。 v0.36.0で一覧に加えたリンク先の情報をCLIが受け付けず、リンクを1つでも含むディレクトリ(送り先の親ディレクトリの確認を含む)で失敗していました。 -
CLIの
put/getはシンボリックリンクをリンク先として転送します(WinSCPやscpと同じ)。ディレクトリへのリンクは中身ごと送ります。リンク先の無いリンク、ファイルでもディレクトリでもないもの、送っている途中のディレクトリへ戻るリンクは、その項目だけをskipとして標準エラーへ表示し、結果のskippedに数えます。これまでは1つでもあると転送全体が失敗していました。 -
転送したファイルに元の更新日時を付けます。 ブラウザーからのアップロード、CLIの
putとget、ホスト間コピー、ローカル(engineのディスク)との転送が対象です。これまでは転送した時刻になっていました。 -
新しくアップロードしたファイルの権限をサーバーの既定(umask)に従うようにしました。 これまでは
0600に固定していたため、他のユーザーやWebサーバーが読めないファイルになっていました。上書きしたファイルは従来どおり元の権限を保ちます。 -
CLIの
putは、送り先のディレクトリごとに一覧を1回だけ取得します。これまではファイル1つごとに親ディレクトリを取得し直していました。ファイル1つのputで送り先のディレクトリが無い場合はremote_directory_missingとして理由を示します。 -
一覧のファイルへのシンボリックリンクは、サイズに加えて更新日時もリンク先のものを表示します。
更新後に必要な操作
v0.36.0以降から更新する場合、追加の操作はありません。v0.35.0以前から更新する場合は、v0.36.0のリリースノートにあるブラウザーの再登録とengineの再起動が必要です。
v0.36.1
sshc v0.36.1
v0.36.1は、SFTPの2つの不具合を直す修正リリースです。
SFTP
- engine側ディスク(Local)のペインから行をドラッグできなかった問題を直しました。 v0.35.0でLocalとリモートのペインを統合したときにLocalの行から
draggableが外れ、ホストのペインへドラッグしようとすると文字の範囲選択になっていました。ドロップ先はこの経路(engineによるput)を受け付けていたので、行にもdraggableを付けています。 - 狭いペインでも一覧の列を減らさなくなりました。 2ペインでそれぞれが680pxを下回ると、v0.36.0では名前・サイズ・日付だけの1行の一覧に、それ以前はスマートフォン向けの高い2行の一覧に切り替えて、更新日時・種類・権限の列を落としていました。ポインター操作のデスクトップでは幅に関わらずテーブルのままにし、一覧の枠を横にスクロールして見ます。2行の一覧はスマートフォンだけに残しています。
更新後に必要な操作
v0.36.0から更新する場合、追加の操作はありません。v0.35.0以前から更新する場合は、v0.36.0のリリースノートにあるブラウザーの再登録とengineの再起動が必要です。
v0.36.0
sshc v0.36.0
v0.36.0では、2026年9月18日に行った仕様・実装・セキュリティの監査で見つかった問題をまとめて修正しました。ブラウザー登録の仕組みを作り直し、CLIがengineを確かめてから秘密情報を渡すようにし、SSH設定の解決をOpenSSHと同じ規則に揃えています。SFTPでは、サーバーが返す不正な名前の拒否、別ホストへの移動での削除前の照合、ダウンロードの速度低下の解消を行いました。
あわせて、SFTPのタブをドラッグしてペインを分ける操作、シンボリックリンクの解決、Terminalの再接続時の画面サイズの反映、削除前の確認ダイアログの統一、英語UIの用語の統一を行っています。
更新後に必要な操作
- ブラウザーの登録を一度やり直してください。 登録情報の保存形式が変わり、v0.35.0以前の登録は読み込みません。更新後にengineを再起動し、
sshc(またはsshc open)が表示するURLをブラウザーで開くと登録し直せます。 - engineを再起動してください。 新しいCLIは、engineが引き継ぎ用の秘密を持っていることを確かめてから
statusやvaultの操作を行います。更新前から動き続けているengineに対しては、engineを確認できない旨のエラー(did not prove it holds the handoff secret)になります。
ブラウザー登録とCLIの安全境界
- これまでブラウザーの登録トークンは一度発行すると変わりませんでしたが、ブラウザーが登録情報で入り直すたび(engineの再起動後や、新しいタブでsshcを開いたとき)に新しいトークンへ差し替えるようにしました。差し替え前のトークンは、同じブラウザーの別タブのために1分間だけ同じ新しいトークンを返します。それを過ぎて古いトークンが提示された場合は複製とみなし、その登録を失効させます。
- 登録は最後に使ってから30日で失効します。engineが使うポートが変わった場合も、以前のポート向けの登録はすべて失効します。登録できるブラウザーは16件までで、古いものから消えます。
- engine側が保存するのは、照合用のハッシュ、発行と最終使用の時刻、ポート番号だけです。トークンそのものはワークスペースにも同期スナップショットにも含めません。
- CLI(
sshc status、sshc vaultなど)は、引き継ぎ用の秘密を送る前に、engineへ乱数を送って秘密で署名した応答を検証します。engineが後始末を経ずに消え、同じポートを別のプロセスが占有していても、そのプロセスにマスターパスワードやS3の認証情報を渡しません。端末を閉じたときのSIGHUPでも通常の終了と同じ後始末を行い、引き継ぎ情報を残しません。 - Webは、登録の回復が401で拒否された場合に保存済みトークンを捨て、再読み込みのたびに同じ拒否を繰り返さないようにしました。使用済みの初回URLを開いた場合も、登録済みのブラウザーならそのまま入れます。
SSH設定の解決
Match hostは、OpenSSHと同じくaliasではなく解決後のHostNameと比較するようになりました。これまではMatch host <alias>がaliasに一致していましたが、HostNameを別に書いている設定では一致しなくなります。OpenSSHのssh -Gと同じ結果になるように、Match hostにはHostNameを書いてください。ProxyJumpとProxyCommandの両方が解決された設定は、これまで接続を拒否していましたが、OpenSSHと同じく先に書かれた方だけを使い、後から来た行を無視するように変更しました。無視した行はConnectionsのAnalysisと保存前のプレビューに「無視された設定」として表示します。ProxyCommand noneの後のProxyJumpは無視され、ProxyJump noneの後のProxyCommandは有効です。known_hostsの!pattern(否定)をOpenSSHと同じように解釈します。
SFTP
- タブのドラッグでペインを分割・結合できるようにしました。「2ペイン」ボタンは廃止し、Terminalと同じくタブをファイル一覧へドラッグすると左右2ペインに分かれます。ペインが1つならタブを落とした側に新しいペインを開き、元のペインには空のタブを残します。ペインが2つならもう一方へタブが移り、最後のタブが出て行ったペインは閉じます。境目のつまみで幅を変えられ、キーボードでは選択中のタブをShift+←/→で移せます。
- シンボリックリンクは一覧でリンク先と種類を解決し、「名前 → リンク先」で表示します。ディレクトリへのリンクはフォルダーとして開き、ファイルへのリンクは詳細・プレビュー・編集・ダウンロードがリンク先を扱います。保存はリンク先を書き換えてリンクを残します。壊れたリンクとループは開けません。コピー・移動・削除・engineとの転送は従来どおりリンクを辿りません。
- 一覧と比較ダイアログのサイズ表記をKiB/MiB/GiBにし、列名をSizeにしました。
- ドロップの扱いを整理しました。同じ接続先の同じディレクトリへ落としても何もしません。同じ接続先の別のディレクトリへ落とした場合はダイアログを出さずに移動します。別ホストへ落とした場合は従来どおりコピー/移動を選びます。
- 別のウィンドウやページからのドラッグは受け付けなくなりました。これまでは、別のページがsshcの行を装ったデータをドラッグに載せると、ペインへ落とした時点で確認なしにengineの転送が並ぶ可能性がありました。行の実体はページ内に置き、ドラッグには不透明な識別子だけを載せます。
- 2ペイン表示で各ペインが狭くなると、一覧がスマホ向けの高い行に切り替わっていた問題を直しました。マウス操作のデスクトップでは1行の密な一覧(名前・サイズ・日付)を使い、タッチ端末だけ従来の高い行を残します。
- ダウンロードの速度: 受信したデータの塊ごとに保存先のファイルを閉じ直してengineへ位置を報告していたため、ファイルサイズの二乗に比例して遅くなっていました(17 MiBで約15秒)。8 MiBごと、終了時、再試行の前だけ報告するように変更しました。切断時は届いた分を報告してから再試行します。
- engine側のコピー/移動で「上書き」ボタンが何もしなかった問題を直しました。ファイルを失ったアップロードだけを再添付待ちとして扱います。
- サーバーが返す不正な名前を拒否します。壊れた、または悪意のあるSFTPサーバーが一覧に
..や/を含む名前を返した場合、これまではホスト間のディレクトリコピーだけが検証を持たず、信頼している別のサーバーの任意のパスへ書き込める可能性がありました。空、.、..、/、NULを含む名前が返された一覧は全体をエラーにします。engine側のディスクへ書く場合は\も拒否します。 - 別ホストへの移動は、コピー直後の状態と一致したファイルだけを削除するようにしました。コピー後に書き換えられた元のファイルを、転送しないまま消しません。
- 新しくアップロードしたファイルの公開は、検証後に別のクライアントが同名のファイルを作っていた場合、上書きせず競合として失敗します。
- 2分を超えるディレクトリ走査を伴うengine側のジョブが「中断」扱いにされていた問題を直しました。
- 転送一覧が古い応答で上書きされ、開始直後のジョブが待機中に戻ってしまう問題を直しました。
- Terminalからのリンクで開いたファイルのDownload/Editが、ペインがengine側のディスクを表示中は無反応だった問題を直しました。
- テキストエディターは保存中に編集できないようにし、保存中の入力が保存結果で消えないようにしました。
- 128文字を超えるパスの削除と権限変更がブラウザーからエラーになっていた問題を直しました。
- 転送キューの保存ファイルは、シンボリックリンクを辿らず、上限付きで読み込み、一時ファイル経由で書き込むようにしました。壊れたキューは別名で残します。
Terminal
- 再接続したセッションを、セッション開始時ではなくブラウザーの最新のサイズで開くようにしました。再接続を待っている間にウィンドウやサイドバーの幅を変えた場合も反映します。これまでは再接続後の行数・列数が表示とずれ、リモートのプログラムが見えない行へ描くことがありました。
- 再接続の握手中に「再接続を止める」を押すと、接続に成功しても入力が届かず手動の再接続もできなくなる問題を直しました。
- サーバーが応答しない場合の検出を直しました。keepaliveの応答待ちに期限がなく、
ServerAliveCountMaxが効いていませんでしたが、OpenSSHと同じく間隔内に応答がなければ1回の失敗として数えます。 - ポート転送で、書き終えてから応答を待つクライアントの応答が落ちることがあった問題を直しました。ForwardAgentのソケットが接続ごとに残っていた問題も直しています。
- kitty形式(OSC 99)の分割された通知を上限なく連結していたため、悪意のあるサーバーの出力でengineのメモリが増え続ける可能性がありました。配信する上限で打ち切ります。
- keyboard-interactive認証の表示文からは制御文字を取り除きます。
- Terminal設定の保存時に、範囲外の値(verbosity、再接続回数、背景の濃さ、配色など)を拒否するようにしました。これまでは保存されてしまい、以後Settingsとショートカットの同期が読み込みに失敗していました。列数・行数は1〜1000の範囲で受け付けます。
削除前の確認と画面の統一
- Vaultの資格情報(専用鍵のパスフレーズの解除を含む)、スニペット、保存したWorkspaceレイアウトは、これまで確認なしに削除していましたが、他の削除と同じ確認ダイアログを出すようにしました。キーボードショートカットのプリセットの確認も同じダイアログになります。
- 保存したWorkspaceレイアウトの削除に失敗した場合、これまでは何も表示していませんでしたが、他の操作と同じく画面にエラーを出します。
- 英語UIで同じ画面に「console」と「session」が混在していたのを、日本語と同じく開いているものは「session」、画面や外観は「terminal」に統一しました。
- パネル直下のエラー表示の色と余白を統一しました。
- ロック画面の言語選択は、Menuと同じ表記を使います。
Sync
- 自動同期の失敗理由と、手動のPull/Pushの失敗理由が、同じ原因でも別の名前で表示されることがあった問題を直しました。
- Vaultが存在しない状態でSyncの設定を変更した場合に、サーバーエラーではなくVaultがロック中のときと同じ扱いにします。
ドキュメント
- 接続時に自動実行するスニペットの説明を実装に揃え、複数ホストでの実行を「コマンド」ページに書きました。
- pagesとdocsの記述を実装に合わせて直し、書かれていなかった機能を追加しました。
内部の変更
- Web(非同期操作の状態、ブラウザーの保存、定期取得、JSONを送るAPI呼び出し、サイズと日時の整形、ホスト検索)とengine(remotesyncの失敗分類、CLIのengine状態取得、systemd/launchdのservice管理、SFTPエントリの変換)で、同じ処理の重複を1つの実装にまとめました。動作は変えていません。
- APIの契約(
api/openapi.yaml)と実装の食い違いを揃えました。確認トークンが必要な操作にX-SSHC-Actionヘッダーを宣言し、aliasの上限を64文字に統一しています。
更新後
Webではバイナリ更新後に稼働中のengineを再起動し、sshc(またはsshc open)のURLからブラウザーを登録し直してください。Androidでは正式版APKを更新してください。
変更履歴: v0.35.0...v0.36.0
v0.35.0
sshc v0.35.0
v0.35.0では、Terminalがシェルやコーディングエージェントの送る標準のエスケープシーケンスでペイン名の更新と通知を行うようになり、専用のplugin連携を廃止しました。自動再接続を途中で止める操作、セッション一覧の接続先ピッカー、Connectionsの列幅変更を追加し、SFTPのローカルとリモートを同じ一覧に統一しています。
Terminalのタイトルと通知
- シェルやプログラムがOSC 0/1/2で設定したタイトルを、ペインの見出し、セッション一覧、コマンドパレットの表示名に反映します。利用者が固定した名前があればそちらを優先し、空のタイトルで接続名へ戻ります。再接続後は新しいシェルのタイトルを待ちます。
- OSC 9(iTerm2形式)、OSC 99(kitty形式)、OSC 777(rxvt/tmux形式)の通知を「端末からの通知」として扱います。別のペインを見ている間やタブがバックグラウンドの間に届くと未読の印を付け、許可していればブラウザー通知と通知音を出します。BELだけの出力は通知にしません。
- Claude CodeやCodexは、それぞれの標準設定(iTerm2形式/OSC 9)で通知を送れます。設定手順は「タイトルと通知」ページにまとめました。
- 廃止: sshc-agent-bridge向けの独自OSC 6973連携(エージェント状態の表示、会話名、再開API、
sshc terminal wait --for agent-*)を削除しました。通知音の設定は1種類に統合し、保存キーがsshc.terminal-notification-sound.v1に変わります。以前の通知音の設定は引き継がれないため、[Settings]→[Notifications]で選び直してください。
Terminalとセッション一覧
- 自動再接続の待機中に、ペイン上部の**「再接続を止める」**で打ち切れるようにしました。止めたセッションは終了状態で一覧に残り、手動の「再接続」か閉じる操作だけができます。
- セッション一覧の「Local shell」ボタンとプロファイルの選択を**「新しいセッション」**に置き換えました。SFTPの接続先選択と同じダイアログから、Local shell、検出したシェルプロファイル、SSHホスト(検索・最近の接続・グループ付き)を選べます。
- コマンドパレットで「ホストへ接続」を「開いているセッション」より先に並べます。
- Menuの「キーコンフィグ」を他の項目と同じ「Keyboard shortcuts」表記に揃えました。
Connections
- グループ/一覧/詳細の境界2本をドラッグと矢印キー(Shiftで大きく、Home/Endで最小・最大)で変えられるようにしました。幅はブラウザーごとに保存します。
SFTP
- ローカル(sshcエンジン側)とリモートのファイル一覧を同じ実装に統一しました。ローカルでも絞り込み、右クリック/長押しメニュー、行のドラッグ(リモートへ落とすとアップロード、リモートの行をローカルへ落とすとダウンロード)が使えます。更新ボタンの位置が左右で違っていた問題も解消しています。
- ブックマークと最近開いたパス(★「場所」メニュー)を削除しました。戻る・進むの履歴と、パスバーからの直接入力で移動してください。
- 絞り込み欄の横にあったドロップの案内文を削除しました。
修正
- 既定のキーボードショートカットを選んだままでも、ブラウザーの保存領域に選択を書き込んでいた問題を直しました。利用者が明示的にプリセットを選んだときだけ保存します。
内部の変更
- Web(
App、Keys、Terminal、SFTPの転送キュー、Sync、Workspace)とエンジン(internal/sftp、internal/httpserver、internal/remotesync、internal/secret、CLI)の大きなファイルを責務ごとに分割しました。動作は変えていません。
更新後
Webではバイナリ更新後に稼働中のengineを再起動してください。Androidでは正式版APKを更新してください。
変更履歴: v0.34.0...v0.35.0
v0.34.0
sshc v0.34.0
v0.34.0では、SFTPでsshcエンジンが動いている端末のファイルを「ローカル」として開き、SSHホストとの間で直接転送できるようにしました。
あわせて、ローカルとリモートのパスバーで絶対パスのコピーと直接入力ができるようにし、ローカル側の操作ボタンをリモートと同じ構成に揃えています。
SFTPのローカル
- 接続先メニューの先頭に**「ローカル」を固定表示**しました。左右どちらのペインでも、SSHホストと同じ操作で選べます。
- ローカルは、ブラウザを開いているPCではなく、sshcエンジンが動いている端末のファイル一覧です。初期位置はエンジンを実行しているユーザーのホームディレクトリで、OSの権限が許す範囲でルートまで移動できます。ブラウザにフォルダの権限を与える必要はありません。
- 選んだローカルのタブと表示中のパスは、ブラウザを閉じても他のタブと同じように復元します。
- ローカルとSSHホストを左右に並べると、選択したファイルやディレクトリのアップロード・ダウンロード、リモートからローカルへのドロップを転送マネージャーのキューに登録します。転送はエンジンが直接行い、ディレクトリは階層のまま扱います。宛先に同じ名前のファイルやディレクトリがすでにある場合は上書きせず、その転送は失敗として記録します。
- ローカルを選んでいないペインでのダウンロードは、これまでどおりブラウザのダウンロードです。
SFTPのパスバーと操作
- ローカル・リモートの両方で、パスバーの空白をクリックすると絶対パスを直接入力できるようにしました。ローカルでは
~/から始まるパスも使えます。 - 現在のフォルダの絶対パスをコピーするボタンを追加しました。モバイルのリモート側では操作メニューからもコピーできます。
- ローカルの戻る・進む・ホーム・ルート・更新のボタンをリモートと同じ配置にしました。一覧の先頭には
..行を表示し、行ごとのチェックボックスで複数選択できます。モバイルでは操作シートから、進む・ホーム・ルート・パスのコピーと編集を行います。 - ローカルのタブは、別のタブを表示している間も一覧と戻る・進むの履歴を保持します。
更新後
Webではバイナリ更新後に稼働中のengineを再起動してください。Androidでは正式版APKを更新してください。
変更履歴: v0.33.9...v0.34.0
v0.33.9
sshc v0.33.9
v0.33.9では、SFTPのディレクトリ削除とファイルのダウンロード開始を改善しました。
SFTP
- 中身のあるディレクトリを削除できるようにしました。削除は転送マネージャーのキューで処理し、確認後に進行状況を表示します。
- 削除完了後に現在のディレクトリ一覧を更新します。手動の「ディレクトリを更新」ボタンも追加しました。
- 約10MBなど分割転送の対象外のファイルでも、SFTPの並列読み取りを使います。通信の往復が遅い接続で、ダウンロード開始までの待ち時間を短縮します。
更新後
Webではバイナリ更新後に稼働中のengineを再起動してください。Androidでは正式版APKを更新してください。
変更履歴: v0.33.8...v0.33.9
v0.33.8
sshc v0.33.8
v0.33.8では、SFTPとTerminalの日常操作を改善し、長時間処理の状態を分かりやすくしました。
SFTP
- 空ファイルの作成、リモートファイルの複製、複数項目の絶対パスへの移動を追加しました。
- ディレクトリの容量計算と、シンボリックリンクをたどらない再帰的な権限変更を追加しました。
- ローカルとリモートで選んだ並び順をタブごとに保持します。
- バックグラウンド転送が完了または失敗したときに通知します。
TerminalとConnections
- OSC 133のコマンド境界に対応し、30秒以上かかったコマンドの完了を通知します。
- 貼り付け確認ではコマンドを編集でき、制御文字を含む元コマンドの表示を初期状態で折りたたみます。
- Connectionsの省略記号だった操作を「接続の管理」トグルへ変更しました。
- ブラウザとPWAの戻る・進む操作で、メニューの遷移元や接続編集タブへ戻れます。
品質とリリース
- 主要画面のアクセシビリティ検査をCIへ追加しました。
- Android署名、GitHub Releaseの準備、Homebrew更新を1回の保護環境承認へまとめました。
- Android依存ツールの一時的な取得失敗に対して、上限付きの再試行を追加しました。
更新後
Webではバイナリ更新後に稼働中のengineを再起動してください。Androidでは正式版APKを更新してください。
変更履歴: v0.33.7...v0.33.8
v0.33.7
sshc v0.33.7
v0.33.7では、接続経路を変更した後の保存済み認証情報をWebから安全に再確認できるようにしました。
Connections
- HostName、User、Port、ProxyJumpなどが変わった場合、以前の経路に紐付いた保存済みパスワードとTOTPを自動では使用しません。
- 使用を止めた保存済みパスワードは、Connectionsの概要に短い「停止中」として表示します。
- 基本設定を保存すると確認モーダルが開き、既存のパスワードまたはTOTPを現在の認証経路へ再確認できます。
- Advanced、同期、ほかのエディタで接続経路が変わった場合も、基本設定の保存から復旧できます。
- 再確認では秘密値をWebへ返さず、SSH設定とVaultの割り当てを同じトランザクションで更新します。
更新後
Webではバイナリ更新後に稼働中のengineを再起動してください。Androidでは正式版APKを更新してください。
変更履歴: v0.33.6...v0.33.7
v0.33.6
sshc v0.33.6
v0.33.6では、Connectionsの領域表示とターミナルの描画範囲を修正しました。
Connections
- グループ見出しの背景と上下の区切り線を復旧しました。
- グループ列と接続一覧の境界、接続行の区切りを復旧しました。
- 現在のグレー基調、選択表示、PCとスマホの操作方法は維持しています。
ターミナル
- ブラウザの表示倍率やDPIが変わった後も、最下行まで表示範囲内に収まるようにしました。
- WebGLから通常描画へ切り替わった場合も、文字の寸法に合わせて行数と列数を再計算します。
- 再計算したサイズをPTYへ通知し、Codexなど画面全体を使うアプリケーションの表示ずれを防ぎます。
- 小さく分割した画面と端数DPIでも、サイズの再計算が繰り返され続けないようにしました。
更新後
Webではバイナリ更新後に稼働中のengineを再起動してください。Androidでは正式版APKを更新してください。
変更履歴: v0.33.5...v0.33.6