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OST版 2026091808
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OST版 2026091801(20260918) の差し替えです。 同日中の2回目の差し替えになります。前版で、商業書籍を15分ほど読んだあと章の境目で再起動する不具合が見つかったため、その修正と、横書きの禁則処理の拡充を入れました。前版をお使いの方はこちらへ更新してください。
初回オープン時に、各書籍のページ配置の作り直しが走ります。 横書きの行分割が変わったためページ配置の保存形式を上げています(54→55)。本の量によっては各本の初回オープンに時間がかかります。
フォント
前版から変わっていません。OST版 2026090909 の fonts-202609080.zip をそのまま使ってください。
直したもの(2026091801 からの差分)
- 長く読んだあと、章の境目で再起動する
章を組み立てるときに1字ずつ押し込む入れ物が、メモリ不足で伸ばせなくなると firmware ごと止まっていました。押し込む前に空きを確かめ、足りなければその章の組み立てを「Index failed」として失敗させ、次に開いたときに組み直します(落ちるより先に諦める) - 章の組み立て中の無駄なメモリ消費
字数の多い章では送り幅の表(768字)が満杯になり、それ以降の字の幅を測るためだけに字形の本体を読み込んで約17KBを占めていました。幅だけを読む経路を作り、組み立て中はそちらを使います。実測で、組み立て中に確保できる最大の連続領域が 2KB → 13KB に増えました - 横書きの禁則処理
横書きの行分割は括弧と句読点しか知らず、ー・々・‐・…・%などが行頭に、¥・№が行末に来ていました。JLREQ(W3C「日本語組版処理の要件」)3.1.7/3.1.8 の各類——ハイフン類・区切り約物・中点類・分離禁止文字・繰返し記号・長音記号・小書きの仮名・前置/後置省略記号——を付属書 A の文字表どおりに足しました。……――は同じ字が続く間は切りません。小書きの仮名は JLREQ 3.1.7 の本則どおり行頭禁則です - 縦書きで『「 のように始め括弧が続くと、外側の括弧が列末に残ることがあった件(戻しを1回から複数回に)
横書きの禁則処理は本家にも Pull Request として提出予定です。
20260909 からの変更(20260917/20260918 の内容、再掲)
- 速くなったもの: ページ送り 3.8秒→1.6秒、遅いページの表示 15.3秒→4.9秒、挿絵の初回展開 16秒→8秒、描画中のボタン操作を取りこぼさない
- 縦書きの表示: 括弧類の二分アキ、横倒しにする約物の位置、箇条書きの行頭記号、列送り、一番右の列のルビ、1文字大の画像、章内リンクの飛び先
- 表紙と挿絵: SVG で包まれた表紙に対応、商業書籍の挿絵が枠だけになる/本棚の縮小表紙が出ない不具合の修正、表紙作りの失敗を恒久記録しない
- 本家から: crosspoint-reader#3439 crosspoint-reader#3463 crosspoint-reader#3478 crosspoint-reader#3390 crosspoint-reader#3111 crosspoint-reader#3493 crosspoint-reader#2560 crosspoint-reader#3353 crosspoint-reader#3389 crosspoint-reader#2925 crosspoint-reader#3581
既知の制限
- 縦書きの本で、扉・奥付などの横組み部分も縦のまま表示します
- 縦書きの
text-alignは列の位置を変えません - 文中の
font-size指定は無視されます - 句読点(、。)は全角のまま置きます(二分アキの対象は括弧類のみ)
- 18pt の日本語書体では、章によって1ページ分の字形がメモリに収まらず、ページ表示に数秒かかることがあります(16pt 以下ではほぼ起きません)
- 横書きで欧文の書体を選ぶと、日本語の本文はその書体に無い字が欠けます
<code>などの行内要素の前後で語が貼り合わされ、行が極端に広がることがあります(本家と同じ挙動)
実機確認
商業書籍(挿絵つき)で章の組み立てと15分以上の読書、horizontal-regression-test.epub 第1章で禁則処理、縦書きの本で退行の無いことを確認しました。テスト書はリポジトリの test/epubs-ja/ にあります。
使うための手順
- microSDをFAT32フォーマットしたものを用意
- OST版 2026090909 の fonts-202609080.zip の中身を展開して、microSDにfontsフォルダごとコピー(既に入れてある場合はそのままで可)
- crosspoint-OST-2026091808.bin を microSDにコピー
- 万が一の復旧用に https://crosspointreader.com/unlock から update.bin をダウンロードして microSDにコピー
- XTEINK X3をsleep状態にしてからmicroSD交換
- X3の左側面のボタンと、上側右の電源ボタンを長押しして、「BOOTING」表示になったら離す
- OST~.binを選択して、firmwareを書き換える
- 起動後、[Settings]-[Text Settings]にて必要な設定
[Fonts]は「BIZUDGothic」「BIZUDMincho」「NotoSansJP」のどれかを選択 (私はNotoSansJP)
[Size]は 見やすいサイズを選択 (私は18pt)
[Layout]は「Extra Paragraph Spacing」は「ON」
[Style]は基本は「Embedded Style」と「Text Anti-Aliasing」は両方「ON」
EPUB読み込みでクラッシュする場合、「Embedded Style」を「OFF」にする
文字の描画が遅いと思ったら「Text Anti-Aliasing」を「OFF」にする