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Rosso v1.3.0

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@tsukuba-onkyo tsukuba-onkyo released this 17 Aug 06:49
· 22 commits to main since this release

不具合の修正

アンプシミュレーターが全く効いていませんでした

Editor の非公開メソッドを呼んでいたため毎回例外で落ちており、電源のON/OFF・モデル切替・つまみ操作のいずれも回路に反映されていませんでした。「歪まない」「ON/OFFで音が変わらない」「つまみが効かない」という症状はすべてこれが原因です。アンプのモデル自体は最初から正しく、つなぎ方だけが壊れていました。

同種の呼び違いを静的に検出する検査を追加したので、再発しません。

回路図の転写が大きな回路で失敗することがありました

27部品を超えるような回路で、転写結果が途中で切れて読み込めないことがありました。自動でもう一度読み直すようにし、それでも駄目な場合は原因の分かる案内を出すようにしました。

新機能

OTA が電圧制御に対応

制御電流入力 (Iabc) を追加し、gm = Iabc/(2·VT) の本物の電圧制御ができるようになりました。シンセのVCFやVCA、コンプレッサー、オートワウが組めます。制御ピンを繋がない既存の回路は、音がまったく変わりません。

プリセットが14種に

  • クリーン オクターブアップ (全波整流) — 位相分割器の表裏をゲルマニウムダイオード2本で全波整流。原音の抑圧は実測で最低音 E2 (82.4Hz) でも43.4dB、高い音では53.5dB
  • リングモジュレータ — ゲルマ4本のリング + トランス2個。金属的な和と差の音
  • OTA ローパスフィルタ (シンセVCF) — カットオフが約700Hz〜4.5kHzで動く12dB/oct
  • サンプル&ホールド — 入力を「ノイズ」にするとシンセのランダム電圧に

AIと会話しながら回路を育てられます

回路生成は「もっとゲインを上げて」のように続けて指示でき、診断AIは「なぜここにコンデンサが要るの?」と掘り下げられるようになりました。手で編集した内容もそのまま引き継がれます。

内部の改善

  • リアルタイム性: Newton法の反復数に上限を設けられるようになり、処理時間の裾を抑えられます。上限を設けない場合の音は従来と完全に同一です
  • 音を変えない範囲の高速化 (既存回路の出力はゴールデン波形回帰で検証済み)
  • 回路図転写の精度を実際に測れるようになりました。正解はプリセット回路そのものなので曖昧さがゼロです

不具合の報告や要望は Issues へどうぞ。


ソース: https://github.com/naozane26n1100629-gif/Rosso (private)