Releases: tsukuba-onkyo/Rosso-dist
Release list
Rosso v1.4.0
英語UIを追加しました (日英併存)
ツールバーの 🌐 ボタンで日本語と英語を切り替えられます。初回は OS / ブラウザの
言語設定から自動で選ばれます。
日本語は今まで通りです。 辞書のキーは日本語の原文そのものなので、訳が用意されて
いない箇所は日本語のまま表示されます。英語にしたせいで文字が消える、ということは
起きません。
英語になるのは UI だけではありません。部品名・部品の説明・カテゴリ・ピン名・
プリセット名まで含めて 2,200 項目を訳してあります。ただし 2SK117 や MN3007
のような型番はそのままです (型番は検索キーでもあるため)。
紹介ページも英語で読めます
https://tsukuba-onkyo.github.io/Rosso-dist/?lang=en
?lang=en を付けたURLで直接開けます。ページ右上のボタンでも切り替えられます。
既知の制限
- アンプシミュレーターは v1.3.1 から引き続き無効です。真空管を2段重ねたモデルで
断続的なノイズが出る不具合の原因は特定できており、修正でき次第あらためて有効にします - macOS 版は Apple Silicon 専用です。コード署名を行っていないため、初回起動時に
「開発元が未確認です」の警告が出ます (右クリック →「開く」で通せます)
音は一切変わっていません。 今回の変更は表示のみで、エンジンのゴールデン波形回帰を
通しています。
ご意見・不具合の報告は Issues へどうぞ。
ソース: https://github.com/tsukuba-onkyo/Rosso (private)
Rosso v1.3.5
macOS で起動できなかったのを修正 (緊急)
「"Rosso"は壊れているため開けません」
macOS (Apple Silicon) で、ダウンロードした Rosso を開こうとすると
「"Rosso"は壊れているため開けません。ゴミ箱に入れる必要があります。」
と表示され、起動できませんでした。v1.3.4 以前のすべての macOS 版が該当します。
アプリのファイルは壊れていません。原因は署名の不整合です。
Apple Silicon 向けにビルドすると、実行ファイルにはリンカが自動的に最小限の署名を付けます。
ところが v1.3.4 以前はアプリバンドル全体の署名を行っていなかったため、
バンドルの中身を検証するための CodeResources が作られていませんでした。
macOS から見ると「署名があると主張しているのに、検証に必要なものが揃っていない」
という状態で、これは単なる未署名よりも厳しく扱われます。「開発元が未確認です」という
通常の警告ではなく、改竄・破損と同じ「壊れている」という判定になり、実行が拒否されます。
そのため、配布ページが案内していた「右クリック →『開く』」は
この表示のときには効きません (あれは「未確認の開発元」警告のための手順です)。
v1.3.5 ではビルド時にバンドル全体を ad-hoc 署名するようにしました。
すでにインストール済みで、この表示が出る場合
v1.3.5 をダウンロードし直すか、ターミナルで次を実行すれば、今のままでも開けます。
xattr -cr /Applications/Rosso.app
引き続き出る初回起動時の警告について
ad-hoc 署名は証明書を伴わないため、「開発元が未確認です」という通常の警告は引き続き出ます。
その場合はアプリを右クリック →「開く」、または システム設定 → プライバシーとセキュリティ
から許可してください。警告そのものを消すには Apple の Developer ID による署名と公証が必要で、
こちらは今後の課題です。
既知の制限
アンプシミュレーターは v1.3.1 から引き続き無効です。真空管を2段重ねたモデルで
断続的なノイズが出る不具合の原因は特定できており、修正でき次第あらためて有効にします。
ご意見・不具合の報告は Issues へどうぞ。
ソース: https://github.com/tsukuba-onkyo/Rosso (private)
Rosso v1.3.4
つまみの効きに関する修正
回している間、音が変わりませんでした
つまみを動かしている最中は反映が先送りされ続け、手を止めてから初めて音が変わる
状態でした。回しながら音を追い込むという、このソフトで一番よく使う操作が
成立していませんでした。
回している最中も一定間隔で音に反映するようにしました。25回/秒で追従します。
一部のプリセットで音量つまみが逆向きでした
「クリーン オクターブアップ」と「オクターブファズ」で、音量つまみを右に回しきると
音が消える状態でした (左いっぱいが最大)。しかも終端で急激に落ちるため、
「フル付近だけ効きが急」という挙動になっていました。
内部の結線の誤りで、つまみのカーブ自体は正常でした。両方とも修正しています。
なお修正にともない、クリーン オクターブアップの原音抑圧の実測値が変わりました
(E2 43.8dB / E5 48.7dB)。つまみが整流回路にかける負荷の向きが変わったためで、
音質の劣化ではありません。
既知の制限
アンプシミュレーターは v1.3.1 から引き続き無効です。真空管を2段重ねたモデルで
断続的なノイズが出る不具合の原因は特定できており、修正でき次第あらためて有効にします。
ご意見・不具合の報告は Issues へどうぞ。
ソース: https://github.com/tsukuba-onkyo/Rosso (private)
Rosso v1.3.3
修正
A/B比較で部品そのものを差し替えられるようになりました
「AにJRC4558D、Bに別のオペアンプ」のような比較ができませんでした。
部品の型番を変えるには一度消して置き直す必要があり、そうすると内部の識別子が
変わるため、A に記録した部品が見つからなくなっていたためです。
位置でも対応を取るようにしたので、同じ場所に別の部品を置いて聴き比べる
という、A/Bで一番やりたい使い方ができるようになりました。
同じ形の部品どうしなら配線もそのまま残ります。
事前レンダーの切替
この設定は音声ファイルを再生するときにしか効きませんが、それ以外のときにも
押せてしまい、切り替えたように見えて何も起きない状態でした。
ファイル以外を選んでいるときは操作できないようにし、理由を表示します。
報告先のリンク
リリースノートからご案内していた不具合報告のリンクが開けませんでした。
Issues へ繋がるよう修正しています。
既知の制限
アンプシミュレーターは v1.3.1 から引き続き無効です。真空管を2段重ねたモデルで
断続的なノイズが出る不具合の原因は特定できており、修正でき次第あらためて有効にします。
ご意見・不具合の報告は Issues へどうぞ。
ソース: https://github.com/tsukuba-onkyo/Rosso (private)
Rosso v1.3.2
配布元のアカウント名が変わりました
配布元を 筑波音響 (tsukuba-onkyo) に変更しました。リポジトリのアドレスも変わります。
この更新を受け取れば、以降のアップデートは自動で新しいアドレスを参照します。
旧アドレスからのリダイレクトは当面有効ですが、恒久的な保証はないため、
お早めに更新していただくことをおすすめします。
機能の変更はありません。v1.3.1 で一時的に無効にしたアンプシミュレーターは、
引き続き無効のままです (修正でき次第あらためてお知らせします)。
報告や要望は Issues へどうぞ。
ソース: https://github.com/tsukuba-onkyo/Rosso (private)
Rosso v1.3.1
アンプシミュレーターを一時的に無効にしました
v1.3.0 でアンプシミュレーターの不具合を修正し、初めて実際に音が出るようになりました。
ところがその結果、真空管を2段重ねたモデルで断続的なノイズと不自然な圧縮が出ることが分かりました。
原因は特定済みです。2段目の真空管のグリッドが導通する領域に入ると、回路の解が毎サンプル別の状態へ飛び移り、
1秒あたり1000〜6000回の段差が生じていました。品質設定を上げても解消しません。
8モデルのうち無傷だったのは BRT-15 と JZ-120 Clean Machine の2つだけだったため、
一部だけ残すのではなくアンプ機能全体を一旦無効にしています。
v1.3.0 より前はアンプシミュレーター自体が動作していなかったため、
今回の無効化によって使えなくなる機能はありません。修正でき次第、改めて有効にします。
ツールバーの「🎸 アンプ」ボタンは残していますが、押すと無効である旨をお知らせします。
影響のない機能
v1.3.0 で入った以下はそのままお使いいただけます。
- OTA の電圧制御対応 (シンセの VCF / VCA)
- プリセット14種 (クリーン オクターブアップ / リングモジュレータ / シンセVCF / サンプル&ホールド)
- AIと会話しながら回路を育てる機能
- 回路図転写が大きな回路で失敗したときの自動リトライ
ご不便をおかけします。報告や要望は Issues へどうぞ。
ソース: https://github.com/naozane26n1100629-gif/Rosso (private)
Rosso v1.3.0
不具合の修正
アンプシミュレーターが全く効いていませんでした
Editor の非公開メソッドを呼んでいたため毎回例外で落ちており、電源のON/OFF・モデル切替・つまみ操作のいずれも回路に反映されていませんでした。「歪まない」「ON/OFFで音が変わらない」「つまみが効かない」という症状はすべてこれが原因です。アンプのモデル自体は最初から正しく、つなぎ方だけが壊れていました。
同種の呼び違いを静的に検出する検査を追加したので、再発しません。
回路図の転写が大きな回路で失敗することがありました
27部品を超えるような回路で、転写結果が途中で切れて読み込めないことがありました。自動でもう一度読み直すようにし、それでも駄目な場合は原因の分かる案内を出すようにしました。
新機能
OTA が電圧制御に対応
制御電流入力 (Iabc) を追加し、gm = Iabc/(2·VT) の本物の電圧制御ができるようになりました。シンセのVCFやVCA、コンプレッサー、オートワウが組めます。制御ピンを繋がない既存の回路は、音がまったく変わりません。
プリセットが14種に
- クリーン オクターブアップ (全波整流) — 位相分割器の表裏をゲルマニウムダイオード2本で全波整流。原音の抑圧は実測で最低音 E2 (82.4Hz) でも43.4dB、高い音では53.5dB
- リングモジュレータ — ゲルマ4本のリング + トランス2個。金属的な和と差の音
- OTA ローパスフィルタ (シンセVCF) — カットオフが約700Hz〜4.5kHzで動く12dB/oct
- サンプル&ホールド — 入力を「ノイズ」にするとシンセのランダム電圧に
AIと会話しながら回路を育てられます
回路生成は「もっとゲインを上げて」のように続けて指示でき、診断AIは「なぜここにコンデンサが要るの?」と掘り下げられるようになりました。手で編集した内容もそのまま引き継がれます。
内部の改善
- リアルタイム性: Newton法の反復数に上限を設けられるようになり、処理時間の裾を抑えられます。上限を設けない場合の音は従来と完全に同一です
- 音を変えない範囲の高速化 (既存回路の出力はゴールデン波形回帰で検証済み)
- 回路図転写の精度を実際に測れるようになりました。正解はプリセット回路そのものなので曖昧さがゼロです
不具合の報告や要望は Issues へどうぞ。
ソース: https://github.com/naozane26n1100629-gif/Rosso (private)
Rosso v1.2.0
アップデータが初めて動くバージョンです。
部品
- CdSセルの光源を選べるようになりました — LED か、Shin-Ei Uni-Vibe 系の白熱球か。電球はフィラメントの熱容量で応答が鈍り、加熱より冷却が遅いので非対称になります。さらにダイオードではなく PTC 抵抗なので、明るさは電流ではなく電力で決まり、両極性に応答します。速い LFO に追従できず変調が浅くなる、あの挙動が出ます
- パレットから辿れない部品が97点ありました(ポット19点を含む)。修正済みです
- 収録部品 1920点
エンジン (Lotus Engine)
- 約27%高速化。Newton 反復を非線形ノードだけで回し、小さい行列のガウス消去を固定長に単型化しました。音は変わりません
- 強く突っ込んだときの計算の破綻を解消。従来は解が収束しないサンプルで妥協した値を使っており、それがノイズとして出ることがありました
編集
- 範囲選択 (Shift+ドラッグ)、コピー&ペースト (Ctrl+C / Ctrl+V)、複製 (Ctrl+D)
- 段数を指定してのグリッド複製 — 多段クリッパーやラダーフィルタを一気に並べられます
- A/B比較 — 選んだ部品の状態を2案記録して Tab キーで切り替え。回路の他の部分は共通のままなので、比べたい箇所だけが変わります
- ポットを回すと、コンパイルし直さずそのまま音が追従します
その他
- 配布ページを公開しました: https://naozane26n1100629-gif.github.io/Rosso-dist/
- 回路ソルバを Lotus Engine、回路図の転写と診断を 4DEM と名付けました
配布物には署名を付けていません。初回起動時に OS が警告を出します。macOS はアプリを右クリック →「開く」、Windows は SmartScreen の「詳細情報」→「実行」で進めてください。macOS 版は Apple Silicon 専用です。
ソース: https://github.com/naozane26n1100629-gif/Rosso (private)
Rosso v1.1.0
ソース: https://github.com/naozane26n1100629-gif/Rosso (private)