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Engineer (Team Fortress 2) ja
エンジニア(Engineer)は、Valve Corporation(バルブ コーポレーション)のファーストパーソン・シューティングゲーム『Team Fortress 2』(チーム フォートレス ツー)に登場するキャラクター(クラス)の一つである。
エンジニアは、テキサス州ビーケーブ出身の、穏やかな語り口を持つ愛想の良い人物である。彼は機械工学の天才であり、戦場においてタレット(セントリーガン)、体力と弾薬の補給装置(ディスペンサー)、長距離移動装置(テレポーター)を建造し、維持することでチームを支援する防衛クラスである。
彼のモットーは「実用的な問題を解決する (Solving practical problems)」こと。直接戦闘能力は他のクラスに比べて低いが、彼が設置する建造物は戦況を大きく左右する重要な要素となる。
本名はデル・コナガー (Dell Conagher)。彼は知的好奇心旺盛な性格で、科学や機械いじりに情熱を注いでいる。彼の祖父はラディガン・コナガー (Radigan Conagher) といい、かつてブルターク・マン (Blutarch Mann) のために生命維持装置を開発した人物である。
エンジニアは父親と同様に、契約に基づいてTFインダストリーズ(TF Industries)に雇われている。また、『Team Fortress Classic』に登場するエンジニアは彼の父親であると示唆されている。
エンジニアは主に「防衛」カテゴリに分類される。彼の主な役割は以下の通りである。
- エリアの確保と防衛: 自動照準で敵を攻撃するセントリーガンを設置し、特定のエリアへの敵の侵入を防ぐ。
- チームの支援: ディスペンサーを通じて、味方にヘルスと弾薬(および自身のメタル)を供給する。
- 前線への移送: テレポーターの入口と出口を設置し、リスポーンした味方を即座に前線へ送り込む。
エンジニアは建造物を修理・アップグレードするために「メタル」という独自のリソースを使用する。メタルは弾薬箱を拾うか、ディスペンサーから補充することで最大200まで所持できる。
エンジニアは、建造物を守るため、またスパイのサッパーを除去するために様々な武器を使用する。
- ショットガン (Shotgun): 標準的なポンプアクション式ショットガン。近距離での自衛に用いる。
- フロンティア・ジャスティス (Frontier Justice): セントリーガンが破壊された際、そのセントリーガンが稼いだキル数に応じてクリティカルヒットを得られるショットガン。
- ウィドウメーカー (Widowmaker): 発砲にメタルを消費するが、敵に与えたダメージ分だけメタルが回復するハイリスク・ハイリターンな武器。
- レスキュー・レンジャー (Rescue Ranger): 特殊なボルトを発射し、遠距離から建造物を修理したり、遠くにある建造物を手元に回収したりできる。
- ピストル (Pistol): 標準的な予備武器。中距離での牽制に使用。
- ラングラー (Wrangler): セントリーガンの自動照準を無効化し、プレイヤーが手動で操作できるようにする装置。使用中はセントリーガンの発射速度が上がり、耐久力が大幅に向上するシールドが展開される。
- ショート・サーキット (Short Circuit): 右クリックでエネルギーボールを発射し、敵のプロジェクタイル(ロケット弾やグレネードなど)を消滅させることができる。
- レンチ (Wrench): 標準的な近接武器。敵を殴るだけでなく、建造物の修理、アップグレード、設置時間の短縮(叩くことで加速)に使用される。
- ガンスリンガー (Gunslinger): ロボットアームの義手。これを装備するとヘルスが25増加し、通常のセントリーガンの代わりに小型で設置の早い「ミニセントリー」を設置できるようになる。
- サザン・ホスピタリティー (Southern Hospitality): 敵に命中させると出血ダメージを与えるレンチ。ただし、炎に対する耐性が低下する。
- ジャグ (Jag): 建造物の設置速度と攻撃速度が速いが、修理量と対人ダメージが低いレンチ。
- 建設PDA (Construction PDA): 建造物を配置するためのメニューを開く。
- 破壊PDA (Destruction PDA): 設置済みの建造物を遠隔で破壊するためのメニューを開く。
エンジニアのみが建設可能な4種類の装置。
- セントリーガン (Sentry Gun): 範囲内の敵を自動的に検知して攻撃するタレット。レベル1から3までアップグレード可能で、レベルが上がると火力と耐久力が増し、レベル3ではロケットランチャーが追加される。
- ディスペンサー (Dispenser): 周囲の味方のヘルスと弾薬を徐々に回復し、エンジニアにはメタルを供給する。
- テレポーター (Teleporter): 「入口 (Entrance)」と「出口 (Exit)」のセットで機能する。味方を入口から出口へ瞬時に移動させる。
Valveが公開したプロモーション動画シリーズ「Meet the Team」のエンジニア編では、彼がキャンプファイヤーの前でギターを弾きながら、自身の「実用的な問題解決」の哲学について語る様子が描かれている。背景では彼のセントリーガンが大量の敵を倒しており、エンジニアは動じることなく「銃を使え。それでもだめなら、もっと銃を使え(Use a gun. And if that don’t work... use more gun.)」と説く。
- エンジニアは常にゴーグルを着用しているため、ゲーム内で彼の素顔(目)を見ることはほとんどできない。
- お気に入りの飲み物はビールであり、挑発アクション(Taunt)の中にはビールを飲んでリラックスするものがある。
- 常に右手に手袋をしているが、これは高熱の銃身や機械部品を扱うため、あるいは「ガンスリンガー」を装備するために自ら手を切断した(という説もあるが、デフォルトでは手袋の下に手がある)とされている。
- Team Fortress 2
- Valve Corporation