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Subtitle Best Practices
284_vd0w0bv edited this page Jun 11, 2026
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読みやすい字幕の一般原則と、字幕品質の基準を定めている公式ガイドライン・学術資料へのリンク集です。CPS・行長・表示時間などの具体的な数値基準を参考にしたい場合は、各資料の最新版を参照してください(ガイドラインは改訂されるため、本ページには転載していません)。このツール自体が検査する品質基準とその既定値は 上級設定リファレンス を参照してください。
業界・プラットフォームを問わず共通する原則です。
改行位置
- 意味のまとまりで改行する(文法的な区切りを優先)
- 1行目より2行目を短くするのが自然(逆三角形を避ける)
- 前置詞・冠詞・助動詞の直前では改行しない
- 固有名詞や熟語はできるだけ同じ行に収める
句読点・記号
- 行末に句読点(。、.)を置かない
- ダッシュ(—)で文章が途切れた場合は次ブロックの先頭にも — を付ける
- 三点リーダー(…)は文章が途切れた場合に使う
- 感嘆符・疑問符の後にスペースを入れない
タイミング
- セリフの発話開始から0〜200ms以内に表示開始する
- 発話終了から0〜100ms程度で消える(遅れすぎると違和感)
- 無音区間が長い場合は字幕も早めに消してよい
- 複数のセリフが重なる場合は話者ごとにブロックを分ける
講義(教育コンテンツ)特有の原則
- 言い淀み・フィラー・言い直しは除去し、完全な文に整える(「クリーンリード」編集)
- 専門用語は平易化せずそのまま保持する(学生が学ぶべき内容そのものであるため)
- 専門用語が多い内容は読み速度が実効的に低下するため、CPSは一般向けより低めを目標にする
| 資料 | 内容 |
|---|---|
| Netflix Timed Text Style Guide — General Requirements | 字幕の技術基準(タイミング・文字数・改行)の最重要参照資料 |
| Netflix Timed Text Style Guide — English (USA) | 英語字幕の言語別ルール(句読点・話者交代など) |
| BBC Subtitle Guidelines | 放送字幕の公開ガイドライン(読み速度・音響描写など) |
| EBU Tech 3350 (EBU-TT) | 欧州放送連合による字幕の国際標準仕様(PDF) |
| 資料 | 内容 |
|---|---|
| Khan Academy 字幕品質ガイドライン | 講義字幕の標準「クリーンリード」編集(言い淀み除去・専門用語保持)。数学的記法の表記ルールも記載 |
| UC キャプショニングベストプラクティス | カリフォルニア大学による講義キャプションのアクセシビリティ基準 |
| WCAG 2.1 — Captions (Prerecorded) | Webアクセシビリティ標準のキャプション要件(W3C) |
いずれも無料で全文を読める論文です。
| 資料 | 内容 |
|---|---|
| Pedersen — How is Culture Rendered in Subtitles?(2005, PDF) | 文化固有の表現(地名・制度・固有名詞など)をどう訳すかの戦略分類(保持/明示化/直訳/一般化/置換/省略/公式対応語)を提示した論文。書籍 Subtitling Norms for Television の中核フレームワークの原型 |
| Suratno & Wijaya — Text Reduction: Strategies Adopted in Audio Visual Subtitle Translation(2018, PDF) | 発話を字幕へ圧縮する削減戦略(elimination / rendering / condensation)の解説。Díaz Cintas & Remael や Antonini(発話の40〜75%へ圧縮されるとする研究)の枠組みを実例で示す(CC BY-NC) |
- リンクは 2026-06-11 に死活確認済み(詳細はリポジトリの
docs/research/20260415_professional_subtitle_best_practices.md追記セクション)。 - BBC Subtitle Guidelines の旧URL(
bbc.github.io/subtitle-guidelines/)は消滅済み。本ページのURLが現行版。 - Khan Academy はボット保護のため自動チェックでは403になるが、ブラウザでは閲覧可能。
- リンク切れを見つけたら本ページを直接修正してください(アプリ内ヘルプは本ページへのリンクのみ持つため追従不要)。
- このツールが検査する品質基準と既定値 → 上級設定リファレンス
- 品質基準の調整(要確認が多すぎる等) → チューニング&トラブルシュート
- パイプラインが形式違反をどう自動修復するか → 動作原理