-
Notifications
You must be signed in to change notification settings - Fork 0
MS_ActiveDirectoryGlobalCatalog
-
TOP > インフラストラクチャ > ドメイン サービス (AD DS)
- Active Directory(グローバル カタログ)
- Active Directory(レプリケーション)
- DCの冗長化
-
フォレスト内の全ドメインの全オブジェクトから、
検索で利用される頻度が高い属性
(デフォルトではユーザ名やログオン名など)
のみを抽出し、ドメイン間でレプリケーション、保存されている。 -
異なるドメインがある場合のみレプリケーションが発生する。
- ドメイン コントローラ間のレプリケーションとは別である。
- 他のドメインの、利用される頻度が高い属性のみレプリケーションされる。
- 従って、シングル ドメインの場合は、グローバル カタログのレプリケーションは発生しない。
-
異なるドメインのオブジェクトでも、ローカルで一括して検索できる。
-
ログオン時の所属グループの確認や、オブジェクト検索に利用される。
- グローバル カタログは、フォレスト内のグローバル カタログ サーバが保持する。
- グローバル カタログ サーバは、ドメイン コントローラの持つ役割の 1 つ。
補足: グローバル カタログ サーバは、 LDAP の標準ポート(389/636)とは別に 3268 / 3269(SSL) で待ち受ける。 フォレスト全体を対象とした検索は、このポートに対して行う。
なお、どの属性をグローバル カタログに複製するかは、 スキーマの属性定義(
isMemberOfPartialAttributeSet)で制御され、 PAS(Partial Attribute Set)と呼ばれる。
Active Directory は、一部の例外を除き、
グローバル カタログが利用できないとログオンできないという仕様なので、
-
フォールト トレランス(耐障害性)を確保するためにも、
2 台以上のグローバル カタログ サーバを設置するべきである。 -
しかし、あまりグローバル カタログ サーバの台数を増やしすぎると、
グローバル カタログ サーバ間のレプリケーションの
ネットワーク トラフィックが大きくなる(サイトごとに 1 台程度が目安)。
移行メモ(補足): 「グローバル カタログが無いとログオンできない」のは、 ユニバーサル グループのメンバシップ解決がグローバル カタログを必要とするためである。 例外として、
- シングル ドメイン フォレストではグローバル カタログ無しでもログオンできる。
- ユニバーサル グループ メンバシップ キャッシュ (UGMC) を有効にしたサイトでは、 グローバル カタログを配置せずにログオンできる(WAN 越しの拠点向け)。
なお、シングル ドメイン フォレストでは 全 DC をグローバル カタログにするのが推奨である (複製されるデータが同一であるため、追加コストが実質発生しない)。
複数のドメイン、サイトがある場合、
グローバル カタログのレプリケーションを考慮してグローバル カタログ サーバを配置する。
- 注:グローバル カタログのレプリケーションはドメイン コントローラのレプリケーションと別。
- 注:シングル ドメインではグローバル カタログのレプリケーションは発生しないので増設不要。
複数のフォレストがある場合、
-
フォレスト間を横断する情報共有が要求される場合
- クロス フォレスト トラストが必要。
- これらのトラストは、Kerberos をサポートする。
-
フォレスト境界をまたいでレプリケーションについて。
- フォレスト境界をまたいだレプリケーションはしない。
- このため、マルチ フォレストを網羅するための統一された
ビューを得るには、ディレクトリ同期ソフトウェアを実装する必要がある。
補足(最新化): ディレクトリ同期ソフトウェアとしては、 かつての MIIS / ILM / FIM を経て、現在は MIM(Microsoft Identity Manager) や Microsoft Entra Connect(旧 Azure AD Connect) が使われる。
-
デフォルトではフォレストに最初にインストールされた
ドメイン コントローラがこの役割を担当することになっている。 -
2 台目以降のドメイン コントローラは
自動的にはグローバル カタログ サーバにはならない。 -
複数のグローバル カタログ サーバを用意したい場合、
- 2 台目以降のドメイン コントローラのインストールで、
グローバル カタログのチェック ボックスをオンに設定する。 - あるいは、管理者が手動で設定を行う
(グローバル カタログ サーバは、ドメイン コントローラでなければならない)。 - 実際の設定作業は、管理ツールの「Active Directory サイトとサービス」を使って行う。
- 2 台目以降のドメイン コントローラのインストールで、
補足(最新化): Windows Server 2012 以降の
Install-ADDSDomainControllerでは-NoGlobalCatalogを指定しない限り 既定でグローバル カタログが有効になる。 上記の「2 台目以降は自動的にはならない」は、 Windows Server 2008 R2 以前のdcpromo時代の記述である。
Tags: Active Directory
このWikiは「Open棟梁Project」,「OSSコンソーシアム 開発基盤部会」によって運営されています。