Skip to content

MS_L2TP

nishi_74322014 edited this page Aug 3, 2026 · 1 revision

L2TP

概要

L2TP : Layer 2 Tunneling Protocol

  • トンネル・プロトコルで、VPN(仮想専用ネットワーク)を構築するのに用いられる。
    • 暗号化や秘匿性は提供しないため、IPsecと併用されることが多い(L2TP/IPsec)。
    • OSI参照モデルの第2層データリンク層のプロトコルで UDP の 1701 番ポートを用いる。
  • PPPの為の2つのトンネルプロトコルに起源を持つ。
    • Cisco の L2F
    • マイクロソフトの PPTP

詳細

機器

略号 名称 役割
LAC L2TP Access Concentrator 発信元の VPN 機器
LNS L2TP Network Server 受信側の VPN 機器

認証と暗号化

  • 認証:提供しないため、IPsecと併用されることが多い。
  • 暗号化:提供しないため、IPsecと併用されることが多い。

※ したがって実運用では L2TP/IPsec の形になる。
このとき使うポートは、

  • IKE:UDP 500
  • NAT-T:UDP 4500
  • IPsec ESP:プロトコル番号 50

であり、UDP 1701 は IPsec の内側に隠れるためファイアウォールで開ける必要はない。

トンネリング

PPP

  • VPNの基礎となるPPP系の確立(ISP との PPP ではない)

L2TP/UDP(1701)

  • PPP トンネルの「外」で、制御コネクションを開始要求 → 通知までする。
  • PPP トンネルの「中」で、制御コネクションを確立(LAC → LNS(UDP:1701))
  • 制御コネクションを使用し、PPP トンネルの「中」に L2TP トンネルを確立する。
  • L2TP トンネルの「中」で、LAC と LNS とで通信を開始する(双方向)。

移行メモ(誤記): 原文の最終行は「PAC と、PNS とで通信を開始する」だったが、 PAC / PNS は PPTP の機器名。L2TP では LAC / LNS

補足(最新化): L2TP/IPsec は PPTP より安全だが、 Windows Server 2025 / Windows 11 では PPTP と共にリモート アクセス VPN で 非推奨とされた。現行は IKEv2 または SSTP を使う。 なお、事前共有キー(PSK)を使う L2TP/IPsec は PSK が漏れると中間者攻撃を受けうるため、証明書認証が望ましい。

参考


Tags: IT国際標準, インフラストラクチャ, セキュリティ, 通信技術

NetDevInfraWiki

マイクロソフト系技術情報 Wiki
Open 棟梁 Wiki

(未着手)

開発基盤部会 Wiki

移行管理: DONETODO

Clone this wiki locally