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MS_NICTeaming

nishi_74322014 edited this page Aug 3, 2026 · 1 revision

NICチーミング

概要

Windows Server 2012 からサード・パーティのNICチーミング・ソリューションが不要となった。

移行メモ: 原文は「2012から」とのみ記載。 Windows Server 2012 で LBFO(Load Balancing and Failover) として OS 標準の NIC チーミングが実装されたことを指す。

詳細

NICチーミングには、以下のモードがある。

チーミング・モード

  • スイッチに依存しない(SI) → 推奨
  • スイッチに依存する(SD)
    • チーム メンバーは同じスイッチに接続
    • 静的チーミング → IEEE 802.3ad draft v1
    • LACP (Link Aggregation Control Protocol) → IEEE 802.1ax

※ スイッチ:L2スイッチ

負荷分散モード

  • アドレス・ハッシュ(AH)
    • ハッシュ アルゴリズムで利用可能な NIC 間で負荷分散
    • ソース/宛先 MAC、ソース/宛先 IP、ソース/宛先 TCP ポートのハッシュ
  • Hyper-Vポート(HP) → 推奨
    • 仮想マシンの MAC アドレスではなく、仮想スイッチのポートで負荷分散

トラフィック

アドレス・ハッシュ(AH) Hyper-Vポート(HP)
スイッチに依存しない(SI) 送信:AHで全アクティブ・メンバ(NIC)に分散される。
受信:SIのため1つのチーム・メンバ(プライマリNIC)のみ使用可能。
送信:HPのため全アクティブ・メンバを使用可能。※ 同じVMは同じNICを使う。
受信:HPのため全アクティブ・メンバを使用可能。※ 同じVMは同じNICを使う。
スイッチに依存する(SD) 送信:AHで全アクティブ・メンバ(NIC)に分散される。
受信:SDのため受信トラフィックは、L2スイッチで任意のNICに分散される。
送信:HPのため全アクティブ・メンバを使用可能。※ 同じVMは同じNICを使う
受信:SDのため受信トラフィックは、L2スイッチで任意のNICに分散される。

推奨構成

アドレス・ハッシュ(AH) Hyper-Vポート(HP)
スイッチに依存しない(SI) 【推奨】:Active-Standby構成
【推奨】:仮想マシン内でのチーム
※ 全てのパターンで利用可能。
※ 仮想マシン内チームとHyper-Vホストのチームの組み合わせは利用しない。
★【推奨】:Hyper-V環境に最適
※ VLAN設定は、Hyper-V仮想スイッチにて行う(チームI/F追加にてVLAN IDを設定しない)。
スイッチに依存する(SD) ★【推奨】:ネイティブ環境に最適
※ ネイティブ環境に於いて、最大のパフォーマンスを実現。
Hyper-V環境で利用可能

補足(最新化): Hyper-V 環境での推奨は変わっている。 Windows Server 2019 以降、Hyper-V ホストのチーミングは SET(Switch Embedded Teaming) が推奨で、 LBFO は Hyper-V 仮想スイッチとの併用がサポートされない (Windows Server 2022 以降)。 SET は RDMA / vRSS などの高速化機能と併用できる点が LBFO と異なる。 本ページの表は LBFO 前提の内容として読むこと。


Tags: インフラストラクチャ, 通信技術, 信頼性, Windows

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