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MS_PacketCapture

nishi_74322014 edited this page Aug 3, 2026 · 1 revision

電文を確認する方法(パケット・キャプチャ)

概要

パケット・キャプチャ・ツールやネットワークのモニタリング・ツールとしては、

  1. Wireshark
  2. Network Monitor
  3. netsh trace
  4. netstat
  5. パフォーマンス・カウンタ
  6. タスク・マネージャ
  7. システム基盤・ミドルウェア
  8. 上記以外のフリーツール

などがあるようです。

比較表

以下機能の比較表となっています。

比較項目 Wireshark Network Monitor netsh trace netstat パフォーマンス・カウンタ タスク・マネージャ システム基盤・ミドルウェア TCP Monitor Plus Fiddler
使用場所 任意(※2) 任意(※2) 任意 任意 任意 任意 サーバ 任意 クライアント
ライセンス フリー フリー Windows同梱(※1) Windows同梱 Windows同梱 Windows同梱 有償 フリー フリー
インストール 必要(※2) 必要(※2) 不要 不要 不要 不要 不要 必要
マシン負荷 有(※2) 有(※2)
通信の監視範囲(セグメント指定等) 可能 可能 可能 不可能 一部可能(※3) 不可能 可能 不可能
統計作成 可能(※4) 可能(※4) 可能(※4) 可能 -e、-s(※5) 一部可能 ほぼ不可能 可能 可能 可能(性能情報)
パケット・キャプチャ 可能 可能 可能 不可能(ログ可) 不可能(ログ可) 不可能 不可能(SNMP) 不可能(ログ可) 可能(HTTP)
  • ※1:Windows 7/Windows Server 2008 R2からの機能
  • ※2:プロミスキャス・モードで別ノードからパケットを取得可能。この場合、インストールやマシン負荷の問題をクリアできる。
  • ※3:監視範囲はパフォーマンス・オブジェクト、インスタンスで指定可能。しかし、セグメント指定は不可能。平均カウンタ(/sec)、積算値カウンタ(Total)を使い分け可能。
  • ※4:パケット・キャプチャを行い別のツールで統計することも可能。
  • ※5:インターフェイス・レベル、プロトコル・レベルの統計情報を表示する(IP, TCP, UDP, ICMP, IPv6, TCPv6, UDPv6, ICMPv6)

プロミスキャス・モードで別ノードからパケットを取得するに当たっては、スイッチに対してポートミラーリング等の設定が必要になるため恐らく、ネットワーク屋と連携する必要が出てくるものと思います。まず、これが可能か確認ください。

補足(最新化): 表に無い現行の選択肢として、Windows 10 1809 以降に標準搭載された pktmon(Packet Monitor)がある。インストール不要で pktmon start --capture により ETL / pcapng 形式でキャプチャでき、netsh trace の後継的な位置づけ。

使い方

Wireshark

「Wiresharkの操作方法」(MS_WiresharkUsage.md)を参照。

Microsoft Network Monitor

補足(最新化): Microsoft Network Monitor 3.4 は開発終了。 後継の Microsoft Message Analyzer も 2019年11月に提供終了(ダウンロード停止)している。 現行は pktmon または Wireshark を使う。

netsh trace

netsh traceの使い方については下記を参照下さい。

以下、プレミアサポートで指示された採取手順の例

  1. ログ格納用一時フォルダを作成します。以下の例では c:\temp フォルダです。

  2. 管理者権限でコマンド プロンプトを起動します。

  3. 以下のコマンドを実行します。

    netsh trace start scenario=InternetClient report=no capture=yes tracefile=c:\temp\http.etl
    
  4. 再現手順を実施します。エラーが発生することを確認します。

  5. コマンド プロンプトに戻り、以下のコマンドを実行します。

    netsh trace stop
    
  6. 以下のコマンドを実行します。

    netsh trace convert input=c:\temp\http.etl out=c:\temp\out.txt dump=TXT
    
  7. http.etlout.txt が取得されます。

netstat

netstatの使い方については下記を参照下さい。

例えば、netstat /b でTCP/IP接続状態と接続しているプロセス(exe)を特定できる。

パフォーマンス・カウンタ

パフォーマンス・カウンタの使い方についてはパフォーマンス カウンタを参照下さい。

以下は、簡単な要約。

  • 監視範囲はパフォーマンス・オブジェクト、インスタンスで指定可能。
  • 平均カウンタ(/sec)、積算値カウンタ(Total)は異なるので注意。
  • カウンタは沢山ありますので実機確認ください。
    (OSのバージョンによっても使用できるカウンタが異なるため)

タスク・マネージャ(ネットワーク・タブ)

システム基盤・ミドルウェア

SNMPでネットワーク機器から情報を収集するタイプのものなどがあるようです。

上記以外のフリーツール

TCP Monitor Plus

メジャーなソフトであるようです。

HTTPデバッグ・プロキシ Fiddler

HTTPデバッグ・プロキシ Fiddler の使い方については下記を参照下さい。

※ 本ページの Fiddler は現在の Fiddler Classic(Windows 専用・無償)に相当。 Telerik(Progress)からは有償の Fiddler Everywhere も提供されている。 また、ブラウザの開発者ツール(F12)のネットワーク タブでも同等の確認ができる。

参考

プロミスキャス・モード

  • イーサネットのNICなどにおいて、

    • 自ノード宛てだけではなく、
    • イーサネット上を流れているすべての

    フレーム・パケットを取り込むという動作モード。

  • フレーム・パケットをキャプチャして解析する
    ネットワーク型IDS、RMON、パケット キャプチャ ツールなどで利用される。

  • プロミスキャス・モードで動作するパケット キャプチャ ツールは、

    • 流れるパケットの内容すべてを見ることができるため、
    • 他のノード宛ての通信内容も参照でき、技術的にも盗聴と同様の動作になる。
  • このため、プロミスキャス・モードを利用するためには
    特権レベル(Administrator)の権限が必要となっているOS・ツールが多い。


Tags: インフラストラクチャ, 通信技術, 障害対応, 性能, デバッグ, Windows, ツール類

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