Skip to content

MS_TracertCommand

nishi_74322014 edited this page Aug 3, 2026 · 1 revision

tracertコマンド

概要

「tracert」コマンドは、以下の構文でルーティングについて調査できる。

Usage:

tracert [-d] [-h maximum_hops] [-j host-list]
        [-w timeout] 対象先ホスト(ホスト名またはIPアドレス)

Options:
  -d                IPアドレス指定の場合、ホスト名をDNSから逆引きして表示しない。
  -h maximum_hops   使用する最大TTL。
  -j host-list      経由すべきルータのアドレスを最大9個まで指定できる(ルーズ ソース ルーティング)。
                    ただし、指定されていないルータも経由できる。
  -w timeout        タイムアウト時間を指定する。単位はミリ秒。

※ IPパケットにおける「TTL(生存時間)」は、通過可能なゲートウェイ・ルータ数。

補足(最新化): Windows Vista 以降では -R(IPv6 の往復経路トレース)、 -S(送信元アドレス指定)、-4 / -6 が追加されている。 なお Windows の tracert は ICMP エコー要求を使うが、 Linux の traceroute は既定で UDP を使うため、 経路上のフィルタ設定によって結果が食い違うことがある。

メッセージ例

[失敗例1]:ルータが、時間超過メッセージを返さない

  :
2  21 ms     4 ms     2 ms  xxx.xxx.xxx.xxx
3  *  *  *
4  16 ms     3 ms     2 ms  xxx.xxx.xxx.xxx
  :
  • 「tracert」コマンドは、
    • 1〜「maximum_hops」まで、TTLを1つずつ増やしながら
      エコー要求のICMPメッセージを「繰り返し」送信し、その結果を1レコードずつ表示する。
    • 経路上のルータが時間超過メッセージを返さない場合(ルータの仕様・設定などによる)、
      • 結果が「*」で表示され経路が確認できないことがある。
      • ただし、この場合も、トレース自体は継続できる。

[失敗例2]:ルータがICMPプロトコルのパケットをフィルタする

Tracing route to www.test.net [xxx.xxx.xxx.xxx]
over a maximum of 30 hops:

  1  <1 ms    <1 ms    <1 ms  xxx.xxx.xxx.xxx
  2  21 ms     4 ms     2 ms  xxx.xxx.xxx.xxx
  3  *        *        *     Request timed out.
  4  ^C
  • ルータがエコー要求のICMPメッセージをフィルタする場合は、
    • 対象ホストまでの経路をトレースできない。
    • この場合、「Ctrl」+「C」でトレース処理を中止する。

補足: 途中のホップが * でも最終ホップまで到達しているなら、 通信自体は成立していることが多い(中継ルータが ICMP 時間超過を返さないだけ)。 経路の品質を数値で見たい場合は pathpingコマンドを使う。


Tags: インフラストラクチャ, 通信技術, Windows, シェル

NetDevInfraWiki

マイクロソフト系技術情報 Wiki
Open 棟梁 Wiki

(未着手)

開発基盤部会 Wiki

移行管理: DONETODO

Clone this wiki locally