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MS_Tunneling

nishi_74322014 edited this page Aug 3, 2026 · 1 revision

トンネリング

概要

  • ネットワークで接続されている、物理的、または、論理的に離れた2点間を、
    仮想の回線(トンネル)によりあたかも同一点であるかのように扱えるようにする。
  • VPNや、ネットワーク仮想化(仮想化アーキテクチャ)などで使用される。

詳細

トンネリング(A over B)

  • プロトコルBで作成したトンネルをプロトコルAが通るような場合、
    • プロトコルA = ペイロード・プロトコル
    • プロトコルB = デリバリ・プロトコル
  • プロトコルAのパケットを、プロトコルBのパケットで丸ごと包む(カプセル化)。
    • プロトコルAのパケットがプロトコルBのペイロードになり、
    • このペイロードにプロトコルBのヘッダが(先頭に)追加される。
  • イメージ的には
    • 機器間にプロトコルBのトンネルが構築される。
    • 機器に接続するノードはプロトコルAで通信をおこなう。
    • プロトコルAのパケットがトンネルに入る時に、プロトコルBでカプセル化される。
    • プロトコルBのパケットがトンネルを出る時に、プロトコルBのカプセル化が解除される。

※ カプセル化でヘッダが増える分、実質的に運べるデータ量が減る。
このため MTU / MSS の調整が必要になり、怠ると
「小さい通信は通るのに大きいデータで固まる」という典型的な症状が出る
TCP, UDP の MTU / MSS を参照)。

VPNでのトンネリング

プロトコル カプセル化の層
PPTP L2 ネットワーク間(データリンク層でカプセル化)
L2TP L2 ネットワーク間(データリンク層でカプセル化)
SSTP L3(IP) ネットワーク間(ネットワーク層でカプセル化)
IPsec L3(IP) ネットワーク間(ネットワーク層でカプセル化)

移行メモ: SSTPHTTPS(TCP 443)上で PPP を運ぶため、 分類としてはトランスポート層より上でのカプセル化にあたる。 原文の「L3(IP) ネットワーク間」は、 「結果として L3 の到達性を提供する」という意味と解される。

補足(最新化): PPTP・L2TP は Windows Server 2025 / Windows 11 のリモート アクセス VPN で非推奨となった。 現行は IKEv2 / SSTP、あるいは WireGuard 等を使う。

ネットワーク仮想化でのトンネリング

物理ネットワーク上に仮想の L2 ネットワークを重ねる(オーバーレイ)ためにも使われる。

プロトコル 概要
VXLAN L2 フレームを UDP でカプセル化。事実上の標準
NVGRE L2 フレームを GRE でカプセル化。Microsoft 系
STT L2 フレームを TCP 風のヘッダでカプセル化

(Hyper-V ネットワークの仮想化: MS_HyperVNetworkVirtualization.md

参考


Tags: インフラストラクチャ, セキュリティ, 通信技術

NetDevInfraWiki

マイクロソフト系技術情報 Wiki
Open 棟梁 Wiki

(未着手)

開発基盤部会 Wiki

移行管理: DONETODO

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