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MS_WindowsLineageAndVersions

nishi_74322014 edited this page Aug 3, 2026 · 1 revision

Windowsの系統とバージョン

移行メモ: 本ページは 2021〜2022年時点の記述。 Windows 11 / Windows Server 2022 以降の情報は末尾の 補足(最新化) を参照のこと。

系統

ClientとServer

Client

もともと Client OS だったWindows

Server

Windows NTで、Server OS も提供された。

DOS系とNT系

MS-DOS

IBM PCのためにIntelの16ビットプロセッサ8088用に作成された。

  • 8086のセグメント構造を実にうまく利用したOS
  • デバイスドライバをOSから分離
  • FDを対象としたファイルシステムFATのサポート
  • ネットワーク
  • MS-DOSとセットになったIBM PCは、PC市場を大きく拡大

DOS系、9x系

  • DOS系
    • Windows 1.0 - Windows 3.1
    • MS-DOSにGUI環境を追加するアドオン
  • 9x系
    MS-DOSとWindows 3.1を融合し、
    拡張・発展させたWindows 95を基本構造としたOS群

Windows NT系

  • OS/2から手を引き開発を開始した独自OS
  • 設計の要素の多くは
    • DECの開発者の影響があり、
    • VMSの要素が反映されている。

組込系

組み込み系のWindowsを調査

バージョン

Client OS

Windows 1.0

1985リリース

Windows 2.x

1987リリース

  • DOS系
  • サポートの追加
    • 80286のみに対応
    • EMSメモリに対応
    • Windows/386でi386搭載
    • ウィンドウのオーバーラップ(重ね表示)に対応
  • 当時
    • あくまでWindowsはMS-DOSからOS/2への橋渡しであると説明した。
    • Excel 2.0がInfoworld誌で10点中9.4点を獲得するなど非常に好評を得た。

Windows 3.x

1990リリース

  • DOS系
  • サポートの追加
    • GUIの大幅な改良
    • マルチタスク化
    • プログラムマネージャー、ファイルマネージャーの導入
    • Windows for WorkgroupsではLAN Managerでネットワーク機能を付加
    • Intel 80286や80386プロセッサのメモリ管理機能を有効活用する技術的な改善
    • 3つの動作モード
      • リアルモード:8086互換モード。
      • スタンダードモード:80286互換の仮想記憶を使うモード。
      • エンハンスドモード:i386の機能を使うモード。
  • Windows 3.xが受け入れられた主な理由
    • 従来のMS-DOS資産がそのまま利用できた
    • 不完全ながらもマルチタスクと仮想記憶が利用できた
    • メモリ不足に悩まされながらもネットワークが利用できた
    • CD-ROMとマルチメディアが利用できた
  • 結果
    • 北米を中心に急速に普及。
    • 1年経たずして100万本の出荷を記録。

Windows NT

1994リリース

  • NT系
    • OS/2から手を引き開発を開始した独自OS
    • DECから引き抜いたデビッド・カトラーが開発リーダー
    • Windows 3.x - 98 の間にリリースされた。
    • 業務用であり、Server Editionもリリースされている。
  • Windows NT 3.1
    • ネットワーク機能
      • 標準プロトコルはIPX/SPX(LAN Manager)、また、NetBEUI や TCP/IP をサポート。
      • NTドメインのクライアントとサーバの実装
    • 業務用=クライアントなのかサーバなのかはっきりしない、中途半端な製品。
    • 登場に合わせてWindows発展の礎となった支援プログラムを開始した。
    • 商業的には成功したと言えないが、その後の発展の基盤を提供した。
  • Windows NT 3.5
    • クライアントとサーバが明確に分離
    • プログラムのチューニングによる性能向上
    • ネットワーク機能強化
      • TCP/IPの高速化と利便性の向上
      • NetWareサポート
  • Windows NT 4.0
    • Windows 95ライクなGUIの採用
    • クライアントと同じ操作体系のサーバOSが、実用的なリソースで動作するようになる。
    • 多くのエディションが登場
      • Enterprise Edition
      • Terminal Server
      • Embedded

Windows 95

1995リリース

  • 9x系
  • 特徴
    • MS-DOSとWindows 3.1を融合し、拡張・発展
    • マルチメディア系の機能や使いやすさを重視
    • i386の機能をフル活用した完全な32ビットOS
    • ただし、16ビットコードの後方互換性を維持
  • サポートの追加
  • インターネットが一般に広まりはじめた時期に、
    業務用だけでなく、一般家庭にも急速な普及を
    見せた画期的なOS(私も買いました)。

Windows 98

1998リリース

  • 9x系
  • OEMでのみ提供されたWindows 95 OSR2の後継
    • マイナーチェンジで安定していた。
    • 新規性は少なかったが、商業的には成功した。
  • Windows 98 SE(マイナーチェンジ)
    • Internet Explorer 5.0を搭載
    • DVD-ROMのサポート
    • USB 1.1対応やIEEE 1394の強化

Windows Me

2000リリース

  • 9x系:Windows 9x系の最後
  • Windows NT系列に移行するためのツナギとして発売
  • 多機能性が求められた結果、不安定であったと言われている。

Windows 2000

1999-2000リリース

※ 2000と言う名称だが、

  • RTMリリースは1999年、
  • 一般リリースは2000年
  • NT系:NT系Client OSの後継
  • 電源管理とPnPでクライアントOSとして支持集める。
    • OSから詳細な電源管理ができるようになった。
    • プラグアンドプレイを安定した形で実現。
  • Active Directoryのクライアントとサーバの実装
  • この頃から、PCサーバで基幹系が動くようになってきた。

Windows XP

2001

  • NT系:XPからクライアントもNT系に一本化。
  • Windows XPのビジュアル スタイル(Luna)
  • SP
    • SP1、2002年9月19日に公開
    • SP2、2004年9月2日に公開
    • SP3、2008年5月6日公開
  • 販売初速は 98 未満だったが、後継が不調のため Server OS の 2003 含め長寿だったOSで、
    延長サポート終了時は、移行支援や注意喚起などのニュースが連日リリースされた。

Windows Vista

2006

  • NT系
  • セキュリティの強化
    • UAC
    • Session0分離
    • Windowsファイアウォール標準装備
    • BitLockerドライブ暗号化
  • Windows XPのLunaを置き換えるWindows Aero
  • セキュリティ強化も、重く遅いという印象で商業的には振るわず。
  • 一方で、Windows Vistaと同じカーネルを使った Server OS の 2008 は非常に評判が良い。

Windows 7

2009

  • NT系
  • Windows Vistaのマイナーチェンジ版
  • しかし、コチラは、XP同様に好調となった。
    (四半期中に6000万本以上販売しWindows史上最速の売上を記録)。
  • 後継が不調のため Server OS の 2008R2 含め長寿だったOSで、XP同様、
    延長サポート終了時は、移行支援や注意喚起などのニュースが連日リリースされた。

Windows 8

2012

  • NT系
  • Android、iOS対抗で大コケした印象のあるOS
    • タイル表示が不評
      デスクトップなのにスタート画面が全画面でタイル表示される。
    • Windows VistaのWindows Aeroは、
      • Aero Glassが廃止
      • Windows Aeroそのものは仕様が大きく変更され継承。
    • WinRT / Modern UIなどが騒がれたが、今は ≒ 無かった事になっている。(Windows Phone: MS_WindowsPhone.md
  • 一方で、同じカーネルを使った Server OS の 2012 は評判が良い。
  • なお、8.1というバージョンもあるが、コレは、SP1扱い。

Windows 10

2015

  • NT系
  • コンセプト (WaaS)
    Windows as a Service (WaaS)という新コンセプトを導入
    • Windows 8 で無くなりつつあったSP的概念は
    • Windows 7 / 8.1 対象の無償アップグレードの初速は好調だった。
    • これにより、コンシューマで導入が進み、その後の企業導入も進んだ。
  • また、
    • Windows上でLinuxを動作させることに注力したOSでもある。
    • 世間一般では(?)「音声アシスタント(Cortana)を実装したOS」と認識されている模様。
  • 参考:

Windows 11

2021年後半予定

  • NT系
  • Windows 10と同様に無償でのアップグレードが可能となる予定
  • 「Microsoft StoreによるWin32、UWP、PWA、およびAndroidアプリの統合」を、
    Windows 10 から継続しているWSL2等の技術を使用して実現するものと思われる(WSLg: MS_WSLg.md)。
  • NTバージョンは11.0ではなく10.1と予想されている
    (≒ Server OS のサービス チャネルに変更なし?)。
  • 余談だが、IE 11は実装されなくなる(EdgeのIEモードは利用可能)(IEバージョンアップ情報: MS_IEUpgradeInfo.md)。
  • 参考

Server OS

Windows NT Server

Windows NT の Server OS

  • 1993 NT3.1
  • 1994 NT3.5
  • 1995 NT3.51
  • 1996 NT4.0

Windows 2000 Server

Windows 2000 の Server OS

  • 2000 NT5.0
  • 2001 NT 5.1
    • Windows Advanced Server
    • Windows Datacenter Server

Windows Server 2003

Windows XP の Server OS

  • Windows Server 2003
    • 2003 NT 5.2
    • VSSプロバイダのサポート
    • Windows Server 2003中間モード
    • Feature Pack
      • Active Directory Application Mode
      • Windows Server Update Services(WSUS)
      • Windows Rights Managementサービス
      • Windows SharePoint Services
      • グループポリシー管理コンソール
      • , etc.
  • Windows Server 2003 R2:2005 NT 5.2

Windows Server 2008

Windows Vista、Windows 7 の Server OS

  • Windows Server 2008:2008 NT 6.0
  • Windows Server 2008 R2:2009 NT 6.1

移行メモ(正誤): 原文は Windows Server 2008 R2 を「NT 6.0」としていたが、 正しくは NT 6.1(Windows 7 と同じカーネル)。本ページ後半の Wikipedia 参照節でも Windows 7 / Server 2008 R2 は NT 6.1 に分類されており、そちらと整合させた。

Windows Server 2012

Windows 8 の Server OS

  • Windows Server 2012:2012 NT 6.2
  • Windows Server 2012 R2:2013 NT 6.3

Windows Server 10

Windows 10 の Server OS

  • 長期サービスチャネル
    • Windows Server 2016:2016 NT 10.0.14393
    • Windows Server 2019:2018 NT 10.0.17763
    • Windows Server 2022:2021 NT 10.0.20348
  • 半期チャネル
    • Windows Server, version 1709:2017 NT 10.0.16299
    • Windows Server, version 1803:2018 NT 10.0.17134
    • Windows Server, version 1809:2018 NT 10.0.17763
    • Windows Server, version 1903:2019 NT 10.0.18362
    • Windows Server, version 1909:2019 NT 10.0.18363
    • Windows Server, version 2004:2020 NT 10.0.19041
    • Windows Server, version 20H2:2020 NT 10.0.19042

サービス オプション

半期

半期チャネル (SAC : Semi-Annual Channel) では

  • 年に2回(3 / 9 月を目途に)、機能更新プログラムがリリースされ、
  • リリース日から 18ヶ月間、品質更新プログラムが毎月提供される。

長期

  • 従来のライフサイクルと同じ10年間のサポート
    • メインストリームサポート=5年
    • 延長サポート=5年
  • 以下のように呼ばれるが、
    • 長期サービス チャネル(LTSC : Long-Term Servicing Channel)
    • 長期サービス ブランチ(LTSB : Long-Term Servicing Branch)

移行メモ(正誤): 原文は「LTSCが旧名称で、現在は、LTSBに統一されている。」と していたが、LTSB が旧名称で、Windows 10 version 1809 / Windows Server 2019 の頃に LTSC へ改称されている(現行の呼称は LTSC)。

補足(最新化)

本ページ執筆後の主な動き。

Windows 11

  • 2021年10月5日に正式リリース(原文の「2021年後半予定」は実現した)。
  • NT バージョンは 10.0(ビルド 22000 以降)。原文の「10.1と予想」は外れ、 内部バージョンは Windows 10 から据え置きのまま製品名だけが 11 になった。
  • TPM 2.0 / セキュア ブート / 対応 CPU といったハードウェア要件が課され、 Windows 10 からの無償アップグレード対象が限定された。
  • Android アプリのサポート(WSA : Windows Subsystem for Android)は搭載されたが、 2025年3月に提供終了している。

Windows 10

  • 2025年10月14日にサポート終了(ESU で延命可)。

Windows Server

  • Windows Server 2022(2021年8月、NT 10.0.20348)
  • Windows Server 2025(2024年11月、NT 10.0.26100)
  • 半期チャネル(SAC)は version 20H2 を最後に終了(2021年8月)。 現在の Windows Server は LTSC のみ。 コンテナ向けの短サイクル提供は Azure Stack HCI / Azure Edition が担う。

参考

マイナビニュース

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Wikipedia

DOS系、9x系

Windows NT系

Windows NT系

NTバージョン Client OS Server OS
3.1 - 4.0 Windows NT Windows NT Server
5.0 Windows 2000 Windows 2000 Server
5.1 - 5.2 Windows XP Windows Server 2003
6.0 Windows Vista Windows Server 2008
6.1 Windows 7 Windows Server 2008 R2
6.2 Windows 8 Windows Server 2012
6.3 Windows 8.1 Windows Server 2012 R2
10.0 Windows 10 / Windows 11 Windows Server 2016 / 2019 / 2022 / 2025

移行メモ: 原文の一覧では Windows 11 を「NT 11.0?」としていたが、 実際は NT 10.0 のため上表では 10.0 の行に含めた。


Tags: インフラストラクチャ, Windows, IoT

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