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Installation for Linux JP
Linux では、MoleditPy は Open Babel を無効化した別パッケージ moleditpy-linux として配布されています。これは、多くのディストリビューションで Open Babel のネイティブライブラリとシステム/Qt のライブラリが衝突して起きるセグメンテーションフォルトを避けるためです。現在も Linux ではこちらが推奨パッケージです(PyPI の素の moleditpy パッケージは Windows/macOS 向けのビルドです)。Open Babel が使えないため、Linux では 2D→3D 変換と力場による最適化は常に RDKit バックエンド(または Direct モード)を使います。Tips for 2D-to-3D conversion を参照してください。
MoleditPy は Python 3.9 〜 3.14 に対応しています(requires-python = ">=3.9, <3.15")。Python 3.9 の場合のみ PyQt6 が <6.10 に固定されます(それ以外の対応バージョンは <6.12)。これは pip が自動的に解決します。
- Python 3.x がインストールされていること。
- pip と venv が使えること。
moleditpy-installer は moleditpy-linux を自動的にインストールし(sys_platform == 'linux' で Linux を判定します)、アプリケーションメニュー用の .desktop エントリ、デスクトップショートカット、.pmeprj の MIME タイプ/ファイル関連付けを登録できます。
- 仮想環境を作成して有効化します(インストールを隔離できるので推奨)。
python3 -m venv moleditpy source moleditpy/bin/activate - インストーラーをインストールします(依存関係として
moleditpy-linuxが入ります)。pip install moleditpy-installer
- Qt に必要なシステムの依存パッケージをインストールします。
sudo apt install libxcb-cursor0 # Debian/Ubuntu 系 - インストーラーを実行します。
対話的なターミナルではTUIが開き、インストールする構成要素(デスクトップショートカット、アプリケーションメニュー項目、
moleditpy-installer
.pmeprjファイル関連付け)とスコープ(ユーザー単位の~/.local/share/applications(XDG_DATA_HOMEを尊重)、またはsudo moleditpy-installer --systemによるシステム全体の/usr/share/applications)を選べます。スクリプトから使う場合はmoleditpy-installer --no-tuiを指定します。ランチャーは出力やエラーが見えるようにターミナルウィンドウの中で起動します。 - 起動します。
moleditpy
オプションの一覧は moleditpy-installer の README を、.desktop エントリを手動で作る方法は Shortcut (Linux) を参照してください。
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仮想環境を作成して有効化する
ターミナルを開き、以下のコマンドで moleditpy という名前の仮想環境を作成して有効化します。python3 -m venv moleditpy source moleditpy/bin/activate -
パッケージをインストールする
pip で Linux 専用パッケージをインストールします。pip install moleditpy-linux
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システムの依存パッケージをインストールする
Qt が正しく動作するために、OS レベルのこのライブラリが必要になることがあります。
# Debian/Ubuntu 系の場合sudo apt install libxcb-cursor0
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アプリケーションを実行する
ターミナルで名前を入力すれば起動できます。moleditpy
インストールされたバージョンは
moleditpy --versionで確認できます。
pip install --upgrade moleditpy-linuxmoleditpy-installer --uninstall # ショートカット/MIME 登録にインストーラーを使った場合
pip uninstall moleditpy-linuxlibxcb-cursor0 を入れてもアプリが描画されない、あるいは起動時にクラッシュする場合、よくある原因は2つの環境変数でカバーできます。この2つは別々の問題に対処する独立したもので、環境によっては片方だけ、あるいは両方必要になります — WSLg や、ソフトウェアレンダリングで Wayland デスクトップを動かしている仮想マシンは、2つの条件を同時に満たします。
# 1. Wayland セッションの場合: Qt を X11 (xcb) プラットフォームプラグインに固定する
QT_QPA_PLATFORM=xcb moleditpy
# 2. ソフトウェアレンダリング / 仮想マシン / リモートデスクトップの場合: Mesa が報告する OpenGL バージョンを上げる
MESA_GL_VERSION_OVERRIDE=3.2 MESA_GLSL_VERSION_OVERRIDE=150 moleditpy
# 3. 両方の条件に当てはまる場合(例: WSLg、GPU パススルーなしの Wayland 仮想マシン)
QT_QPA_PLATFORM=xcb MESA_GL_VERSION_OVERRIDE=3.2 MESA_GLSL_VERSION_OVERRIDE=150 moleditpyそれぞれが当てはまる条件:
-
QT_QPA_PLATFORM=xcbは、Qt の wayland プラグインが正しく動かない Wayland セッション向けです。echo $XDG_SESSION_TYPEで確認できます。これはディストリビューションのバージョンとは関係ありません — GNOME は Ubuntu では 22.04 以降、Fedora ではさらに前から Wayland が既定です。なおxcbを強制するとウィンドウが XWayland 経由になるため、HiDPI や分数スケーリングの表示が悪化することがあります。本当に必要な場合だけ使ってください。 -
MESA_GL_VERSION_OVERRIDE/MESA_GLSL_VERSION_OVERRIDEは、Mesa の compatibility profile が報告する OpenGL バージョンが 3D ビューの VTK パイプラインの要求に満たない環境向けです。典型的には、ソフトウェアレンダリング(llvmpipe)、仮想マシン、VNC/リモートデスクトップ、WSLg、古い内蔵 GPU ドライバなどです。glxinfo | grep "OpenGL version"で確認できます。これらの変数は報告されるバージョンを固定するため、ドライバがすでに 4.x を報告しているマシンではむしろバージョンを下げ、使える描画機能を減らしてしまいます。本当にバージョンが低い場合以外は設定しないでください。
上記2つのチェックで自分の環境に何が当てはまるか判断してください。片方だけでは直らず、かつ両方のチェックに当てはまる場合は、2つを併用します。必要なものが分かったら、.desktop ランチャーの Exec= 行に埋め込んでおきます(Exec=env QT_QPA_PLATFORM=xcb moleditpy %f。Mesa の変数も必要ならそれも並べて指定します)。Shortcut (Linux) を参照してください。これらで解決しない場合は Troubleshooting Common Issues を参照してください。
Raspberry Pi OS で MoleditPy が起動時にクラッシュする、または描画されない場合は、Troubleshooting Launch Issues on Raspberry Pi を参照してください。
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Shortcut (Linux) —
.desktopランチャーとファイル関連付けを手動で作成する - Installation for Windows / macOS / with Docker
- Troubleshooting Common Issues
- Troubleshooting Launch Issues on Raspberry Pi
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