Repository navigation
Releases: STsuruga/Graphica
Release list
v2.5.0
v2.4.0 の新しい画面を、使いながら気になったところに合わせて整えました。上部バーとグラフのまわりを整理し、
「軸」タブを節に分けて、オン/オフ・数値・少ない選択肢をスイッチ・スライダー・ボタンで選べるようにしました。
データやプロジェクトの形式は変わりません。
改善
- 上部バーを整理しました。 シンプル/アドバンスドの切り替えは「アドバンスド」のスイッチ1つ(オンでアドバンスド)、
エクスポートは書き出しのアイコンだけのボタンにしました。コマンドの検索は右側に寄せ、タブを増やしても動きません。 - クイックアクセスを ★ の一覧にまとめました。 ピン留めした項目は上部バーの ★ を押すと並びます。いくつ増やしても
上部バーの幅を取りません。 - グラフ全体のレイアウト(行数・列数・軸の共有・自由配置)を、グラフのカード右上の格子のボタンで開くようにしました
(左端の帯の「レイアウト」ページからも開けます)。 - 「軸」タブの「ラベル/書式」を、ラベル・目盛・グリッド・外枠・カラーバーの節に分けました。 グリッドとカラーバーは
見出しのスイッチで表示し、グリッドの線の設定は表示しているものだけ出します。目盛の向きは主目盛・補助目盛を1行ずつ
「外/内/両」のボタンで、カラーバーの位置も「右/左/上/下」のボタンで選びます。目盛の太さ・外枠の太さ・カラーバーの幅は
スライダーでも変えられます。 - グラデーションとウォーターフォールは、区分の見出しのスイッチでオン/オフできるようにしました(オンにすると区分が開きます)。
- 機能のオン/オフ(第2Y軸・凡例の表示・背景の透過など)はスイッチに、マーカーサイズはスライダーに、
エクスポートの単位は「px / in / cm」のボタンにしました。選択肢のボタンは丸い枠の形にそろえました。 - 色の欄を2段にし、色見本と #コードの下に今の配色の色を5つ並べました。第2Y軸のスイッチは「Y軸の列」のすぐ下に移しました。
- アドバンスドのグラフの道具は、選んでいるものをテーマの色で塗るようにし、幅が足りないときはアイコンだけで並べます
(名前はマウスを乗せると出ます)。 - グラフの下のパネルを畳むと、空いた高さをグラフに使います。
- プルダウンの一覧を角の丸い箱にし、行に余白とハイライトを付けました。
- 右のインスペクタを少し広げ(340px → 372px)、右の余白を広げました。スクロールバーが出ても欄が並び直さないよう、
その幅をいつも取っておきます。 - ≡ を左の帯のアイコンと同じ列に、ロゴを左のパネルの端にそろえました。コマンドの検索のショートカット表示を控えめにしました。
修正
- シンプルからアドバンスドに戻すと、インスペクタのタブ「エクスポート」が切れて ‹ › が出ていたのを直しました。
- データセットを選んでいないとき、マーカーの区分にスライダーだけが残っていたのを直しました。
インストール
| 入れ方 | ファイル・コマンド | 備考 |
|---|---|---|
| Windows(インストーラー) | Graphica-2.5.0-setup.exe |
管理者権限なしで入れられます。.gra と .graphica を関連付けます。前の版の上からそのまま入れられます(設定は残ります) |
| Windows(zip) | Graphica-windows.zip |
展開して Graphica.exe を実行。関連付けは環境設定(左端の帯の ⚙ ▸ 環境設定...)から登録できます |
| macOS | Graphica-macos.zip |
Apple Silicon (arm64) 向け。展開すると Graphica.app が出てきます |
| pip | pip install -U graphica-plot |
Python 3.10 以上。起動コマンドは graphica(PyPI) |
v2.2.0 以降のインストーラー版からは、≡ ▸ ヘルプ ▸ アップデートを確認... でアプリの中から更新できます。
macOS は署名していないため、初回は右クリック(またはControlキーを押しながら
クリック)して「開く」を選んでください。 ダブルクリックだけでは Gatekeeper に
阻まれます。
ライセンス
Graphica 本体は MIT License です。配布物には Qt/PySide6 (LGPL v3) などの
第三者ライブラリが同梱されています。詳細は同梱の LICENSE と THIRD_PARTY_LICENSES.md を参照してください。
v2.4.0
画面のデザインを新しくしました。項目をしぼった シンプル と、すべての設定と解析の結果を並べる アドバンスド を、
同じ画面のまま切り替えられます。ボタンや選択の色(テーマカラー)も選べるようになりました。
入れたプラグインに新しい版が出たときも知らせます。データやプロジェクトの形式は変わりません。
新機能
-
シンプル / アドバンスドの表示を切り替えられるようにしました(上部バーの右)。シンプルは X/Y の列・種類のアイコン
(線・点・線+点・棒)・凡例名・色・線の種類・線の太さだけを出し、グラフの道具はグラフの左にアイコンで並べます。
アドバンスドはすべての項目と、グラフの上に名前付きの道具、グラフの下のパネルを出します。切り替えても値は変わりません。
初めて起動したときはシンプル、以前の版から更新した場合はアドバンスドで始まります。 -
テーマカラーを選べるようにしました。 左端の帯の ⚙ から、プリセット8色か好きな色を選べます(既定はアイコンの色)。
読みにくい色は明るさを自動で調整し、ライト・ダークそれぞれで使う色を表示します。環境設定の「外観」にも同じ設定があります。 -
グラフの下のパネル(アドバンスド)を加えました。 選んだデータセットの表(フィット値と残差の列付き。データカーソルで選んだ点の行に印)、
フィット結果(R² のバッジ)、残差、来歴(処理の履歴)、ログをタブで切り替えます。元のデータを選んでも、そこから作ったフィットの結果を出します。 -
入れたプラグインの新しい版を知らせ、選んで更新できるようにしました。 起動時(1日1回)と
ヘルプ ▸ プラグインの更新を確認...(環境設定の「プラグイン」タブの「更新を確認...」)で調べ、
ダウンロードしたファイルを確かめてから入れ替えます(Graphica を起動し直すと新しい版が使われます)。
公開しているプラグイン(元素・物理定数テーブル、カラースタジオ、質量分析パック)が対象です。
改善
- 画面の構成を新しくしました。 上部バー(≡ メニュー・プロジェクトのタブ・コマンドの検索・元に戻す/やり直す・保存・エクスポート)、
左端の帯(データセット・解析・注釈・プラグイン・レイアウトのページ)、左のデータセットのパネル(統計のカード付き)、
中央のグラフのカード、右のインスペクタ(プロパティ・軸・凡例・エクスポートのタブ)にしました。
Windows ではメニューを ≡ にまとめています(macOS は画面上部のメニューバーも使えます)。 - プロパティの部品を新しくしました。 線の種類はボタン、線の太さと透明度はスライダー、平滑化はスイッチ、
色は見本の横に今のパレットの色を並べます。マーカーは独立した区分になり、閉じた区分には「オフ」などの状態を表示します。 - エクスポートのプレビューはインスペクタの「エクスポート」タブに、プラグインのパネルは左端の帯の「プラグイン」ページに移しました。
- ステータスバーに「準備完了」と自動保存の状態(何分前に保存したか)を出すようにしました。 アドバンスドではデータセット・選択の数と座標も出ます。
- データカーソルの吹き出しを「#行 · X 値 · Y 値」の形にしました。
変更
- 残差プロット・処理履歴のドックは、グラフの下のパネルのタブになりました(表示メニューの項目はタブを開きます)。
- ドックレイアウトの保存・読み込み・リセットはなくしました(パネルの位置は固定です)。キャンバスの別ウィンドウへの切り離しは残っています。
- ツールバーの「統計情報」ボタンとデータセット一覧の下の1行の要約は、左パネルの統計のカードになりました。
- 「2Dグリッドデータとして扱う」の表示を「2Dグリッドとして扱う」に短くしました。
インストール
| 入れ方 | ファイル・コマンド | 備考 |
|---|---|---|
| Windows(インストーラー) | Graphica-2.4.0-setup.exe |
管理者権限なしで入れられます。.gra と .graphica を関連付けます。前の版の上からそのまま入れられます(設定は残ります) |
| Windows(zip) | Graphica-windows.zip |
展開して Graphica.exe を実行。関連付けは環境設定(左端の帯の ⚙ ▸ 環境設定...)から登録できます |
| macOS | Graphica-macos.zip |
Apple Silicon (arm64) 向け。展開すると Graphica.app が出てきます |
| pip | pip install -U graphica-plot |
Python 3.10 以上。起動コマンドは graphica(PyPI) |
v2.2.0 以降のインストーラー版からは、≡ ▸ ヘルプ ▸ アップデートを確認... でアプリの中から更新できます。
macOS は署名していないため、初回は右クリック(またはControlキーを押しながら
クリック)して「開く」を選んでください。 ダブルクリックだけでは Gatekeeper に
阻まれます。
ライセンス
Graphica 本体は MIT License です。配布物には Qt/PySide6 (LGPL v3) などの
第三者ライブラリが同梱されています。詳細は同梱の LICENSE と THIRD_PARTY_LICENSES.md を参照してください。
v2.3.0
散布図のマーカーの塗り・枠線・形を選べるようにし、最後のタブも閉じられるようにしました。
プロパティの数値の欄に小数を打ち込めなかった問題を直し、ラベルや数値の入力で1文字ごとにグラフを描き直さないようにしています。
新機能
- 散布図のマーカーの塗りと枠線を選べるようにしました。 データセットのプロパティの「基本スタイル」で、
塗り(塗りつぶし / 白抜き / 色を指定)、枠線の色(系列の色 / 色を指定)と太さを変えられます。
Scatter・Line+Scatter・Density Scatter・Z-Color Scatterで使え、Python スクリプトの書き出しにも反映します。
マーカーの形に ◁ ▷ 五角形 六角形 星 + × 点 を加え、選択肢とデータセットの一覧に形を表示します。 - 最後のタブも閉じられるようにしました。 閉じると空の新しいプロジェクトになり、スタートアップ画面から
最近使ったファイル・プロジェクトを開く・サンプル・書式テンプレートを選べます。スタートアップ画面に「プロジェクトを開く...」を加えました。
改善
- 第2Y軸ラベルとカラーバーのラベルを打ち込むとき、1文字ごとにグラフを描き直さないようにしました。
Enter を押すか欄から離れたときに1回だけ反映します(大きなデータで打つたびに止まっていました)。 - マーカーの形の選択肢を「円」「四角」「星」などの名前で表示するようにしました(これまでは
os*などの記号)。 - マーカーの欄(形・大きさ・塗り・枠線)は、マーカーを描く種類のときだけ表示するようにしました。
Line・Area・Bar・Stepでは隠します。 - プロパティの数値の欄(線の太さ・軸の範囲など)は、打ち込んだ値を Enter か欄を離れたときに反映するようにしました。
▲▼ボタン・矢印キー・ホイールは今までどおりすぐ反映します。打つたびにグラフを描き直さなくなります。
修正
- 線の太さ・マーカーサイズ・透明度などの欄に小数(0.75 など)を打ち込めなかった問題を直しました。
1文字目で値が反映されて欄が「0.00」に書き直され、続きが入りませんでした。 - 系列を全部隠したり別のプロットへ移したりしてデータが無くなった軸の範囲が、操作によって前のデータの範囲のまま残ることがある問題を直しました。
インストール
| 入れ方 | ファイル・コマンド | 備考 |
|---|---|---|
| Windows(インストーラー) | Graphica-2.3.0-setup.exe |
管理者権限なしで入れられます。.gra と .graphica を関連付けます。前の版の上からそのまま入れられます(設定は残ります) |
| Windows(zip) | Graphica-windows.zip |
展開して Graphica.exe を実行。関連付けは 編集 ▸ 環境設定 から登録できます |
| macOS | Graphica-macos.zip |
Apple Silicon (arm64) 向け。展開すると Graphica.app が出てきます |
| pip | pip install -U graphica-plot |
Python 3.10 以上。起動コマンドは graphica(PyPI) |
v2.2.0 以降のインストーラー版からは、ヘルプ ▸ アップデートを確認 でアプリの中から更新できます。
macOS は署名していないため、初回は右クリック(またはControlキーを押しながら
クリック)して「開く」を選んでください。 ダブルクリックだけでは Gatekeeper に
阻まれます。
ライセンス
Graphica 本体は MIT License です。配布物には Qt/PySide6 (LGPL v3) などの
第三者ライブラリが同梱されています。詳細は同梱の LICENSE と THIRD_PARTY_LICENSES.md を参照してください。
v2.2.1
グラフの描き直しや表示の更新が抜けていたところを直しました。データセットの一覧をドラッグで並べ替えたときの描画順、
点の除外を元に戻したときのグラフと統計値、余白の合わせ直しなどです。
修正
- データセットの一覧をドラッグで並べ替えても、描画の重なり順とウォーターフォールの段の順が変わらなかった問題を直しました。
一覧の並びのとおりに描き直し、同じフォルダの中の並べ替えは元に戻せます。 - 点の除外(範囲選択・重複X値の除去・行フィルタ・外れ値の自動マスク)を元に戻す/やり直しても、グラフと統計値が変わらなかった問題を直しました。
除外したときの統計値(件数・平均など)も更新します。 - データ表示/編集の窓で値を変えても、データセットの一覧で何も選んでいない(フォルダだけを選んでいる)とグラフが描き直されなかった問題を直しました。
- グラフの余白が古いままになることがある問題を直しました。 第2Y軸・ウォーターフォール・描画先・表示/非表示を変えたときと、
ウィンドウやパネルの大きさを変えたときに、目盛りや軸ラベルに合わせて余白を合わせ直します(第2Y軸の目盛りが右にはみ出すなど)。
改善
- 軸の設定のタブ(X軸 / Y軸 / ラベル/書式)が、マウスのホイールで切り替わらないようにしました。
インストール
| 入れ方 | ファイル・コマンド | 備考 |
|---|---|---|
| Windows(インストーラー) | Graphica-2.2.1-setup.exe |
管理者権限なしで入れられます。.gra と .graphica を関連付けます。前の版の上からそのまま入れられます(設定は残ります) |
| Windows(zip) | Graphica-windows.zip |
展開して Graphica.exe を実行。関連付けは 編集 ▸ 環境設定 から登録できます |
| macOS | Graphica-macos.zip |
Apple Silicon (arm64) 向け。展開すると Graphica.app が出てきます |
| pip | pip install -U graphica-plot |
Python 3.10 以上。起動コマンドは graphica(PyPI) |
v2.2.0 のインストーラー版からは、ヘルプ ▸ アップデートを確認 でアプリの中から更新できます。
macOS は署名していないため、初回は右クリック(またはControlキーを押しながら
クリック)して「開く」を選んでください。 ダブルクリックだけでは Gatekeeper に
阻まれます。
ライセンス
Graphica 本体は MIT License です。配布物には Qt/PySide6 (LGPL v3) などの
第三者ライブラリが同梱されています。詳細は同梱の LICENSE と THIRD_PARTY_LICENSES.md を参照してください。
v2.2.0
アプリの中から更新できるようにしました(Windows のインストーラー版)。ウォーターフォールのオフセットの指定、凡例の表示名、対数軸で表示されない値の知らせ、
ファイルダイアログが前回のフォルダから開く機能などを加え、macOS で軸の上のホイールの拡大が大きすぎた問題、エクスポートで単位を切り替えると固まる問題、
複製したデータセットを取り違える問題などを直しています。外部からいただいたフィードバック(#111)への対応を含みます。
新機能
- アプリの中から更新できるようにしました(Windows のインストーラー版)。 新しい版の知らせに「今すぐ更新」が付き、
新しいインストーラーをダウンロードして確かめたあと(大きさと SHA-256)、Graphica を閉じて更新し、自動で起動し直します。
保存していない変更があれば閉じる前に確認し、設定・プラグイン・自動保存は残ります。
知らせにはリリースノートも表示し、zip 版・macOS 版ではその版のファイルを直接ダウンロードでき、
pip で入れた場合は更新のコマンドを表示します。 - ウォーターフォールのオフセットを「ずらし量をそのまま」で指定できるようにしました。 プロパティの「ウォーターフォール ▸ オフセットの指定」で、
これまでどおりの 段ごとの間隔(段の番号 × オフセット)と、その系列をオフセットの値だけずらす ずらし量をそのまま を選べます
(100 にある線に Y オフセット 20 なら 120)。系列ごとに選べ、混ぜても使えます。 - 軸の上のホイールで拡大する速さを選べるようにしました。 編集 ▸ 環境設定 の「グラフの操作」で 遅い / 普通 / 速い を選べます。
- 凡例の文字を系列ごとに変えられるようにしました。 プロパティの「表示の追加要素」の 凡例の表示名 に入れると、データセット名
(リストの名前)を変えずに凡例だけをその文字にします(空ならデータセット名)。凡例に表示しない で凡例から外すこともできます。
Python スクリプトの書き出しも同じ文字を使います(#111)。 - グラフの外の余白からドラッグして矩形ズームできるようにしました。 軸の目盛りの数字のあたり(その軸の移動に使う)以外の余白で押すと、
いちばん近いグラフの縁から囲み始めるので、縁ぴったりまで拡大できます(#111)。
改善
- ファイルを保存・開く・書き出すときのフォルダを覚えるようにしました。 これまでは毎回アプリ本体のフォルダから開いていました。
「プロジェクト」「データの読み込み」「図の書き出し」「データ表の書き出し」「書式テンプレート」などの用途ごとに、前回選んだフォルダから開きます
(はじめは「ドキュメント」)。さらに、名前を付けて保存は保存済みならそのファイルの場所と名前、まだなら読み込んだデータのフォルダから、
図・スクリプト・レポートの書き出しは保存したプロジェクトのフォルダから、プロジェクト名をファイル名にして開きます。 - ウォーターフォールのオフセットに、大きな値・マイナス・指数表記(
1.5E6など)を入力できるようにしました(これまでは ±1,000,000 まで)。 - エクスポートの大きさの欄の下に、画像にしたときの画素数を表示するようにしました。 大きな画像(1億画素超)は保存・コピーの前に確認し、
1辺が 65,535 px を超えて描けない大きさは理由を出して止めます。 - 読み込んだデータセットに、今の配色パレットの次の色を自動で当てるようにしました。 これまではすべて同じ青から始まり、「自動配色」を
押すまで見分けにくい状態でした。ファイル・クリップボードから読み込むたびに、そのタブのデータセットの数に応じた色になります
(既定の書式テンプレートに色があれば、テンプレートが優先。開いたプロジェクトや処理結果の色は変わりません。#111)。 - エクスポートプレビューとバッチエクスポートで、グラフで拡大・移動した範囲を書き出すようにしました。 これまでは「名前を付けてエクスポート」だけが
表示中の範囲で、プレビューのドックとバッチエクスポート(サブプロットごと)はプロットのプロパティの範囲で描いていました。
「表示中の範囲で書き出す」(既定でオン)を外すと、これまでどおりプロパティの範囲になります(#111)。 - 対数軸で表示されない値を知らせるようにしました。 対数軸では 0 以下の値を描けず、これまでは黙って消えていました。
そうした点の数(と、0 以下の最小値が無視されていること)を対数のチェックの下に表示します(第2Y軸も。#111)。 - エクスポートの「フル解像度」を「データを間引かずに保存/コピー」に改名しました。 解像度(dpi)の設定と取り違えやすかったため。
点数の多い線や 2D マップを全データ点で描く設定で、解像度とは別です(#111)。
不具合の修正
- データセットを複製すると、元と複製を取り違えることがあったのを直しました。 複製が内部の ID まで同じにしていたため、
ウォーターフォールでは2本が同じ段で重なり、保存して開き直すとデータセット一覧が複製2つになって元が選べなくなっていました。
複製に新しい ID を振り、すでに保存したプロジェクトも、開くときに一覧を元どおりに並べ直して別々の ID にします。 - 軸の最小値に最大値より大きい値を入れると、範囲の設定が黙って無視されていたのを直しました。 自動の範囲になっていました。
今は「左(下)が最小値の欄の値」の範囲として使い、「軸を反転」と同じ向きで表示します(両方を使うと元の向きに戻ります)。 - ウォーターフォールでトレースを X 方向にずらしているとき、手動の範囲で奥のトレースが切れないようにしました。 決めた範囲を手前の
トレースの範囲とみなし、ずらした分だけ広げます(Y 方向は広げません)。 - Python スクリプトの書き出しで、X・Y 軸の「軸を反転」が書き出されていなかったのを直しました。
- データセットを削除したあと、別の項目を選んでも削除・複製・編集などのボタンが押せないままだったのを直しました。
削除のあとは隣の項目が「今の項目」になるだけで選ばれていないため、その項目をクリックしても選び直しとして扱われていませんでした。
選択が変わったときにもボタンとプロパティの表示を更新します(複数選択を広げたときにプロパティに古い表示が残ることもなくなります)。
削除のあとは隣のデータセットを選んだ状態にし、何も選んでいないときはプロパティを空にします(前の値がグレーのまま残っていました)。
検索で選択中の項目が隠れたときも、削除などのボタンを押せない状態にします。
あわせて、フィットの計算中に選び直すとフィットのボタンが押せるようになる・選択が無いのに計算後に押せるようになる点、
配色パレットの「選択した色を削除」と色名の管理の「編集・削除・上へ・下へ」が何も選んでいなくても押せた点も直しました。 - macOS のトラックパッドや Magic Mouse で、軸の上のホイールの拡大・縮小が大きすぎたのを直しました。 スクロールの量をピクセル数のまま使っていたため、
少し動かしただけで何十段分も拡大していました。どの OS でもマウスのホイール1段を基準にし、1回で変わる量に上限を設けました。
指を離した後の慣性のスクロールでは拡大しません。 - エクスポートプレビューで単位を切り替えると固まることがあったのを直しました。 数字がそのまま新しい単位で読み直され
(800 px → 800 cm)、巨大な画像を描こうとしていました。単位を切り替えたら同じ大きさのまま数字を換算します(エクスポートのダイアログも同じ)。
あわせて、プレビューは書き出しの解像度ではなく欄に合う解像度で描くようにし、大きな図や高い解像度でも重くならないようにしました
(描いても見えないほど大きな図は、プレビューの代わりにその旨を表示します)。
インストール
| 入れ方 | ファイル・コマンド | 備考 |
|---|---|---|
| Windows(インストーラー) | Graphica-2.2.0-setup.exe |
管理者権限なしで入れられます。.gra と .graphica を関連付けます。前の版の上からそのまま入れられます(設定は残ります) |
| Windows(zip) | Graphica-windows.zip |
展開して Graphica.exe を実行。関連付けは 編集 ▸ 環境設定 から登録できます |
| macOS | Graphica-macos.zip |
Apple Silicon (arm64) 向け。展開すると Graphica.app が出てきます |
| pip | pip install -U graphica-plot |
Python 3.10 以上。起動コマンドは graphica(PyPI) |
インストーラー版はこの版から、ヘルプ ▸ アップデートを確認 で次の版へアプリの中から更新できるようになります。
macOS は署名していないため、初回は右クリック(またはControlキーを押しながら
クリック)して「開く」を選んでください。 ダブルクリックだけでは Gatekeeper に
阻まれます。
ライセンス
Graphica 本体は MIT License です。配布物には Qt/PySide6 (LGPL v3) などの
第三者ライブラリが同梱されています。詳細は同梱の LICENSE と THIRD_PARTY_LICENSES.md を参照してください。
v2.1.0
グラフの拡大・移動をマウスで直接行えるようにしました。新しいタブでも使いやすい画面配置にし、既定の書式テンプレートを指定できるようにしました。数値の見出しの列があるプロジェクトを保存・読み込みできなかった不具合などを直しています。
新機能
- グラフの拡大・移動をマウスで直接行えるようにしました。
- 軸の上(目盛りの数字のあたり)で、ホイールでその軸だけ拡大・縮小、ドラッグでその軸の方向に移動、ダブルクリックでその軸を元の範囲に戻します
(プロットのプロパティで最小・最大を決めていればその範囲、自動ならデータ全体)。 - グラフの中では、ドラッグで囲んだ範囲に拡大(矩形ズーム)、右クリックで1つ前の矩形ズームの前に戻る、ダブルクリックでそのグラフを元の範囲に戻す、
中ボタンのドラッグで移動します。対数軸・反転した軸・第2Y軸でも見た目どおりに動きます。 - マウスで変えた範囲は、データや見た目の設定を変えて描き直しても保たれます(その軸の最小・最大・自動などを変えたときは設定が優先されます)。
- これに合わせて、グラフ上部の matplotlib の標準ボタン(ホーム・戻る・進む・パン・ズーム・サブプロット調整・編集・保存)を外しました。
グラフの中のホイールでの拡大は廃止しました。
- 軸の上(目盛りの数字のあたり)で、ホイールでその軸だけ拡大・縮小、ドラッグでその軸の方向に移動、ダブルクリックでその軸を元の範囲に戻します
- 既定の書式テンプレートを指定できるようにしました。 編集 ▸ 環境設定 の「新しいプロジェクト ▸ 既定の書式テンプレート」に指定すると、
新しいタブ・プロジェクトに最初から当たり、そのタブで読み込んだデータセットにもテンプレートのスタイルが読み込んだ順に当たります。 - 新しいタブでも、プロパティとエクスポートプレビューを表示するようにしました。 エクスポートプレビューは、はじめはプロパティと同じ場所にタブで並び、
そのタブを選んでいる間だけ描き直します。 - データカーソルを改善しました。 画面上でいちばん近い点を選ぶようにし(X と Y の桁が違っても偏りません)、棒グラフでは棒の頂上の値、
2D マップでは近い格子点の (X, Y, Z) を表示します。ウォーターフォール表示では、選択中の系列のデータの値もステータスバーに並べて表示します。 - プラグイン API 2.1。 複数の変更を Undo 1回分にまとめる
ctx.undo_group()と、
配色パレットを有効にするctx.set_active_color_palette()が増えました(2.0 のプラグインはそのまま動きます)。
改善
- 列の値で分割する操作を速くしました。 グループの数だけ描き直していたのを1回にまとめ、35 グループで約 4 秒かかっていたのが 0.4 秒ほどになりました
(Undo・Redo も同様)。プラグインの解析結果やctx.undo_group()でまとめて足すときも同じです。 - 範囲選択・領域ハイライト・スライス抽出・注釈の矢印を、グラフの外で離したときは縁で止めて確定するようにしました(これまでは取り消しでした)。
凡例の上で押したときは、どのモードでも凡例のドラッグだけが効きます。領域ハイライトとスライス抽出のドラッグ中の表示を軽くしました。 - 目盛りの間隔を固定した軸を大きく縮小しても、目盛りが多すぎて描けなくなることがないようにしました。
- 拡大図(インセット)の表示を改善しました。 拡大する範囲の Y が親のグラフに収まるようにし、拡大図とその範囲を結ぶ線が拡大図を横切らないようにしました。
拡大図の設定で Y の範囲も指定できます。第2Y軸のデータや、親のグラフの対数・反転も拡大図に反映されます。 - 色とフォントの選択画面を、どの OS でも同じ画面にしました。 macOS でも「最近使った色」の履歴が表示されます。
- アプリが異常終了したときの記録を、ログファイルに残すようにしました(不具合の報告の際に役立ちます)。
修正
- macOS で、目盛り・軸ラベル・凡例のフォントを選んでも反映されないことがあったのを直しました。
- Excel の数値の見出しのように、列名が数値の列があると、プロジェクトを保存できない・保存したファイルを開けない・データエディタで列名を変えると
エラーで止まる不具合を直しました。 すでにこの状態で保存されたファイルも開けます。 - データエディタで列名を変えたとき、2D マップや値による配色で使っている Z の列が追従しなかったのを直しました。
- 配布版(exe/app)に
scipy.clusterを同梱しました。 これを使うプラグイン(k-means・階層クラスタリング)が
配布版でだけ読み込めませんでした。 - データカーソルモードで、グラフが描き直されたあとに点をクリックしても値が表示されなくなることがあったのを直しました。
モードを切り替え直さないと戻りませんでした。 - 中ボタンでのパンが、マウスの動きの半分ほどしか動かず、カクついていたのを直しました。
インストール
| 入れ方 | ファイル・コマンド | 備考 |
|---|---|---|
| Windows(インストーラー) | Graphica-2.1.0-setup.exe |
管理者権限なしで入れられます。.gra と .graphica を関連付けます |
| Windows(zip) | Graphica-windows.zip |
展開して Graphica.exe を実行。関連付けは 編集 ▸ 環境設定 から登録できます |
| macOS | Graphica-macos.zip |
Apple Silicon (arm64) 向け。展開すると Graphica.app が出てきます |
| pip | pip install graphica-plot |
Python 3.10 以上。起動コマンドは graphica(PyPI) |
macOS は署名していないため、初回は右クリック(またはControlキーを押しながら
クリック)して「開く」を選んでください。 ダブルクリックだけでは Gatekeeper に
阻まれます。
ライセンス
Graphica 本体は MIT License です。配布物には Qt/PySide6 (LGPL v3) などの
第三者ライブラリが同梱されています。詳細は同梱の LICENSE と THIRD_PARTY_LICENSES.md を参照してください。
v2.0.0
プロジェクトファイルの拡張子が .gra になり、旧形式の .pkl は開けなくなりました。インストーラー・ファイルの関連付け・英語表示の拡充・第2Y軸の設定などを加え、内部の構造を刷新しました。
新機能
pip install graphica-plotでインストールできるようになります(この版から PyPI に公開します)。
起動コマンドはgraphicaです。依存ライブラリは動作を確かめた範囲で指定しているので、
ほかのソフトと同じ環境に入れやすくなりました。- 英語表示の範囲を広げました。 メイン画面(プロパティ欄・軸の設定・データセット一覧)、すべてのメニューとデータセットのメニュー、
環境設定などが英語になります。 - プロジェクトファイルをダブルクリックで開けるようにしました。 Windows ではインストーラー(管理者権限なしで入れられます)が
.graと.graphicaを関連付けます。zip の exe を使う場合は 編集 ▸ 環境設定 の「ファイルの関連付け」で登録できます。
Graphica がすでに起動していれば、そのウィンドウの新しいタブで開きます。macOS では Finder から開けます。 - 第2Y軸の範囲・対数・反転・目盛りを設定できるようにしました。 Y軸タブの下の「第2Y軸」で、主のY軸と同じ項目を
設定できます(既定はこれまでどおりデータに合わせた自動)。Python スクリプトの書き出しにも第2Y軸のラベルと設定が入ります。 - 起動画面を出すようにしました。 起動の数秒の間、アイコン・名前・版と読み込みの進み具合を表示します(ダークモードに合わせます)。
- データセットを足す操作をすべて Undo で戻せるようにしました。 規格化・平滑化・積分などの
処理、フィット(1 つずつ・一括・多峰)、ピーク検出、複製、空のデータセットの作成が対象です
(列の計算は今までどおり対象外です)。 - フィットの結果に、パラメータの標準誤差を「値 ± 誤差」の形で表示します。
- 注釈の色を選べるようにしました。 文字・矢印の注釈を作るダイアログで色を選べ、置いた注釈は
右クリックのメニューから色を変えられます(Undo できます)。右クリックのメニューには「削除」もあります。 - プロジェクトファイルの拡張子を
.graにしました。 以前の.graphicaもそのまま開け、上書き保存もできます。 - プロジェクトファイルをウィンドウへドラッグ&ドロップして開けるようにしました。
一緒に落としたデータファイルは、開いたプロジェクトに加わります。 - CSV・TXT の日付の列を日付として読み込みます。 空でない値がすべて日付として読める列だけが
対象で、グラフの X 軸が日付の軸になります。 - 列名に空白や記号がある列も、式の中でバッククォートで囲めば使えます(例:
`強度 (a.u.)` * 2)。
列の計算・バッチ列計算・行フィルタで使えます。 - 測定情報の前文・後文がある TXTから、数値の表を自動で見つけて読み込みます。
TXT でも「列の型を確認」と最大行数を使えます。
修正
- プロジェクトの読み込みが途中で失敗したとき、前に開いていたファイルを上書き保存で
壊すおそれがあった問題を修正しました。 読み込みに失敗した後の「上書き保存」は、
「名前を付けて保存」になります。 - ピーク検出の「Y値の閾値」の既定を「なし」にしました。 以前は既定が 0 だったため、
Y が正の位置にある谷や、Y が負の位置にある山が見つかりませんでした。数値を入れたときの
意味は変わりません。 - 自動バックアップから復元した直後や自動保存の後に、タブ名が「autosave.graphica」と
表示される問題を修正しました。 タブ名は上書き保存の保存先を表し、復元した直後で
まだ保存していないときは「無題のプロジェクト(復元)」と表示します。 - エクスポートのプレビューの作成に失敗したあと、第2Y軸のデータが画面に描かれなくなる
おそれがあった問題を修正しました。 - データエディタで編集に失敗したあと、そのエディタでの以後の編集が反映されなくなる
ことがあった問題を修正しました。 - 保存・読み込みなどでエラーが表示されたとき、原因が記録(
graphica.log、診断情報)に
残るようにしました。 - 注釈と統計ラベルの日本語が □ で表示される問題を修正しました。
- タイトル・軸ラベル・凡例・注釈で、日本語と数式(
$...$)を1つのラベルに混ぜると日本語が □ になる問題を修正しました。
そのようなラベルだけ、数式の外の文字を日本語の字体で描きます。 - フォルダを使うと、一覧の並びと描画の順(ウォーターフォールの段・重なり)が食い違う問題を修正しました。
- 文字の X 列のデータセットで規格化・データセット間演算・整列・カーブフィットなどを実行すると、
想定外のエラーになる問題を修正しました。数値でない列の名前を示す警告を出します。 - プラグインのフィット関数の名前に組み込みの名前(「ガウシアン」など)が含まれると、組み込みのモデルで
計算されてしまう問題を修正しました。 - Python スクリプトの書き出しで、保存前だとサブプロットの 2 枚目以降のデータセットが抜ける問題を修正しました。
- 注釈のある図で、描き直すたびに軸の大きさが少しずつ変わる問題を修正しました。
- フォルダの中で今のデータセットを並べ替えると、Undo の履歴に「プロパティ変更」が余計に積まれる問題を修正しました。
- 起動直後に、中身の無い「グラデーション」「ウォーターフォール」の見出しが表示される問題を修正しました。
- 画面の文言に開発用の項目番号が表示されていたのを消しました。
削除
- 旧形式のプロジェクトファイル(
.pkl)の読み込みと保存をやめました。 開こうとすると「対応していない形式」と表示します。
.pklのプロジェクトは、v1.4.2 以前の版で開いて.graphicaとして保存し直してください。
内部
- 内部の構造を刷新しました(画面の組み立て・描画・マウス操作・設定の欄を部品に分け、保存・設定・文言の
扱いを表にまとめました)。機能・保存形式・プラグインの API は変わりません。 - PySide6 6.11・matplotlib 3.11 に対応し、exe に同梱する版を PySide6 6.11.2・matplotlib 3.11.2 に上げました。
pip で入れる場合も、これらの版まで入ります(matplotlib 3.11 は Python 3.11 以上)。
インストール
| 入れ方 | ファイル・コマンド | 備考 |
|---|---|---|
| Windows(インストーラー) | Graphica-2.0.0-setup.exe |
管理者権限なしで入れられます。.gra と .graphica を関連付けます |
| Windows(zip) | Graphica-windows.zip |
展開して Graphica.exe を実行。関連付けは 編集 ▸ 環境設定 から登録できます |
| macOS | Graphica-macos.zip |
Apple Silicon (arm64) 向け。展開すると Graphica.app が出てきます |
| pip | pip install graphica-plot |
Python 3.10 以上。起動コマンドは graphica(PyPI) |
macOS は署名していないため、初回は右クリック(またはControlキーを押しながら
クリック)して「開く」を選んでください。 ダブルクリックだけでは Gatekeeper に
阻まれます。
ライセンス
Graphica 本体は MIT License です。配布物には Qt/PySide6 (LGPL v3) などの
第三者ライブラリが同梱されています。詳細は同梱の LICENSE と THIRD_PARTY_LICENSES.md を参照してください。
v1.4.2
不具合の修正を中心としたリリースです。
新機能
- 保存していない変更があるときに確認するようになりました。 タブを閉じる、
Graphica を終了する、別のプロジェクトを開くときに「保存 / 保存しない /
キャンセル」を尋ねます。終了時は変更のあるタブを順に前面に出して確認し、
1つでもキャンセルすると終了しません。 - テキストファイル(
.txt)と旧形式の Excel(.xls)を読み込めるようになりました。
以前もファイルを開くダイアログには表示されていましたが、選ぶとエラーになって
いました。テキストファイルは CSV と同じく文字コードと区切り文字を自動で判定します。
修正
- タブ区切りの CSV が読み込めなかった問題を修正しました。 区切り文字を自動で
判定する前にカンマ区切りとして読んでいたため、「少なくとも2列必要です」という
エラーになっていました。 - 凡例をドラッグで動かせなかった問題を修正しました。 動かした位置は保存され、
再描画やプロジェクトの保存・読み込みをしても保たれます。「凡例の位置」を
選び直すと、選んだ位置に戻ります。 Ctrl+Shift+Sが効かなかった問題を修正しました。 「名前を付けて保存」と
「名前を付けてエクスポート」の両方に割り当てられていたため、どちらも実行されて
いませんでした。Ctrl+Shift+Sは「名前を付けて保存」だけになり、
「名前を付けてエクスポート」にはショートカットがなくなりました。- 標準偏差の値が場所によって違っていた問題を修正しました。 画面下部の要約・
統計情報・外れ値検出(Z-score)は n で割り、統計値アンカーラベルと反復測定の
誤差は n−1 で割っていました。すべて標本標準偏差(n−1)に統一しました。
要約の表記も「σ」から「SD」に変えています。外れ値検出の Z-score はわずかに
小さくなります。 - フィット曲線の「線の種類」が「solid」と表示されていた問題を修正しました
(実際は破線で描かれていました)。データセットリストのアイコンも、パネルで
選んだ線の種類どおりに表示されるようになりました。 - エクスポートプレビューから保存した PDF にフォントが埋め込まれていなかった
問題を修正しました。 メインの「名前を付けてエクスポート」と同じく TrueType で
埋め込み、Illustrator などで文字を編集できるようになりました。 - 配色パレットの管理ダイアログを開き直すと、有効にした組み込みパレット
(Okabe-Ito など)が「Matplotlib既定」と表示されていた問題を修正しました。
そのまま OK を押すと既定のパレットに戻ってしまっていました。 - ミニマップで、散布図やピーク検出の結果が線で結ばれて表示されていた問題を
修正しました。 点として表示されます。 - データ点ラベルが表示上限を超えたとき、確認で「はい」を選んでも表示されなかった
問題を修正しました。 上限を超えると描画に非常に時間がかかる(1,000点で約2.5秒、
20,000点で約68秒、その間は操作できない)ため、上限を超えた場合は確認を出さずに
表示せず、チェックボックスの下に理由を表示するようにしました。上限は環境設定で
変更できます。 - 環境設定のオートセーブの保存先に、既定で使われる実際のフォルダを表示するように
しました(以前は「アプリのフォルダ」と表示されていました)。
ドキュメント
- 操作方法を画面写真付きでまとめた Wiki を公開しました。
- README を現在の画面構成に合わせて書き直しました(
--safe-modeの説明、
プラグインのインストール方法など)。
ダウンロード
| OS | ファイル | 備考 |
|---|---|---|
| Windows | Graphica-windows.zip |
展開して Graphica.exe を実行 |
| macOS | Graphica-macos.zip |
Apple Silicon (arm64) 向け。展開すると Graphica.app が出てきます |
macOS は署名していないため、初回は右クリック(またはControlキーを押しながら
クリック)して「開く」を選んでください。 ダブルクリックだけでは Gatekeeper に
阻まれます。
ライセンス
Graphica 本体は MIT License です。配布物には Qt/PySide6 (LGPL v3) などの
第三者ライブラリが同梱されています(今回から xlrd (BSD) が加わりました)。
詳細は同梱の LICENSE と THIRD_PARTY_LICENSES.md を参照してください。
v1.4.1
新機能
- 目盛線の長さを設定できるようになりました。 「プロットのプロパティ」の
「目盛の長さ(主/補助)」で、主目盛と補助目盛の長さを pt で指定します。
補助目盛は「自動」(既定)にすると主目盛の長さの約0.57倍になり、主目盛を
変えるだけで一緒に伸び縮みします。既存のプロジェクトは従来と同じ長さで
表示されます。
開発者向け
- テストカバレッジの詳細(全モジュールの行・分岐カバレッジと、テストが到達して
いない行番号)をGraphica_project/docs/COVERAGE_DETAILS.mdとして公開しました。
リリース時点で行 93.4% / 分岐 88.6%、テスト 2,938 件がすべて成功しています。
ダウンロード
| OS | ファイル | 備考 |
|---|---|---|
| Windows | Graphica-windows.zip |
展開して Graphica.exe を実行 |
| macOS | Graphica-macos.zip |
Apple Silicon (arm64) 向け。展開すると Graphica.app が出てきます |
macOS は署名していないため、初回は右クリック(またはControlキーを押しながら
クリック)して「開く」を選んでください。 ダブルクリックだけでは Gatekeeper に
阻まれます。
ライセンス
Graphica 本体は MIT License です。配布物には Qt/PySide6 (LGPL v3) などの
第三者ライブラリが同梱されています。詳細は同梱の LICENSE と
THIRD_PARTY_LICENSES.md を参照してください。
Graphica v1.4.0
コードベース全体の監査(2026-09-08)で洗い出した改善項目21件をすべて反映した
リリースです。ウォーターフォール表示中の操作ずれをはじめとするバグ修正6件、
新機能3件、プロパティパネル・メニューの整理、描画とテストの高速化を含みます。
新機能
- よく使う色を名前付きで登録できるようになりました。 「試料A」のように名前を
付けて色を登録しておき、データセットの色欄のスウォッチから名前で選べます。
複数のデータセットを選んでまとめて適用することもでき(Undo 1回で戻せます)、
登録はプロジェクトをまたいで保持されるため、別の図でも同じ物質に同じ色を
使えます。登録が増えたときは検索欄付きの一覧から選べます。
なお色欄のスウォッチを押すとメニューが開くようになりました。従来どおりの
自由な色選択は、そのメニューの「その他の色...」から行えます。 - 列の値で系列を自動分割できるようになりました。 「試料名」「条件」のような
区分列を持つ1つのファイルから、その値ごとに別々の系列を一括で作成します
(右クリック ▸ データ処理 ▸ 「列の値で系列に分割...」)。色はアクティブな
パレットから順に割り当てられ、元のデータセットは残ります。 - 3列目の値で点を色分けできるようになりました。 プロット種別に
「Z-Color Scatter」を追加しました。温度・時間・濃度などの列を選ぶと、その値に
応じてカラーマップで点が着色され、カラーバーも表示されます。
バグ修正
- ウォーターフォール表示中に、クリックやドラッグの位置がずれる問題を修正しました。
積み重ねた2本目以降のトレースに対して、範囲選択によるマスク・データカーソルの
読み取り値・データエディタ連動のハイライト・多峰フィットのピーク配置が、
いずれもオフセット分ずれた位置で処理されていました。 - データセットの削除が元に戻せるようになりました。 従来は削除するとデータ・
スタイル・フィット結果・マスクがまとめて復旧不能でした。フォルダ内での位置も
含めて復元します。 - プロジェクトを開いた直後に「元に戻す」を実行すると、読み込んだデータセットが
以前のものに置き換わる問題を修正しました。 - 注釈モード・データカーソルモードが、自由配置編集モードを解除しない問題を
修正しました。 両方が同時に有効になり、キャンバス上のドラッグが二重に反応して
いました。 - ウォーターフォール表示で、トレースを1本非表示にすると後ろが1段ずつ繰り上がる
問題を修正しました。 非表示にした段は空いたまま保持されます。 - 2Dマップ(ヒートマップ)で、効果のないウォーターフォール設定が表示されたままに
なっていたのを修正しました。 - 自動スケールを解除して保存した軸の範囲が、プロジェクトを開き直したり
サブプロットを切り替えたりするたびに失われる問題を修正しました。 - 統計値ラベルが、非表示にしただけのデータセットに対して「(データセットなし)」と
出力される問題を修正しました。 - コマンドパレットの候補に「(履歴なし)」が混入することがある問題を修正しました。
操作性の改善
- データセットのプロパティパネルを7つの折りたたみセクションに整理しました
(データ列 / 基本スタイル / グラデーション / ウォーターフォール /
2Dマップ・値による配色 / 表示の追加要素 / 配置・情報)。従来は39行が1列に並び、
プロット種別を切り替えるだけでパネルが大きく伸縮していました。開閉の状態は
記憶されます。 - データセットの右クリックメニューを5つのサブメニューに整理しました
(約30項目 → トップレベル12項目)。同じメニューはメニューバーの
「データセット」からも開けます。 - ファイルメニューを整理しました。 エクスポート系7項目を「エクスポート ▶」に
まとめ(22項目 → 15項目)、先頭に「データファイルを開く」を追加しました。
色覚シミュレーションプレビューは表示メニューへ移しました。 - 入力欄の左端が揃うようになりました。 X軸タブとY軸タブ、プロパティパネルの
各セクションで、ラベル列の幅が微妙に違っていました。 - ボタンを押したときの色を青に統一しました。 一部に緑(ティール)が残って
いました。スクロールバーのハイライトは、選択表現と紛れないよう濃いグレーに
しています。
性能
- インセット(拡大図)を置いたときの再描画が速くなりました。 拡大図の中の
描画が本体と同じ間引きを通るようになり、20万点+インセット1つで
0.349秒 → 0.199秒になりました。 - 軸の書式を変更したときの再描画が速くなりました。 内容が変わっていない注釈を
作り直さないようにしたことで、注釈の再生成にかかる時間が
8.6ミリ秒 → 0.01ミリ秒(インセット1つ、20万点)になりました。
内部の変更(動作に影響はありません)
- プラグインは種類ごとに別リポジトリで開発する方針に変更しました。本体に残るのは
APIの使い方を示す同梱サンプルのみです。配布用zipのビルドスクリプトを追加しました。 - 7つのマウスモードの排他制御を1つの登録簿に集約しました(7ファイルに散っていた
42分岐を置き換え)。 gui/dialogs.py(5,560行・47ダイアログ)を機能群ごとの6モジュールに分割しました。- テストスイートの実行時間を約35分から約17.5分に短縮しました。テストが閉じずに
残したウィンドウが蓄積し、後半のテストほど遅くなっていたのが主因でした。 - テストを2,705件から2,920件に増やしました。
ライセンス
LICENSE(MIT)とTHIRD_PARTY_LICENSES.mdを追加しました。 同梱している
Qt/PySide6 が LGPL v3 であることを含め、再配布時の条件を明記しています。
ダウンロード
| OS | ファイル | 備考 |
|---|---|---|
| Windows | Graphica-windows.zip |
展開して Graphica.exe を実行 |
| macOS | Graphica-macos.zip |
Apple Silicon (arm64) 向け。展開すると中に Graphica-app.zip があるので、もう一度展開してください(次回リリースから1段になります) |
macOS は署名していないため、初回は右クリック(またはControlキーを押しながら
クリック)して「開く」を選んでください。 ダブルクリックだけでは Gatekeeper に
阻まれます。
ライセンス
Graphica 本体は MIT License です。配布物には Qt/PySide6 (LGPL v3) などの
第三者ライブラリが同梱されています。詳細は同梱の LICENSE と
THIRD_PARTY_LICENSES.md を参照してください。