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ja Built in GLSL Filters

animeojisan edited this page Sep 4, 2026 · 3 revisions

内蔵GLSLフィルター

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このページは標準同梱されているGLSLフィルターを、用途別にまとめたものです。

GLSLはONNXと比べて比較的軽量なものが多く、アップスケーリング、復元、ノイズ除去、シャープ、CRT、リサイズなどを自由にチェーンできます。実際の負荷は入力解像度、GPU、フィルター順序によって大きく変わります。

倍率について
1x は解像度を変えない処理、x2 は縦横2倍、可変 はNeo上で倍率を変更できる処理です。


アニメ向け復元・アップスケーリング

フィルター 倍率 説明
Anime4K Restore CNN S / M / L / VL / UL 1x アップスケールせず、圧縮劣化・ぼけ・リンギング等を軽減しながらアニメの主線を復元・整えるフィルターです。軽いノイズリダクションと線のシャープ化を同時に行いたい場合に向きます。S → M → L → VL → UL の順に品質が上がりますが負荷も増えます。Anime4K公式では、CNNサイズを1段階上げるごとに処理時間がおおむね倍になる目安が示されています。
Anime4K Restore CNN Soft S / M / L / VL / UL 1x Restoreの穏やかな系列。特にダウンスケール由来のエイリアシングやリンギングを含む素材向けで、通常Restoreより線を強くしすぎにくい方向です。S→ULの関係は通常Restoreと同じです。
Anime4K Upscale CNN x2 S / M / L / VL / UL x2 アニメ向けCNNアップスケーラー。公式では「大きな劣化がない画像を2倍化する」用途として説明されています。Sが最軽量、ULが最高品質・最高負荷です。
Anime4K Upscale Denoise CNN x2 S / M / L / VL / UL x2 2倍アップスケールとノイズ除去を同時に行う系列。圧縮ノイズを含むアニメで使いやすいタイプです。
Anime4K Clamp Highlights 1x 強い処理後に発生しやすいオーバーシュートやリンギングを抑える補助フィルター。Anime4Kチェーンの前段に置く使い方が公式で推奨されています。
Anime4K Thin HQ 1x アニメの線を細く整えるフィルター。太くなった主線を補正したい場合に有効ですが、素材によっては細部まで細くなるため強度調整が必要です。
Anime4K AutoDownscalePre x2 / x4 補助 複数回Anime4K Upscaleを掛ける場合に、必要以上の内部解像度で後段を処理しないための補助フィルターです。単体の画質改善用ではありません。
FSRCNNX x2 8-0-4-1 x2 軽量なCNN系2倍アップスケーラー。速度を優先したFSRCNNX系列です。
FSRCNNX x2 16-0-4-1 x2 8-0-4-1より大きいモデルで、品質を優先する代わりに負荷が上がります。
FSRCNNX x2 8-0-4-1 LineArt x2 線画・2Dアニメ向けに調整されたFSRCNNX。輪郭や主線を重視したい素材向けです。
AniSD ArtCNN C4F32 i4 x2 SDアニメ向けに学習されたArtCNN系アップスケーラー。ArtCNNのC4F32はリアルタイム用途を意識した軽量CNN構成で、NeoではSDアニメの復元・2倍化用途に搭載しています。
W2xEX AnimeVideo Mini x2 x2 2Dアニメ向けの軽量2倍AI系GLSLアップスケーラー。NeoではSDアニメ用プリセットにも採用されています。
RAVU Lite r2 / r3 / r4 x2 RAVU(Rapid and Accurate Video Upscaling)の軽量版。輝度を中心に処理し、上流では通常RAVUより高速かつシャープな系列として説明されています。r2→r3→r4で参照範囲が広くなり、一般に負荷も増えます。
RAVU RGB r2 / r3 / r4 x2 RGB合成後の映像を処理するRAVU系列。Liteより色を含めた画像全体を扱います。r2 / r3 / r4は内部のradius違いです。

Anime4KのS~ULについて

Anime4K公式の目安:

S → M → L → VL → UL
軽い                    重い
高速                    高品質

単純にULを選べば常に最良という意味ではありません。高解像度入力では後段フィルターの計算量も大幅に増えるため、リアルタイム再生ではS~Lの方が実用的な場合があります。


ノイズ除去・映像復元

フィルター 倍率 説明
FSRCNNX x1 16-0-4-1 distort 1x 解像度を変えず、distortion学習を利用して圧縮由来の乱れやノイズを軽減するCNN系復元フィルター。
FSRCNNX x1 16-0-4-1 anime_distort 1x 上記のアニメ向け版。アニメの線を保ちながら圧縮ノイズや細かな乱れを抑える用途に向きます。
NLMeans 1x Non-Local Means方式の高品質ノイズ除去。似たパターンを画像内から探して平均化するため、細かなランダムノイズに有効ですが、設定を強くすると細部が失われる場合があります。

Deband(バンディング除去)

フィルター 倍率 説明
NeoDeband 1x Neo向けの軽量Deband。空やグラデーション等の色段差を滑らかにしつつ、輪郭をできるだけ保護する設計です。
NeoDeband Strong 1x NeoDebandを強めにした設定。目立つバンディング向けですが、細かな階調やテクスチャを平滑化しすぎないよう注意してください。
hdeband 1x ソース側のバンディングを軽減する汎用Deband。
neo_f3kdb_luma RT 1x f3kdb系の考え方を使った輝度中心のDeband。色への影響を抑えたい場合に向きます。
neo_f3kdb_rgb RT 1x RGB全体へ作用するf3kdb系Deband。色バンディングを含めて処理したい場合に向きます。

シャープ・線補正

フィルター 倍率 説明
FineSharp RT 1x 細部を強調するシャープ系。強い輪郭線を作りすぎず細かな鮮鋭感を追加したい場合に使います。
Adaptive Sharpen 1x ぼけたエッジを中心に自適応でシャープ化。一般的なシャープ処理よりノイズ・リンギング・縞を増やしにくいことを特徴としています。
aWarpSharp2 RT 1x エッジを検出して線を細く締めるWarpSharp系。アニメの太い線や甘い輪郭の補正に使えます。
aWarpSharp3 RT 1x aWarpSharp系の別実装。Neoではアニメ向けプリセットでも使用され、主線をより締めたい場合に利用できます。
kvarpline RT 1x 線・エッジの形状を補正するWarp系フィルター。強く掛けると形状変化が目立つため控えめな使用を推奨します。
GEGL Unsharp Mask RT 1x 一般的なアンシャープマスク。半径・量・しきい値で輪郭強調を調整できます。
Sharpen Complex V2 RT 1x より複合的なシャープ処理。単純なアンシャープより細かく鮮鋭感を調整したい場合向けです。

アンチエイリアス

フィルター 倍率 説明
AXAA 1x FXAA系の高速な後処理アンチエイリアス。ジャギーを軽くしたい場合向けです。
FAAA RT 1x Fast Adaptive Anti-Aliasing系の後処理AA。輪郭のギザギザを滑らかにします。
DLAA RT 1x エッジ輝度を検出して処理する後処理AA。名称はNVIDIA DLAAとは別のGLSLフィルターです。
Intel CMAA2 Lite 1x Conservative Morphological Anti-Aliasing 2系の軽量版。比較的低負荷でジャギーを抑えます。

リサイズ

Neo版リサイズは 0.25x~4.00x の範囲で倍率を設定できます。

フィルター 特徴
Nearest Neo 最近傍補間。補間せず最も近い画素を使います。ピクセルアートや整数倍率拡大向け。
Bilinear Neo 軽量で滑らかな基本補間。高速ですが、拡大ではややぼけやすいです。
Catmull-Rom Neo Bicubic系のシャープ寄り補間。輪郭を比較的はっきり保ちます。
Mitchell-Netravali Neo シャープさとリンギング抑制のバランスを取ったBicubic系補間。
Spline16 Neo 軽量なSpline補間。滑らかさと鮮鋭感のバランス型。
Spline36 Neo Spline16より高品質寄り。縮小・拡大とも使いやすい汎用リサイザーです。
Lanczos2 Neo Lanczos系のシャープな補間。細部を残しやすい一方、素材によっては軽いリンギングが見える場合があります。

デインターレース

フィルター 倍率 説明
deint_swa 1x 単一フレーム内でコーミングを軽減する軽量GLSLデインターレース。時間方向の複数フレームを使う高品質デインターレーサーとは方式が異なります。

CRT

フィルター 説明
CRT Beam Simulator-Neo Neo標準内蔵の時間方向CRTビームシミュレーター。高HzディスプレイでCRT電子ビームの走査挙動を模擬します。通常のCRT外観シェーダーとは別系統です。詳しくは CRT Beam Simulator-Neo
CRT Geom Neo CRT-Geom系。画面湾曲、ガンマ、走査線、マスク等を組み合わせてCRT画面の外観を再現します。
CRT Geom Neo2 CRT Geom NeoをNeo向けにさらに調整した派生版。暗部の色分離、色密度、コントラスト等を追加調整できます。
GTU v0.50 Neo マスクや強い湾曲より、アナログ信号のぼけ・混色や走査線の再現を重視するCRT/TVシミュレーション。コンポジット接続風の調整も可能です。
CRT Aperture アパーチャーグリル系のCRT表現。走査線、グロー、ガンマ、マスク等を調整できます。
CRT GDV Mini Ultra Trinitron 軽量なTrinitron風CRTシェーダー。ビーム幅、マスク強度、明るさ等を調整できます。
CRT Hyllian Hyllian系CRTシェーダー。ビーム幅・プロファイルや色強度等を細かく調整できます。
CRT Lottes Timothy LottesによるCRTシェーダー系。走査線、マスク、ワープ等を使ったアーケード/CRT風の見た目を作ります。

ピクセルアート

フィルター 倍率 説明
PixelPerfect 自動 入力画素を崩さない整数倍率を優先して拡大し、余った部分を黒帯で埋めるPixel Perfect表示用。
HQx x2 x2 ピクセルアートのエッジ形状を判断して2倍化するHQx系。
HQx x3 x3 HQxの3倍版。
HQx Lite RT x2~x10 ユーザー指定倍率で動作する軽量HQx系。
OmniScale RT 可変 ピクセルアートの線や角を判断しながらターゲットサイズへ拡大するエッジ指向スケーラー。
Pixellate RT 可変 ピクセルアート向けアップサンプリングのほか、設定次第で意図的なピクセル化(モザイク風)にも使えます。

フィルムグレイン

フィルター 説明
Filmgrain ガウス分布ベースのフィルムグレインを追加します。ノイズ除去後の映像へ自然な粒状感を戻したい場合などに使用できます。
Filmgrain Smooth より滑らかにしたグレインパターンを追加する派生版です。

参考・上流プロジェクト

個々のシェーダーのライセンス・由来については、Neo本体の THIRD_PARTY_NOTICES.md も参照してください。

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