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MS_CRMServerRoles

nishi_74322014 edited this page Sep 1, 2026 · 1 revision

CRMのサーバ機能

概要

Dynamics CRM のサーバ機能について説明します。

詳細

役割グループ

役割毎に分けてインストールするのが推奨される。

フル サーバー

  • フロント エンド サーバ
  • バック エンド サーバ
  • 展開管理サーバ

フロントエンド

インターネットに公開されるオンライン処理の機能

  • クライアント・アプリケーション
  • SDK を使用して開発したカスタム・アプリケーション
役割 説明
Web アプリケーション・サーバー クライアントに GUI を提供する。
組織 Web サービス SDK のバックエンドで使用する Web サービス
検出 Web サービス ユーザの組織を検索し URL を返す。
ヘルプ・サービス ヘルプを使用できるようにする。

バックエンド

インターネットに公開されない非同期イベント処理の機能

役割 説明
非同期処理サービス キューに格納された非同期イベント処理
(電子メール広告、ワークフロー、非同期プラグイン、データインポート)
電子メール統合サービス 電子メール・サーバと連携し電子メール送受信
サンドボックス処理サービス カスタムコードを実行できるサンドボックスを提供

展開管理

展開の管理用の機能

役割 説明
展開ツール 展開マネージャMMC)と PowerShell コマンドレット
展開 Web サービス SDK の展開用の Web メソッド(組織やロールの CRUD を行う)
VSS ライターサービス アプリケーション側が提供する VSS 基盤を使用したバックアップ・復元機能

補足(この 3 分割は現在も有効な設計原則): フロントエンド/バックエンド/
展開管理という分け方は、インターネットに晒す面を最小化するための構成である。

  • フロントエンド — 外部からの HTTP 要求を受ける。攻撃対象領域。
  • バックエンド — 非同期処理。外部から直接叩かせない。
  • 展開管理 — 管理操作。さらに限定した経路からのみ。

CRMの高可用性オプション
NLB の対象がフロントエンド系の役割に限られるのも、
この分割があるからである。
現在のクラウド ネイティブな設計でも、
公開エンドポイントとワーカーを分けるという形で同じ考え方が使われている。

Webアプリケーション

  • セキュリティによるアクセス制御

    • オブジェクト
    • データベース
  • ユーザのセキュリティ権限によってクライアントに GUI を提供

    • Web クライアント
    • モバイル・クライアント
  • ワークフロープロセス、カスタムビジネスロジックの実装を遂行。

  • Outlook 用 CRM オフライン DB を CRM に同期する。

移行メモ(正誤): 元ページの「ワークフローブロセス」は
「ワークフロープロセス」の誤記と判断し、修正した。

メールの同期

同期方法

シナリオ

  • CRM で生成された電子メール・メッセージを送信する。
  • メールボックスの追跡を設定したメッセージをコピーする。
  • CRM キュー宛の電子メール・メッセージを受信する。

補足(3 つの同期方法の選び分け): 詳細は各ページに譲るが、要点は次のとおり。

方法 動作場所 特徴
E-Mail Router 専用サーバ 旧来の方式。別サーバの構築・運用が要る
サーバー側同期 CRM サーバ 後継。追加サーバ不要。予定表・タスクも同期
Outlook クライアント 各 PC ユーザの Outlook が起動している間のみ

現在はサーバー側同期が標準で、E-Mail Router は提供終了している。

CRMレポート拡張機能

レポートの作成・使用・スケジュール設定には
SSRSDynamics CRM レポート拡張機能をインストールする。

提供される機能

  • 既定のレポートの提供

  • 認証後に Dynamics CRM から SSRS にデータを渡す。

    • フェッチデータ処理拡張機能
      FetchXML クエリを使用してレポートのデータを取得
    • SQL データ処理拡張機能
      SQL クエリとフィルター ビューを使用してレポート データを取得
  • Kerberos ダブルホップ認証処理の実装が不要に。

  • 展開における組織の作成・インポートで必要になる。

補足(「Kerberos ダブルホップが不要になる」の意味): レポート機能は
ブラウザ → CRM サーバ → SSRSSQL Server
ホップが続くため、素直に組むとユーザの資格情報を
2 段目以降へ引き継ぐ必要がある(= ダブルホップ)。
これには SPN制約付き委任の構成が要り、
設定を誤ると認証エラーの切り分けが難しくなる。
レポート拡張機能は CRM 側で認証を済ませてからデータを渡すため、
この面倒な構成を回避できるというのが利点である。

参考

言語パック

  • インストール時に基本言語を設定する。
  • インストール後の基本言語の変更は不可。
  • 言語パックをインストールすることで国際化(多言語化)対応が可能。

言語パックの使用

  • 言語パックは CRM のインストール後に個別にインストールする。
  • 使用には各組織で言語パックを有効に設定する必要がある。
  • アプリやヘルプの GUI の言語をユーザが切替え可能。

補足(基本言語が変更できないことの影響): 「インストール後の基本言語の
変更は不可」という制約は、後から取り返しがつかない設定の 1 つである。
CRMのインストールと構成
「組織の設定」でも、表示名・データベース名・通貨・
照合順序が同様に変更不可とされている。
設置型の構築では、この「後で変えられない項目」を先に洗い出すことが
手戻りを防ぐうえで重要になる。

参考


Tags: Dynamics CRM

NetDevInfraWiki

マイクロソフト系技術情報 Wiki
Open 棟梁 Wiki

(未着手)

開発基盤部会 Wiki

移行管理: DONETODO

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